DFR環「エチオピア・ハンベラN Dark」、完売御礼!

こんばんは。。

お陰様で、DFR環「エチオピア・ハンベラN Dark」が完売となりました。誠に有難うございます!

DFR環は、この年末年始にかけて、新作珈琲を作っていきます。
申し訳ございませんが、暫くお待ちくださいませ。


フレーバー「御年賀Classic 300g」完売御礼&御年賀Classic 600g、3セット!

こんばんは。。

お陰様で、フレーバー「御年賀Classic 300g」が完売となりました。

また、「御年賀Classic 600g」も残すところ、3セットとなりました。誠に有難うございます!

ご興味のある方、ご注文はお早めに!


フレーバー「御年賀Classic 300g」、最後の1個!

こんにちは。。

フレーバー「御年賀Classic」ですが・・・

朝から沢山の方にお求め頂き、お陰様で、300gのセットがラスト1個となりました。
600gも4セットを残すのみとなります。

誠に有難うございます!

明日12/29(月)迄のご注文は、年内発送出来ます。是非、午い珈琲始めにご利用くださいませ。


フレーバー「御年賀Classic」、残り僅かです!

こんにちは。。

お陰様で、フレーバーの「御年賀Classic」が大変、ご好評頂いておりまして、在庫が少なくなってきました。

年始の手土産として、お薦めです!2025年の営業も明日12/29(月)迄です。
ご興味のある方、ご注文はお早めに。


DFR環「エチオピア・ハンベラN Dark」、最後の1個!

こんにちは。。

お陰様で、DFR環「ウガンダ・ルウェンゾリ・ドンキーN」及び「二周年記念特別企画 着香」が完売となりました。

そして、DFR環「エチオピア・ハンベラN Dark」も残すところ、ラスト1個となります。
誠に有難うございます!

DFR環の棚は、大分、寂しくなってきました。


年末年始にお薦めの珈琲

こんにちは。。

年末年始にお薦めの珈琲を特集しました!まだまだ、年内配送出来ます。。


本日12/27(土)、今年最後のスタンプ2倍Day!

急に冷え込んで、年末ムードが高まったような気がしています。

本日12/27(土)、今年最後のスタンプ2倍Dayです!

御年賀Classicもスタンプ2倍です‼

水曜、木曜と雨のため、焙煎が出来なかったため、少しコジェールを焼き、在庫も少しございます。

皆様のご来店、心よりお待ちしております!


Merry Christmas!

こんばんは。。

今年は西尾では雨のクリスマスでした。皆さんのところにサンタは到着したでしょうか?

ということで、ツリーを乾かしたいので、時期外れになってしまいますが、
明日12/26(金)まで店頭に飾っておくことにしました。

Merry Christmas!

コーヒー屋雑記帳

写真解説
A… 三日前に抽出。松屋式の入れたもの
B… 三日前に抽出。コーヒーメーカーで入れたもの
C… 二時間前に抽出。松屋式の入れたもの
D… 二時間前に抽出。コーヒーメーカーで入れたもの
備考:コーヒー豆はキリマンジャロを使用

コーヒーを研究し始めて18年。
コーヒー屋になって10年。商売は、下手だけど楽しくやってこれました。
いろいろな人との雑談の中でいろいろなアイデアをもらいました。
いろいろなことを考える機会を与えてもらいました。
そんなこんなをてきとーに書こうと思います。いわゆる日記のようなネタ帳のようなもの。
もっというと内輪ネタみたいなものだったりして。

排気検査機能付きスプーンはすごい!
うちの店では、外気温が室内で判るようになっています。 これは、煙突の性能が外気温に依存するからです。 (排気温と外気温の温度差が煙突の性能を決める)
これは、昔から知っていた知識なんですけど実際に目の当たりにしたことはなかったんです。 ところが今日焙煎をしていてそれをしっかりと理解できることがありました。
焙煎終了間際では排気検査機能付きスプーンの先端からほんの少し煙がでてくる状態で 焙煎していたんですが、気温が5度をきってくると今まででていた煙が完全にとまったのです。 このごろの気温が10度ぐらいでしたから、この5度の外気温低下で煙がとまったのです。
たったそれだけのことですが、いい勉強になった一日でした。ちなみに、風が強くても煙突の 効率はあがります。

