ミルクコーヒープリン(ゼリー?)

前回のブログでも書いた通り、ミルクブリューで作ったコーヒー牛乳で、プリンを作ってみました。

プリンとは言っても、黄色くならないように卵白だけを使って作るような本格的なものではなく、ゼラチンで固めるだけのいわゆるミルクコーヒーゼリーです。
とは言え、いかにもゼリーと言う感じにしたく無いので、固まるか固まらないかのギリギリを攻めてみました。
ゼラチンは全体の1%ほどになるように、今回は500mlのミルクコーヒーと5gのゼラチンを使います。
甘みはきび砂糖を40g使いましたが、特にこだわりは無いのでどんな砂糖を使っていただいても構わないです。
砂糖と練乳を使うと美味しいと書いてあるレシピもありましたので、試してみても良いでしょう。
もちろん無糖でも良いと思います。

では、早速5gのゼラチンを50mlのミルクコーヒーでふやかします。(この時、ゼラチンを液体に振りかけるように入れると玉になりにくいです。)

5〜10分ほどふやかしたら、電子レンジで適当に温めてよく混ぜます。(温め過ぎてしまうと、固まりにくくなったり、ゼラチンの臭みが出てしまったりするので注意してください。)

ゼラチンが溶けたら残りのミルクコーヒーと合わせて、よく混ぜた後カップに注ぎ入れます。(溶け残りが気になる方は一度濾してください。)

3〜5時間ほど冷蔵庫でしっかり固めたら完成です。

と、言う事で実食!


ちょっとトロトロ過ぎましたかね?
とは言え、とても美味しかったです。
ミルクブリューなので、コーヒーがとても優しく抽出されていて、予想以上の出来栄えでした。

今回、制作途中の写真などを撮り忘れてしまいましたが、簡単ですし火も使わないので、気になった方は是非作ってみてくださいませ!

相変わらずミルクブリューです。

前回のミルクブリューが僕には少し濃く感じたので、全体の1/4ほどの水を追加したら、ちょうど良くなりました。
結局、濃く感じたら水を足せば良いし、苦く感じたなら砂糖を足せば良いかと思います。

とにかく楽なのが良いですよね。

と言う事で、「500mlの牛乳パックに25gのコーヒーパックを、ただ入れるだけ」で試してみたのですが、こちらも十分美味しくいただけました。

コーヒー豆は20gでも良いかもしれません。

そして、牛乳だと濃く感じたので、低脂肪乳(加工乳)でも作ってみましたが、こちらもまた十分美味しくいただけました。


特濃牛乳だとどんな感じなのかなぁ…と、色々試したくもなるのですが、次回はこのミルクブリューで作ったコーヒー牛乳を使って「コーヒー牛乳プリン」を作ってみようかなぁと思います。

【今回のレシピ】
コーヒー豆・・・25g(愛すクリーム・エスプレッソ)
牛乳パック・・・500ml(一本)
お茶パック・・・一つ
甘さはオリゴ糖でつけております。(一本購入しておくと、色々使えて便利です!)

とにかく暑さに負けず、楽しいコーヒーライフを送って下さいませ!

相変わらず暑いですね…

エスプレッソブレンドを発売したすぐに、こんなことを描くのも何なんですが、暑すぎてエスプレッソマシンのスイッチを入れることをためらってしまいますね…。
なんせ高温のマシンを部屋に置いているということは、夏に暖房を入れているようなものですから、躊躇するのも致し方なしなのです。

そんなわけで今回はミルクブリュー(Milk Brew)、牛乳出しコーヒーのお話です。

「もう知ってるよ!」と言う人ばかりでしょうから、詳しくは言いませんが、水出しコーヒーの牛乳版ですね。
前日に仕込んで、次の日に飲む。朝に仕込んで、夜に飲む。そんな感じで「今すぐじゃなくてもいいから、コーヒー飲みたいな」「暑すぎて、お湯を用意するのが嫌だな…」と言う方にお勧めです。
粉にしたコーヒー豆をお茶パックに入れ、蒸らしもせず、牛乳を注いで、ただどぶ漬けしたら、ひたすら放置でOKです。


ちなみに生クリームなどにコーヒーの風味を移したいという場合は、お湯で蒸らしをした方が良いと言われますが、牛乳の場合は水分を多く含んでいるので、蒸らさなくても十分コーヒーが抽出されます。
ただ少しでも早く飲みたいという方は、少量のお湯で、お茶パックに入れたコーヒー粉を蒸らしておくと良いでしょう。

