コーヒーミルに静電気除去装置をとりつけてみた・・・

静電気除去装置
前々から取り付けたいと思っていたのですが時間がなくで取り付けることが先延ばしになっていました。たまたま今日はやれそうな時間が出来てそんでもって取り付けるアイデアも出たのでやってみました。

ホッパー部分からエアーを吹き込む部分(掃除機で吸引しているのでここからエアーを送ってもミル内部を通ることになる)

エアーの送り込みの部分

電動ダスターをコンプレッサー代わりに使っている。掃除機が動くタイミングでイオナイザーが動くようにしてある。

ちなみに・・・・3キロの注文をひいてみた・・・・

実際に静電気除去装置を動かしてチャフを吸引させると静電気がないので綺麗に吸引されるのが分かります。

スピードコントローラーを使って掃除機とエアーダスターの回転数を抑えるようにしています。
(掃除機もエアーダスターパワーがありすぎるのでパワーを抑えるために使っています)

この掃除機の制御回路オムロンのZENというプログラムリレーが大活躍しています。

静電気除去装置の下にあるのが豆がホッパーに入っていることを判定しているリミットスイッチ
これにより豆がなくなると勝手に止めることが出来る。ちなみに・・・10秒以内に豆を投入すると勝手にみるが動く機能もある。何種類かの豆を必時には結構便利。

新配信PC

こんにちは。。

昨夜のCoffee Pro TVより新しいPCで配信しております。

まだまだ、完全復活とまではいきませんが、解像度もFHDで配信するようになりました!

で、組み立てたPCは、こちら。

ミニPCにして、焙煎室でも店舗カウンターでもすべてを移動式テーブルで移動させ、配信できるようにしました。

移動式のテーブルも寸法を測り、頑丈で小回りがきくものを選んだつもりですが・・・
丈夫でなくてももう少し小さい物で良かったかな~??とか色々と欲が出てくるものです。。

今回のPCで最も大変だったのは、メモリー増設と外付けGPU。。

外付けGPUはOCulinkでPCと接続すれば、簡単に動くと思っていましたが、中々、認識しなかったり。。。

メモリーも最大まで増設しておこうと思い、増設を自分ですることに。。
スロットに取り付ければ認識してくれると思っていたら、Windowsが起動しなかったり・・・
※結局は、メモリー2枚の内、1枚が初期不良で壊れていただけなんですが・・・

と今回も色々とあって苦労した部分はありましたが、大変、勉強になりました!

まだまだ同時配信ができていない状態ですので、これから改善していきます。。

後から「あーだ、こーだ」と色々欲が出てきますが、1つ確実な事は「リソースは完全にPowerUP」しているということ。

今後、配信遅延(グルグル配信停止状態)などの問題が起きた場合、PCではなく別のところに問題があると言えるくらいPowerUPしてます!

珈琲遊戯「ろぶれんど」、最後の1個!!

こんばんは。。

お陰様で、珈琲遊戯「ろぶれんど」がラスト1個となりました!

こちらもMCR(時間差投入焙煎)で仕上げており・・・
更に、高級ロブスタNaturalとグアテマラ・インヘルト農園モカの絶対在り得ない共演です。

お試し下さいませ。

クイックドリップを実験する 4

リブの影響はどの程度現れるのか
ドリッパーにそれぞれにリブが用意されています。
そのリブというのは単なるデザインではなく抽出に大きく影響するのです。 
特に1から2杯程度の少量ではこのリブが大きく影響するのです。
ドリップでは、ドリッパー内の水位が大きければ大きいほどろ過能力が上がります。
簡単に言うと早くなるということです。
松屋式の金枠でいうと1杯を抽出するときと20杯を抽出するときでお湯の太さがまったく違ってきます。
20杯の方が水圧がかかるのでひたひた状態にするのに多めにお湯をかけねばならなくなるのです。
大量出しの場合は、水圧の比重が大きいのです。

しかし、少量出しではリブによる表面張力による吸い出し効果の影響が大きく表れ始めるのです。

特にこのクイックドリップのように薄いフィルターではリブの吸い出し効果が大きく影響すると思います。V60の吸出し効果の大きさはV60のさっぱりとした抽出に特徴として現れます。
この特性を利用した抽出法を見つけることが重要だと思います。

V60を使った実験装置

リブなしの状態の実験装置

春のMCR3

春飲で話題となった珈琲遊戯のMCR(時間差投入焙煎)!

只今、珈琲遊戯ではMCRの珈琲が充実してます。 是非、お試し下さいませ。

ドリッパーのリブはどの程度の効果があるのか

ドリップという抽出法では珈琲層の厚さによる水圧とリブの部分にかかる表面張力の二つによって濾過が行われている訳ですが圧倒的に強い力は珈琲層の厚さによる水圧なのです。
ぼくの感覚ではリブの引っ張りなんかは大したことはないと思っていました。
これはぼくが抽出する杯数が5杯とか20杯とかとにかく珈琲の層が厚い状態で抽出することが多いからなのです。今のスペシャリティーの人たちは20gぐらいの抽出が主流となっているのでその状態では珈琲層の厚さによる水圧がどう考えても弱い訳なんです。そうなるとリブの影響も比重として大きくなってくるわけです。ですからリブの影響も加味せねばならないと思うのです。

ハリオV60・・・・・・・・・ 蒸らし 30秒・20g 250cc ・・・150cc…19s ・・・200cc…40s ・2.4cc/s
河野ドリッパー ・・・・・・ 蒸らし 30秒・20g 250cc ・・・150cc…21s ・・・200cc…40s・ 2.6cc/s
フレームドリッパー・・・ ・蒸らし 30秒・20g 250cc・・・ 150cc…23s ・・・200cc…61s ・1.3cc/s
リブなし・・・・・・・・・ 蒸らし 30秒・20g 250cc ・・・150cc…33s・・・ 200cc…109s ・0.65cc/s

・・・・・・・・・・・0-150cc ・・・150-200cc
ハリオV60・・・ ・・・7.89cc/s・・・ 2.4cc/s
河野ドリッパー ・・・ ・7.14cc/s ・・・2.6cc/s
フレームドリッパー・・ 6.52cc/s ・・・1.3cc/s
リブなし・・・・・・・ 4.54cc/s・・・ 0.65cc/s

実際にリブなしの数値が水圧による濾過だけと仮定してその分を差っ引くと・・・・
リブの効果となります

・・・・・・・・・・0-150cc ・・・150-200cc
ハリオV60・・・・ ・3.35cc/s ・・・1.75cc/s
河野ドリッパー ・・ ・2.60cc/s・・・1.95cc/s
フレームドリッパー・ 1.98cc/s・・・ 0.65cc/s

この表から言えることはハリオのV60は水位が高い時(0-150cc)の時にリブの影響が高く水位が低くなった時(150-200cc)では河野もハリオもリブの影響があまり変わらないという感じになります。
ついてに言うとフレームドリッパーに関してはリブの効果が全くない訳ではないけれども他と比べると弱い感じがします。

ハリオのV60を使う時はある程度粉を細かくして水位の上げ下げをコントロールしやすくするとリブの効果を最大限に利用できる抽出が可能になる気がします。