まだまだひょっこ!
久しぶりに焙煎機の改造をおこないました。 このごろ焙煎に対してマンネリ化していたのを実感しました。 自分の使っている焙煎機のことは何でも熟知していると思っていましたが、 今回改造して、実際に焙煎してみたらぜんぜん違うんです。 じぶんでは、いろいろ実験してきたつもりでしたが、まだまだコーヒーのことを なーーんも判っていなかったようです。
珈琲屋とはコーヒーを知っている人ではなくてコーヒーを知りたがっている 人でなければならないと感じました。

もう、この仕事で十年やってきましたが、 まだまだひよっこです。
ちなみに、今回の改造は、焙煎機の排気についてのページに書いた 排気検査機能付きスプーンです。よければ、みてください。

大人のコーヒーをつくろう
健康のためにカフェインレスのコーヒーがあるのならば、眠気覚ましのために カフェインアップのコーヒーがあってもいいんではないかと思って試しにつくることにしました。
つくり方はめちゃくちゃ簡単です。カフェイン1gを50ccの水でといてスプレー 容器に入れます。(ちなみに、お湯にすると10倍以上溶けるようになります)
焙煎が終了して冷却器にコーヒーがはいっている(コーヒー豆はまだ熱い)状態でカフェインの水溶液をコーヒー豆にスプレーします。コーヒー豆は、カフェインの溶けた水溶液を吸着しながら 冷やされていきます。(コーヒー豆が熱を持っている状態ならば、水分は飛んでしまう。)
この方法ならば、どれだけでもカフェインアップのコーヒーが出来上がるはずです。(たぶん)

・・・・実際にやってみました。(大人のコーヒー計画)
あまりカフェインの水溶液をかけすぎるとコーヒーにかかってすぐに水分が蒸発してしまいコーヒー豆の 表面に白い斑点のようにカフェインの結晶が出来てしまう。(これでは、細工したことがばれてしまう)
ちなみに、カフェインをかけすぎたコーヒーを抽出してあそびにきているみんなにそれとなく飲ませてみました。 しかし、ちょっとケミカルな味がしたようでばれてしまいました。(ちなみに、うちの店にあそびにきていると このような、しょーもないことは日常的で誰もこの程度のことでは驚かない)
こんなことならば、抽出したコーヒー自体にカフェイン液を混ぜた方が良かった。

カフェインアップコーヒーをつくるのは簡単ですが、コーヒーがケミカルでまずいのはどーーしょうもなく 、大人のコーヒー計画は挫折したのでした。

本はすごい!
久しぶりに本を読みました。
「中村天風と植芝盛平」(藤平光一著)という本です。
内容ははしょりますが、ひとりの人がひとつの技を完成させて、次のひとに伝える 難しさを改めて感じました。 特に職人気質の人は、自分がやるとなんとなくできてしまう 領域まで達してしまって人に説明が出来なくなってしまう傾向があるように思います。
(たぶん、ぼくは職人ではないので大丈夫?)
コーヒーの抽出であっても焙煎であってもすべてに当てはまることだと思いました。 自分のイメージしたことをどれだけ翻訳して次の人に伝えることが出来るか これが、技の伝達に必要なことだと思いました。 そんなこんなを考えさせられた一日でした。

昔は、週三冊ぐらいは本を読んでいたんですが、このごろはぜんぜん読んでいなかったんです。 (仕事が忙しかったり、インターネットにはまっていたりで・・・・・)
この正月は、本の大切さを改めて感じることができたいいお休みでした。

コーヒー屋の選び方
コーヒー屋はすべて同じではありません。 考え方も違えば商売に取り組む姿勢も違います。 大半のコーヒー屋ははっきりいって、一般消費者をなめています。 つまり、コーヒーを知らないと思っています。
だから、どうどうといいかげんなコーヒーをあたりまえに売りつけているのです。
もし、一般消費者のレベルが上がってくればおのずとコーヒー屋もまじめに コーヒーに取り組むことでしょう。 そして、コーヒーのレベルも上がるでしょう。 一般消費者のレベルを上げるためにどんなコーヒー屋に行けばいいかを書いてみました。
ポイントはコーヒーに対する愛情と誇りです
やっぱり、職人がやっているコーヒー屋にいってほしいですね。