大体放置時間は8~10時間で、蒸らしをした場合は4~6時間で十分だと思います。
1日放置してしまったとしても、特に嫌な味は出にくいと思いますし、苦く感じたらお好みで牛乳を足すか、砂糖を少量入れていただければよいかと思います。

今回の画像では、コーヒー豆(愛すクリーム・エスプレッソを使用)50gを荒めに挽き、お茶パックに30gと20gに分けて入れ、牛乳1ℓ弱を注いで10時間ほど放置しました。
画像を見ていただければわかるかと思いますが、十分にコーヒーが抽出されております。
味の方もしっかりとしたコーヒー感が牛乳に抽出されていて、個人的には、ラテアートを練習した時のカフェラテを、冷やして飲んでいるような印象でしたが、それよりももっと飲みやすかったです。

これから夏本番、お湯を使うのはちょっと嫌だなぁと言う方は、ミルクブリューにも挑戦してみて下さいませ。


【今回のレシピ】
・コーヒー豆(愛すクリーム・エスプレッソを使用)・・・50g
・お茶パック 大・・・2個
・牛乳・・・1ℓ
 
 好みの細かさで挽いたコーヒー豆をお茶パックに入れ、牛乳を注いだら8時間~1日放置。
 好みの濃さになったらコーヒー豆を取り出して、よく混ぜたら完成!

※ちなみに、豆の焙煎度合いによっても好みによっても、豆の量は変更してください。
コーヒー牛乳を好む人は、それほどコーヒー感が強くなくても良いでしょうから、コーヒー豆35gぐらいでも良いかと思います。
もちろん、お茶パックに入れたコーヒー粉をそのまま牛乳パックに入れても同じことですので、出来る手抜きはどんどんして下さい。

以上、今更感のあるミルクブリューのお話でした。
ただいま発売中の「愛すクリーム・エスプレッソ」もよろしくお願いいたします。

「愛す・クリーム エスプレッソ」販売開始です!

coffee boxx Pitsプロデュースのエスプレッソブレンド第2弾がついに発売されました。
ありがとうございます!

今回のブレンドは、前回のブログにも書いた通り「アイスクリームに合う」をテーマに作っております。
アイスクリームに合う、という事で気をつけた点は、

・アイスクリームに負けないコーヒー感がある。
・アイスクリームの甘さをより際立たさせる、程よい苦味と酸味がある。
・コーヒーが主張しすぎないよう、突出した個性を持たせない。
・なにはともあれ、飲みやすい。

まぁ、結局良くわからなかったので、とにかくブレンドを作って、飲みまくる。
アイスクリームにかけて、食べまくる。
そんな日々を過ごしました。

52歳のおじさんですから、当然そんな事をしていると体調を崩します。
1週間ほど休んで、回復したらまた試飲、試食の日々…。

ただ一つ困ったことに、5年ぶりくらいにアイスクリームを食べたので、何を食べても美味しいのです。
どのブレンドで試してみてもそれなりに美味しくて、それなりの良さがあります。
なかなか決められなくて、結局こんな時期になってしまいました。

そんなこんなで僕的には紆余曲折ありましたが、今回のブレンドを無事に発売させていただくこととなりました。
まだまだ夏には間に合いますので、エスプレッソでもドリップでもアイスクリームや生クリームと合わせて飲んでみて欲しいです!

いわゆる「お腹を痛めて産んだ子」ですので、よろしくお願いいたします。

coffee boxx Pits第2弾「愛すクリーム・エスプレッソ」、新登場!

こんばんは。。

coffee boxx Pitsより新作エスプレッソブレンドが登場です!

第2弾は、その名も「愛すクリーム・エスプレッソ」。。

「アフォガート専用エスプレッソ」を作るというところから始まったブレンド作りですから、
ミルクやバニラアイスとの相性は抜群です!

「エスプレッソと言えば、これだよね~!」という声が聞こえてきそうな、
王道のエスプレッソをお楽しみくださいませ。

「愛・スクリーム・エスプレッソ」あるいは、「愛す・クリーム・エスプレッソ」

Coffee Boxx Pitsプロデュース?によるエスプレッソブレンド第二弾は、アイスクリームに合うブレンドクリームに合うブレンドを狙って作らせていただきました。
と言うのも、夏に向けてアイスアメリカーノにおススメのブレンドを作ろうかと思ったのですが、僕のおススメはやはり「スムーズ・エスプレッソ」なのです。
ゴクゴク飲める、非常に飲みやすいブレンドだと自負しておりますので、エスプレッソでもドリップでもどんな抽出方法でも、ホットでもアイスでもおすすめなのです。