職人がやっているコーヒー屋・・・・まずへんくつです。そして、商売は下手です。 なんといっても、お客さんを選んでしまうようなごーまんな所があります。 だけど、コーヒーに対する愛情があります。そして、自分の作っているコーヒーに誇りがあります。
(けっこう、ぼくがあこがれるタイプです)

経営者がやっているコーヒー屋・・・・まず、愛想がいいです。商品の演出もばっちりです。 しかし、内容は薄っぺらなことが多いものです。コーヒーのことを質問すると本に載っている 程度の答えしか返ってきません。(つまり、コーヒーが自分のものになっていない) ただし、商売はうまくマスコミの利用も上手だったりします。
(ぼくがひじょーーーーにうらやましく思うタイプです)

技術者がやっているコーヒー屋・・・・まず、商売が下手です。めっぽう技術に偏る傾向があり 販売の方がおろそかになってしまうことが多かったりします。技術論が好きでコーヒーに関することを 誰にでもぜーーーんぶ教えちゃう傾向があります。はっきりいえば単なるばか。
(これってもしかしてうちの店?・・・・やっぱり!・・・反省・・まっいいか!)

てなわけでフレーバーコーヒーは、大きくなれないのでした。チャンチャン

蘆花さん、がんばる!
大阪の「S」さんから電話がありました。 有名な自家焙煎のコーヒー屋”**”からコーヒー豆をとっている喫茶店にコーヒー豆を 送って欲しいとのこと。 「ぼくの店は、あまりふかいりではないので蘆花さんの豆の方がいいんじゃあないですか。」 と、電話で答えました。 ”**”さんは、ふかいりが中心で蘆花さんのコーヒーのほうが 極端に味が変わらなくていいと思ったんです。 それと、喫茶店に卸す場合コーヒーの単価をぐーーーーーんと下げなければならないし けっこうめんどくさいんです。 てなわけで、めんどくさがりのぼくは、蘆花さんのほうへ話をふったんです。
そして、蘆花さんはその喫茶店にコーヒー豆を見本で送ったんです。
ぼくはずーーーっとそんなことを忘れていました。 たまたま、うちの店に蘆花さんが来たときに喫茶店に送ったコーヒーのことを思いだして聞きました。 そのときFAXで送ってきた手紙をみせてもらいました。 詩的な文章で蘆花さんのコーヒーをベタほめしてあり、めちゃくちゃ気に入って 感動している様子が文章からひしひしと伝わってきました。 そして、その喫茶店に蘆花さんは卸すようになったんです。

ぼく 「ところで、その喫茶店にコーヒー豆をいくらで卸すことになったんですか」
蘆花 「定価ですけど・・・・・」
ぼく 「えーーーーーっ」(めんどくさがったことを後悔している)

てなわけで、喫茶店は蘆花さんのいい豆と出会い、蘆花さんはいいお客さんと出会い、 ついでにぼくは、蘆花さんにお客さんをまわしてあげるいい人となっちゃいました。
(ぼくは、そんなつもりじゃあなかったんですけどねぇ・・・・・・・)

・蘆花さんの紹介(究極のお人よし夫婦がやっているコーヒー屋)

コーヒー屋・ぼくの夢
コーヒーという業界は、すごくいい業界です。工業製品だったら性能が良くて安い 商品が絶対いいに決まっています。コーヒーは自分の研究と努力で自分の店の味を つくることができるばかりではなく、ハンドピックというコーヒー豆の質をあげる 作業をおこなうことにより大手企業には真似のできない商品をぼくたち、ちっちゃな コーヒー屋が作り出すことができるのです。ですから、一般消費者の方に コーヒーのいれかたや、いい豆と悪い豆の違いをしっかりと知ってもらうことによって 少し高くてもぼくたち町のコーヒー屋さんが、商売をやっていけるのです。

そんなコーヒー屋という仕事が好きです。 ちなみに、ぼくの夢は、車椅子の人や健常者がなかよく働けるコーヒー屋や喫茶店をつくることです。 コーヒー屋や喫茶店は、コーヒーがおいしければ誰がつくろうが関係ありません。 もっというならば、質が高ければ少しならば値段がたかくても納得してくれます。 (質が高ければですけど・・・・・)
それにひきかえ、今の店はせますぎて車椅子の方に働いてもらうスペースがありません。 もっというと、たくさんの車椅子の方にきてもらってハンドピックをやってもらうほど コーヒー豆を販売していません。(自慢することではありませんが・・・・・・)
だから、インターネットを利用してコーヒーをできるだけ多く販売していこうと思っているのです。
乞う、ご期待!?かな

コーヒー屋と臨界
焙煎という作業は、そんなに危ない作業ではありません。 ちょっとしたミスで放射能もれ事故を起こすこともありません。 そのせいか、焙煎機に慣れがでてきたりします。 焙煎機の掃除や点検をしなければいけないのは、誰でもわかっています。 しかし、実際に焙煎機の掃除をやると、4時間ぐらいかかります。はっきりいって、やりたくないです。 となると、昨日焙煎機が普通に動いていたから今日も大丈夫だろうという気持ちになってしまいます。 実際”99%”はなにも起こりません。ところがうちの店で後の”1%”が起こったんです。 朝、焙煎機のスイッチをいれて豆をセットしてバーナーに点火しました。 火がついたことを確認して他の仕事をしていました。投入温度にたっしたことを知らせるブザーが 鳴ってコーヒーを投入しました。ところが、いつもと違うのです。音がしないのです。 ドラムが回転して豆がかくはんされる音がしないのです。とーぜん、回転しないドラムの中に 豆をいれてバーナーで熱を加えれば豆は燃えます。あわてて、バーナーを切って豆の排出口を あけました。ところが、コーヒー豆はドラムの回転によって排出されるので 豆も思うようにでてくれないのです。とりあえず、フロントパネルとドラムの隙間にはさがっている コーヒー豆を取り除いてドラムを回転できるようにして何とか無事終わりました。 焙煎機の点検をおこなっていればこんなことは起こらなかったでしょう。すなおに反省しました。 それと慣れというのは、やっぱり怖いなぁと思いました。焙煎機のチェックリストなんかを つくらなくちゃまずいかなぁ。

コーヒーの味は生豆で決まる?
コーヒーは、生豆で決まるという人がいたり、コーヒーは焙煎で味を作るんだと いう人がいたり、ついでにいうと抽出が大切だといいきる人までいます。 たぶん素人の方が聞いたらどれが正しいんだろうと考えちゃうと思います。
ぼくも、抽出のことをホームページで徹底的に説明しているせいか抽出を重視しているんだろうと 勘違いをされることが多いんです。実際のところぼくとしては、どれも正しいと思っています。 てなわけで、ぼくの個人的な解釈を書いてみたいと思います
良いコーヒーとは、ポテンシャルの高いコーヒーのことです。 もっと、つきつめればコーヒーを飲む瞬間のポテンシャルが 高いこと、これが良いコーヒーの条件だと思います。
生豆は、はっきりいって良い豆、悪い豆いろいろあります。 (かならずしも、高い豆イコール良い豆ではないですが・・・・・)
良い豆というのは、豆のポテンシャルが高いんです。
(おいしくなる可能性が高いということ)
たとえば、豆のポテンシャルが”100”のコーヒーがあるとします。 これを一生懸命に焙煎してポテンシャルを”60”に抑えたとします。 (ポテンシャルは、下がることはあってもあがることはない。)
その焙煎した豆を一生懸命抽出してポテンシャルを”40”にしたコーヒーがあるとします。 このポテンシャル”40”のカップコーヒーが、おいしいコーヒーだとすると この”40”以下のコーヒーなんかは、どこで失敗して簡単にできてしまうんです。
つまり、”100”のコーヒーを焙煎で失敗すれば”20”ぐらいにまで ポテンシャルが落ちてしまいます。つまり、そこまで落ちたコーヒーを どんなに名人が抽出したとしても、そのコーヒーは”20”以下の ポテンシャルしかなくなってしまうのです。
逆に”60”のポテンシャルをもった煎り豆があったとしても抽出で失敗すれば、 ”10”ぐらいのポテンシャルに落ちてしまうのです。
つまり、どの立場であってもできるかぎり、コーヒーのポテンシャルを落とさない作業を しなければならないと思うのです。
ぼくたち自家焙煎のお店は、できるかぎりコーヒーのポテンシャルを落とさないように がんばって焙煎をするように努力しているんです。ですから、一般の素人の方も 抽出を勉強してポテンシャルを少しでも落とさないように努力してほしいのです。 だから、コーヒーのいれかたにぼくはこだわるんです。
(ちなみに、自家焙煎の店で、ポテンシャルを”20”以下にする店なんか、 いーーーーっぱいあります。実際にコーヒーをいれる側でもポテンシャルを落とすから たいした問題でもありませんが・・・・ついでに言えば、コーヒーメーカーなんかを 使えば一気にポテンシャルが落っこちちゃいます。そこまでいいながら、うちの店もコーヒーメーカーを 売っているんですけど・・・・・)