そんなわけで、スムーズ・エスプレッソとは少し違う、でも飲みやすいエスプレッソを、クリームとの相性を意識しながら作らせていただきました。

ベースは深煎りのモカ。
そしてクリームに負けないコーヒー感を求めて深煎りのマンデリン。
今回は深煎りを70%使用させていただいたので、「エスプレッソにはやっぱり深煎り豆を使わないと…」と言う方にも受け入れていただけるのではないかと思います。

残った30%はコロンビアとキリマンジャロの中煎り豆。
実はこのキリマンジャロが最後まで決められず、いろいろと悩んでしまいました。
どの豆を使ったとしてもそれなりに美味しく、それなりに捨てがたい良さがあるのです。
最後はアイスクリームとの相性、生クリームとの相性で決めたのですが、結局最後は僕の主観で決めております。

エスプレッソ単体でも飲みやすいと思いますので、ぜひお試しくださいませ。

ちなみに今回エスプレッソとの相性を見させていただいたのはこちらのアイスで、アイスクリームラクトアイスのどちらもおいしかったです。
以外にも「爽」との相性が良かったことに驚いたことを、ここに記しておきます。

簡単ではありますが、以上がエスプレッソブレンド第二弾の概要となります。
販売時期、販売価格に関しては追ってご報告させていただきますのでご了承くださいませ。
なにぶんまだ名づけに悩んでいる次第ですので…。


長らくブログを放置していてすいません!

お久しぶりです、Coffee Boxx Pitsの長野です。
皆様、覚えて頂けていますでしょうか?

前回の更新がエスプレッソセミナーの前でしたので、2か月近くブログを更新出来ておりませんでした。
まことに申し訳ございません。

セミナーの内容は僕が一方的にしゃべり散らかすだけで、あまり良い内容とは言えず、もっと良いやり方があったはずだと反省いたしました。
とは言え、伝えたいことは色々と伝えられたので、個人的には満足しております。
いわゆる自己満足と言うやつです。
今更ではありますが、セミナーに来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。

そんなこんなで、セミナーにて長年伝えたかったことをこれでもか!っというほど自己中心的に伝えまくったまでは良かったのですが、家に帰ってきてエスプレッソマシンを設置し直し、掃除の至らなかった部分をやり直して…とひと段落ついたところで、プツンっと僕自身の電源が落ちたように体がだるくなり、何も手につかず、そこから寝込むことが多くなっていきました。

そんな状態のままゴールデンウィークを迎え、少しずつ体調も戻ってきて、何とか以前と同じようには体も動くようになってきたのですが、なんだかんだとウダウダしながら、ブログの更新が今日になってしまいました。
もともと文章を書くのが得意と言うわけでもないので、無理をせず等身大で書かせていただきますので、これからもよろしくお願いいたします。

と言うことで、身体も動くようになりましたので、ちょっと出遅れ感はございますが僕からも夏に向けたアイスコーヒー用のエスプレッソブレンドを提案させていただくこととなりました。
ただ、アイスコーヒー用のエスプレッソブレンドって聞いても、特に特別感ってないですよね?
僕としては『スムーズエスプレッソ』をアイスアメリカーノ出飲んでいただければ、苦みも酸味もほど良く飲みやすいアイスコーヒーになると思っていますし、そちらを推していきたいのです!

ではでは、夏に向けて僕からどんなエスプレッソブレンドを提案させていただくかと言うと…ずばり、
「アイスクリームに合うエスプレッソブレンド」
です!

この続きは長くなってしまいそうなので詳細はまた明日?とさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

珈琲を愉しむ、2025

先日、JR名古屋タカシマヤで行われていた催事「開店25周年記念 珈琲を愉しむ」に伺ってまいりました。
各地から人気カフェ・喫茶店が集うと言うことで「何か良いお話が聞けないかなぁ?」と下心ありありでの来名です。
久しぶりの満員電車、人混みに動悸を覚えつつ、やっとのことで会場に到着。
5年ぶりに、こういった活気のある場所に来たと言うこともあり、緊張で足がすくみましたね…w

さてさて、こういう時は知り合いを探すのが一番!
とは言え、さすがに知らない人ばかり…、やっぱそうですよね。
と言うわけで今回の唯一の目的である北海道・札幌の『STANDARD COFFEE LAB.』さんのブースへ。
こちらのオーナーの大磯さんのおかげで、旭屋出版さんとの縁が出来、僕の本を出版させていただけることとなったのです。
僕の大恩人です。