コーヒーは体に良い?
よく大学の先生が、コーヒーは体に良いとかいろいろな論文を発表されています。
そんな新聞記事を読むといつも思うんです。 「どんなコーヒーで実験したんだろう」「焙煎は、適切だったろうか」 「抽出は問題なかっただろうか」と。
つまり、焙煎の良し、悪しでコーヒーの劣化のスピードが違うだろうし、 抽出も正しくいれたものと、いいかげんにいれたもので味も違うわけだから 当然、抽出されている成分も違うわけです。 大学の先生の本や論文ではコーヒーはやっぱりコーヒーなんです。 うまく焙煎してあるコーヒーを実験に使っているのか、抽出が適切に おこなわれているコーヒーを使っているのか、新鮮なコーヒーを使っているのか、 そこらへんがしっかりわからないのです。分析のデーターがどれだけ信憑性があったとしても その元のコーヒーの信憑性がないのです。そこのところが、どーーーしても 信用できないのです。数字がでてきたり、コンピューターが使われていたり 高そうなセンサーがデーターを送ってきたりするとどうも正しいような気がしてしまいますが、 数字を使う人間としてはどうしても信用できません。(別に、意図的にだまそうとしているとは 思いませんが・・・・)

煎っ太郎、その後
ひかりのさとファームの中島さんから「コーヒーの指導にきてほしい」とたのまれて 久しぶりに煎っ太郎に会いに行ってきました。(ちなみに、コーヒー、紅茶のいれかたの指導)
3時間ほどコーヒーのいれ方を指導したあと久しぶりに煎っ太郎を訪ねました。 ひじょーーーにいい具合に汚れていて煎っ太郎がよく働いていると感じました。 その中で中島さんから煎っ太郎での焙煎で排気のことをいろいろたずねられました。 そんな中で、煎っ太郎の改造のアイデアが沸いてきました。
結局、アイデアというものは人と話していたりその機械を触っていたり その機械に心が動いたときに浮かぶものだなぁと思いました。
煎っ太郎は、これだけすばらしい人たちと一緒に楽しく仕事ができれば、本望だろうと思いました。 たぶんぼくは、もっとすばらしいコーヒーを作れるように煎っ太郎に力をつけてやるつもりです。 おいしいコーヒーを感謝されるように。ちなみに改造費は、ひかりのさとファームで作っている 自然製法のパンでやるつもりです。 (こんなことだから、お金と縁がないんだよなぁ。ちょっと、反省)
そんなこんなを考えながら、ひかりのさとファームをあとに家路につきました。
それから、ひかりのさとファームを取材して紹介したい店に載せるつもりです。

しょうゆコーヒーをつくろう
誰でもできるコーヒーのお遊びです。(いわゆる、いたずら)
アイスコーヒーの色は、砂糖を焼いたときの色なんです。(いわゆるカラメル色)
しょうゆなんかもけっこうカラメルなんかで色をつけていることがあります。
ということは、しょうゆを水で薄めていくとアイスコーヒーのいろになるわけです。 (ものは試しに実験してみてください)
ホットコーヒーでは、しょうゆの香りがでてしまって飲む前にばれてしまいますが、 アイスコーヒーでは、氷で冷やしておくためしょうゆの 香りが飲むまでわからないのです。
ちなみに、ぼくはこのいたずらを2回やりましたが2回とも成功しています。 (くだらなくてすいません)

探偵物語(松田優作)のコーヒーについて
A.M.I の榎本さんから探偵物語の松田優作が飲んでいたコーヒーをつくってほしいという、 依頼がありました。イベントでお客さんにその”工藤ちゃんブレンド”をプレゼントするという 企画だったんです。そこでぼくは、探偵物語のビデオを借りてきてくまなくみました。松田優作は、コーヒー通か否かビデオにでてきたコーヒーシーンをすべてチェックしました。
・柄本明の喫茶店で独自のブレンドを注文している(喫茶店では単品は回転が悪いので、 豆が古そう)
・注文したコーヒーは、手挽きのミルで柄本明が挽いている(たぶん、単品だけ豆で仕入れている ちなみに、暇そうな店でした)
・豆の購入は100gである(5分ほどの会話で柄本明に豆が挽けたかを聞いている。 ちょっとこだわっているかな?)
・コーヒーが濁っていた(できたてにもかかわらず。これは最悪)
・サイフォンでろうとにお湯が上がっている時、コーヒーの泡の量が少なすぎる (この現象が起こる原因は、ふたつ考えられる。ひとつは、豆が古くてガスが抜けている もうひとつは、ろうとに長時間コーヒーを上げすぎ、つまり、抽出オーバーなのである)結論 探偵物語の松田優作はまずいコーヒーを飲んでいた

だからなんだとといわれてもただそれだけのことなんです。ちょっと、面白がって書いてみました。 ちなみにA.M.Iさん用に作ったコーヒーはおいしかったです。
A.M.Iさんのホームページ

フレーバーコーヒー感想の怪?
プレゼント募集の感想で、うちのホームページの感想を書いてもらうところがあるんです。 ところが、フレーバーコーヒー(香りのついたコーヒー)のことを感想でみなさん書いてくるんです。 プレゼント目当ての人は、どうしてもいいかげんに内容を見ずに感想をかいてくるんだなと思いました。 つまり、フレーバーコーヒーという名前でフレーバーコーヒーを売っている店と勘違いしてしまうわけです。 だけと、あまりにも間違える人が多いのでプレゼント募集のページをじっくりとのぞいてみたんです。”ご意見、ご感想(フレーバーコーヒー全体について)”こりゃあ、まちがえたっておかしくないなぁと、思いました。てなわけで、”ホームページ全体に対してのご意見ご感想”と変えてみました。そうしたら、ぱったりと間違いは収まりました。 結局、ぼくの説明不足が間違いの原因だったようです。 やっぱり、人を疑うよりも自分を疑わなくっちゃいけないと思いました。 うーーーん、勉強になったなぁ。

ーヒーはまじめすぎるとまずくなる?
はっきりいってこの文章は、松屋式のドリップをある程度知らないと何がなんだか判らないと思います。
松屋式のドリップでは、抽出のとき”粉がひたひたになるようにお湯をさす”と説明します。 実際、最初は粉を動かさなければコーヒーはおいしくはいると思っていました。
ある日**くん(コーヒーをいれるのは喫茶店以上)が、”おいしいモカをいれてあげる”といって モカを徹底的にハンドピックして、めちゃくちゃていねいに抽出までおこなったんです。 (ぼくがみていて何も問題がなかった)
ぼくは、たぶんめちゃくちゃおいしいだろうと思って 飲んでみました。
”まずい!!” ”めちゃくちゃまずい” ”とにかくまずい”はっきりいってそれぐらい まずかったのです。ハンドピックも問題ないし、粉も動いていない。なぜだろうと、思いました。 ここで始めてコーヒーの粉をひたひたにしていなければ、不純物は溶けだすということに気がついたんです。 結局、このような失敗の答えをみつけだして松屋式ドリップはできあがってきたのです。
(けっこうくろーしたんですよ、いちおう。 中川談)

フレーバーコーヒーとフレーバーコーヒーの関係
うちの店の屋号は、フレーバーコーヒーといいます。コーヒーに香りを付けたフレーバーコーヒーを 専門に売っているようにかんちがいされます。たまにメールで名前がまぎらわしいと、おしかりを受けます。 実際ぼくもまぎらわしいと思います。
(このごろでは、トップページにいいわけを書いている)
では、なぜまぎらわしいフレーバーコーヒーと社名をつけたかというと ひじょーーーーーに簡単な理由なんです。
はっきりいって、知らんかったんです。
フレーバーコーヒーという香りの付けたコーヒーがあることを。
(10年以上前、フレーバーコーヒーなんてポピュラーではなかった)
ついでに言うとフレーバーコーヒーは、印鑑を作るとき画数よかったんです。