とにかくまずはご挨拶。
生存報告と近況報告をしてカフェラテを注文。
元ラテアート世界チャンピオンの腕前はまだまだ健在でした。
非常に忙しそうでしたので、そそくさと喫茶コーナーへ。
たいへん美味しゅうございました。ありがとうございます。

そしてそして、他のブースを回ってはみるものの、最近のコーヒーはやっぱり浅煎りが主流のようです。
僕は酸味を感じられる珈琲は好きなのですが、それは浅煎りでの酸味ではなく、ナチュラル精製で感じられる酸味?熟した事により感じる酸味なのです。
さらに煎り加減は中煎りが好き
どうにも心がひかれるコーヒーには出会えません。

と言うことで、試飲ばかりしている迷惑な客でした。いやはや本当に申し訳ないです…。

そんなこんなでもう帰ろうかなぁと思っていたら、僕がカフェの学校で授業アシスタントをしていたころの先生を、ボンタイン珈琲のブースで見つけましたので、色々と疑問を聞いていただき、そして解消してまいりました。
その内容につきましては4月12日のエスプレッソ講習にて話させていただこうかと思います。

恩人にも会え、有益な情報も聞けて、美味しいラテもいただけたとても有意義な一日でした。
4月12日のエスプレッソ講習も、来ていただける方たちに満足していただけるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。

とは言え、僕にとっては久しぶりの講習ですのでなにとぞお手柔らかにw

僕が松屋式を好きな理由⑤

僕が松屋式を好きな理由、今回で一応の最期を迎えます。
更新が少し開いてしまった理由は、「ちょっと難しく考えすぎてしまっていた。」からでした。

松屋式とエスプレッソには共通点があって、松屋式を学ぶとエスプレッソが理解しやすい。

と言っておりましたが、前回のブログでも書いたように普通のドリップとももちろん共通点があり、エスプレッソをそれほど難しく考える必要はないのです。

では、エスプレッソと松屋式の共通点なのですが…
まず先にこちらの画像を見てください。


エスプレッソの注湯はシャワーヘッドと呼ばれるところから行われます。
コーヒーの粉全体に一定の圧力でお湯が注がれます。

松屋式の注湯は円を描くように粉全体、お湯がひたひたになったらコーヒー層の厚いところを主にしながら、一定の圧力でお湯を注ぎます。

この時の共通点は、
・コーヒーの粉を動かさない。
・注湯は一定の圧力で行われる。
・水は上から下へ流れる。

の3点です。
たった3つと思ったかもしれませんが、その3つがとても重要です。

粉を動かさないでドリップする…、僕には松屋式はとても衝撃的でした。普通のドリップと全然違う!粉を動かさないと言うことは、濾過槽を動かさないということです。圧倒的に理解しやすいです。

・一定の圧力で注湯する…、松屋式ではケトルを回すときに手首は使いません。手首を使ってケトルを回すと、注ぎ口が上下して、注がれるお湯の圧力が微妙に変わってしまいます。なのでケトルの注ぎ口の高さを変えず、手首を固定し肩と肘を使って一定の高さをキープしながら一定の圧力でもってお湯を注ぎます。
一方、エスプレッソでは9気圧の強さでお湯を注ぎいれます。

・水は上から下へ流れる…、透過法を行う上で、考える上で、とても分かりやすいです。原理原則だと思っております。

以上の3つでもしびれるほどの共通点ですがw、後2つ共通点が御座います。
・美味しい成分だけを抽出する。
・そのまま飲んでも、好みの濃さにお湯で割って飲んでもおいしい。

今回5つの共通点を上げさせていただきましたが、もっともっとあるかもしれません。

ここで浸透圧をもう一度、簡単に説明すると…、
(※下の画像の右側は、焙煎後のコーヒー豆の内部を顕微鏡で見た画像です。この状態の豆を細かく挽いてセットしたものが左側の画像のコーヒーの層になります。)



浸透圧とは中和する作用であり、抽出前半では、注がれたお湯はコーヒーの層を通りながら、コーヒーの成分が解けた液体と徐々に徐々に中和を繰り返し、濾過槽を通り抜け、濃いコーヒーになっていきます。
抽出後半では、コーヒーの成分も薄くなり、いわゆる出がらし状態なので、コーヒーの代わりに美味しくない成分(雑味・えぐみ)などが抽出されてしまいます。
その美味しくない成分をコーヒーに入れないようにするのが松屋式とエスプレッソのとても分かりやすい共通点となります。
どこで抽出を止めるのか?がわかりやすいのもありがたい共通点ですね。
※僕がエスプレッソで気を付けている抽出を止めるタイミングについては、またの機会にでも書かせていただきます。