生意気なコーヒー通 vs 松屋コーヒー
昔あるところに生意気なコーヒー通がおりました。その男は、自分でコーヒー豆を煎ってコーヒーを 楽しんでいました。コーヒーに関する本もたくさん読破しており、”煎りたてのコーヒーならば どんないれ方をしてもおいしいのだ”と豪語していました。
あるコーヒー屋にいっても ”煎りたてのコーヒーならばどんないれ方をしてもおいしいのだ”としゃべってしまいました。 すると、”おまえは、一生うまいコーヒーは飲めない”とコーヒー屋に言いきられてしまいました。 カチンときた生意気なコーヒー通は、いかに自分にはコーヒーの知識があるかをべらべらとしゃべりました。 ”ちょっとこい”といわれて男は、試飲室というところに連れて行かれコーヒーのいれかたを みせられました。
そうすると、生意気なコーヒー通はどっかに消えてのーてんきなコーヒー屋に変わってしまいました。

くまの、のんたん誕生
うちの店のキャラクターは、くまです。(オリジナル キャラクター) なぜ、くまをキャラクターにしたかというと子供受けをねらったんです。 つまり、宅配でコーヒーを売っていたとき、くまが描かれていた車に乗っていたんです。 そうすると、子供が覚えてくれてコーヒーも注文してくれるだろうと考えました。
その当時使っていたキャッチコピーが”タイヤのついたコーヒーやさん”です。 けっこう、このコピーは、気に入っていました。 ちなみに、くまの名前”のんたん”は一般公募できめました。
子供でも覚えることができそうで、親しみやすそうで決めました。 その名前募集で、おもしろかった名前では、 くまのモリーさん(森のくまさんをひっくり返しただけ)とか 霧・万次郎(キリマンジャロをもじって)などけっこう秀作がありました。

うちの店のブレンド名がふざけているわけ
ホットな小休止・天使の休息・小さな初恋など、うちの店のブレンド名はふざけています。 これには、非常に深いわけがあるんです。(実は、たいしたことはないんですけどね)
まだぼくが宅配専門でコーヒー屋をやっていたころ、チラシをいれることにしました。
しかし、コーヒーなんてどんなにおいしいとチラシに書いたって飲んでみないと判らない。 そこで、とりあえず注文をしてもらえるようにブレンド名を女の人が好みそうな、そして、 印象に残りそうなかわいらしい名前にしたのです。これは、けっこう受けました。 ところが、お店を持ってからもこの名前で通したらお客さんもお店の人たちにも評判が悪い。 はっきり言って、人前でいうには、ひじょーーーーーーに恥ずかしい。
ということで今では”A ホットな小休止”というように記号でブレンドは呼び合っていてます。

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

コーヒーの極意 2

いろいろな人にコーヒーのいれ方を教えることがあるんです。
そのとき、初心者には、リクツで説明することが多いんです。
リクツは教えやすいんですが、教えられた人は、教えた人以上になれない欠点があります。
(なぜ、そうなったかの道筋をはしょるから)
となると、リクツを理解した後の上級者向けの説明が必要になります。
(コーヒーに関する考え方のようなもの)
上級者向けの説明はどちらかというとコーヒーの概念のようなものなので、
自分なりの概念に作りかえることができます。
そのときに、初めて教える側を追い越したことになると思います。
そこから、その人の進歩が始まると思います。

特性を知る
Drip$を舐めてはいけない
その器具の特性を知るためにはいろいろと試す必要がある。
たぶんこうであろうなどと勝手に思ってはいけない。
勝手に思った瞬間から考えなくなるからである。
遊びのつもりでいろいろやってあれって思って考えて・・・
そこから初めてその全容がはっきりしてくるのである。
その装置を一番知っているのは装置を作った人ではなく使っている人なのである。
Drip$は、今までの経験を一回取っ払って 初心に帰って試す必要がある。
今までの経験を信じると大きく間違える。
知識や経験がある人は、とにかく素人になることから始めねば 進歩はない。

過去を調べる技術
結局・・・勉強です
焙煎をやったときのエクセルデーター・・・
はっきり言って膨大にあります。
使い方がよくわからんので宝の持ち腐れです。
だけど・・・残しておけばその気になったときに役に立つ

問題はそのデーターを抽出する技術・・・
これが出来なければ本当にデーターが宝の持ち腐れになっちゃいます。
ちょっとだけ・・・エクセルを勉強することにしよう・・・
特に豆の種類や気温・水分量等を使ってデーターを抽出してそれでグラフを書く
そんなことがやれるようになればいままでの膨大なデーターから 何かがみえてくるようになると思う。