ちょっとたどたどしい説明になってしまいましたが、伝わりましたでしょうか?
僕が松屋式を好きな理由。
普通のドリップだけをしていたら、エスプレッソをとても難しくとらえてしまって、苦手になっていたかもしれません。
エスプレッソの味はもちろんなのですが、こう言った共通点からの理解の落とし込みにより、エスプレッソの沼にはまったと言っても過言ではないでしょう。

で、そんな僕ですがサイフォン式のコーヒーも大好きです。
こちらは飲む専門ですが…。

ではでは、長くなりましたがこのシリーズはこれでおしまいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

僕が松屋式を好きな理由④

このシリーズ、もう少し続きます。お付き合いくださいませ。

と、その前に3月30日の「Smooth Espresso実演販売」にご来店いただいた皆様ありがとうございました。
また、ネットでお買い上げいただいている皆様にも同様に感謝いたします。
久しぶり(約5年ぶり)にお客様の目の前でコーヒーを淹れて提供させていただきました。
実際にお店に立ち、コーヒーを淹れている最中は無我夢中と言いますか、夢見心地と言いますか、非常にハイな状態でして、とても楽しくやらせていただけました。
デザインカプチーノもほぼ練習しないで描かせていただきましたが、腕は錆びていなかったです。(自己評価高めですw)
中川さん、長屋さん、このような貴重な機会を作っていただき、本当にありがとうございます。

本当に楽しく作業させていただいて、疲れなど全く感じていなかったのですが、次の日の朝起きてみると、体がだるくて頭も少し痛い、食欲もないし、コーヒーも飲みたくない…。
カラ元気を出して散歩に出かけるも、途中で息苦しくなり膝をついて休憩をするという体たらく。
しょうがないのでのんびりと休んだ後、午後からエスプレッソマシンを車から降ろし、いつもの物置部屋にセットしました。
え~、ちなみに僕は今「おうちバリスタ」などという良いものではなく、「物置バリスタ」ですw

何とか元気になってブログを書いていますが、報告が遅くなってしまい申し訳ございません。
まだまだくたばりませんので、よろしくお願いいたします。

ではでは、実演販売の報告のみで終わってしまいそうなので、僕が松屋式を好きな理由④も少し書いておきます。

ドリップの手順のようなものを書かせていただいたので、ここで簡単にエスプレッソの手順についても触れておきますね。
ものすごく簡単に描きますので、細かく知りたくなった方は、ネットの世界や文献をいろいろと調べてみてくださいませ。

簡単に説明すると、ポルタフィルターと呼ばれるものに、バスケットをはめて使います。
そのバスケットにコーヒーの粉を入れて抽出するのですが、なんかよくわからない作業をしてますよね?
なので、4月1日のエイプリルフールに甘えて、大胆な解説をしてしまいます。
題して「僕が考えるエスプレッソとドリップの共通点」です。

①の粉を入れるはそのままです。ドリップでもペーパーフィルターに粉を淹れますよね。
②のレベリングですが、これは普通のドリップをするとき、粉を平らにすると思いますが、それと一緒だと思ってください。
③のタンピングですが、この作業で蒸らしの調節をしていると考えてください。タンピングの力が弱いといわゆるドリップでの蒸らし時間が短くなり、タンピングの力が強いと蒸らし時間が長くなる、そのようなイメージでとらえていただければ理解しやすいと思います。
適正なタンピングは約20kgの力で水平に押すことと言われていますが、これはドリップでの蒸らしが約30秒ほどと言われているのと同じようなものだと思ってください。(偉大なる先人たちの膨大なトライ&エラーの中で導き出された、素晴らしい数字です。安易に否定して悦に入るのは野暮と言うものですw)

通常エスプレッソマシンでは9気圧(私たちが生活の中で感じているのは1気圧)の力でお湯が出てくるので、そのお湯の勢いに合わせた適正な粉の細かさ、粉量と抽出量を導き出さなければいけないので難しいのですが、それは言ってしまえばドリップでも同じことですよね。

そんな感じでエスプレッソもドリップも実は考え方は一緒です。
凄く大胆なことを言っている自覚はありますが、エイプリルフールなので許してください。

そんなこんなで今回はここまでです。
まだまだこのシリーズは続けますのでお付き合いくださいませ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。