そして、そのみえてきたデーターによって焙煎中どのタイミングではどのデーターを チェックすればいいかがわかってくれば焙煎を進化させることができるような気がする。
その時にはグラフもメモリが1分から30秒になっていきそうな気がする。

グラフをみるという事
惰性のこわさ
焙煎をしている時に10ヶ所のデーターでグラフが書かれています。
サンプルのグラフを下に置いて上にグラフを書かせています。
これが当たり前の状態でやっていました。
全体が見やすいようにある程度時間を詰めてグラフを書いていました。
いつもそれが当たり前の状態でやっていました。
今日たまたま画面にひとつのグラフしか出さずにやってみました。
そして、時間も短めでやってみました。
そしてわかったこと・・・
グラフが速く動き変化が大きく動くとどの操作をやったときにどのグラフが変化するかをとらえるには こっちのやり方のほうがいい
その時々で何を知りたいのかが違うのに惰性で同じグラフを出してやっていた・・・
データーロガーを本当の意味では使いこなしてはいなかった・・・
大切なことはあーでもないこーでもないと装置は使い倒さねばいかんという事です。
それを妨げる原因は、忙しさと惰性です。
それを実感しました。
惰性って・・・楽だから危険なんですよねぇ・・・

排気温・バーナー温・豆温
温度を測る難しさについて
コーヒー豆に熱を加えるという事は、豆温よりも周りの空気の温度のほうが高いという事です。
つまり、豆温<排気温となるわけです。
ところが、測る場所によってはそのようにならないのです。
豆に熱を奪われた後の空気を測ると豆温>排気温となってしまうのです。
(小さい焙煎機を作ると結構そうなる)
熱風式の焙煎機の場合は、作り上げた熱風の温度を排気温とイメージすれば豆温<排気温の式が成り立つ。
直火式の焙煎機では、豆温<バーナー温ならば確実に成り立つ。
しかし、実際にバーナー温というは、非常に測りにくいのです。
バーナーの炎はめちゃくちゃ高く冷たい空気と混ざってドラムの中に入るのです。
つまり、バーナーの炎の影響が高い場所では極端に高い数字をたたきだし・・・
排気を強くして、冷たい空気の影響を受けるとイメージよりも低い数字になってしまう。

では・・焙煎にこの数字たちをどう活用していくか・・・
実はとてもシンプルなことなんですが・・・傾きだけに着目することなんです。
豆温が上昇するときの傾き・・・
排気温との比較を無視して排気温単独の傾きをみることです。
豆温が一定の上昇率で上がっている時に、排気温の上昇率の変化に目を向けるのです。
そうすると釜の中で何が起きているのかが少しづつ理解できるようになってきます。
豆温が一定に上がっていても水分が抜けるときに熱を奪えば排気温の変化に現れるだろうし・・・
2ばせ以降のように発熱反応が加われば排気温の上昇率に変化が現れるだろうし・・・
いつも同じ場所で温度を測っているのならば温度計が壊れない限り意味をもっています。
その意味を理解してあげることが焙煎のコツの一つだと思います。


ハンドピックを考える
ハンドピックとブレンドについて考える
昔・・ある本にヨード臭のある豆にある豆を混ぜて消す話が書いてありました
その当時はそうなんだぁ・・程度にしか思っていませんでした
ブラジルなど生産地では、イロイロな産地の豆を混ぜて味をつくってきます
当然・・その中には欠点豆が含まれています
その状態で味がつくられているとしたら・・・ハンドピックをすると味が狂うことになります
(非常に正しい感じがする)
では・・ハンドピックは必要ないのか・・・
自分の中でいつも考えてきたテーマなのです
そして・・鈴木敏文さんの本を読んでいてわかりました
ハンドピックは必要です

生産者は商社や生豆業者を相手にしています
当然・・・価格や味が重要になります
(当たり前・・・)

大手焙煎屋さんは・・大量の豆と消費者を相手にします
ここでも味や価格が重要になります

ぼくたち末端コーヒー屋は、お客さんを相手にします
つまり・・・生身の人間を相手にしているんです
そして・・・少しの豆を相手にしています
当然・・腐った豆やかびた豆など欠点豆が見える立場にいます
イロイロな豆を混ぜることによってマスキングして味がわからなくなったとしても・・
欠点豆は存在しています
発がん性物質がそこにあるのです
それをぼくが取り除けばお客さんにのくちにははいらなくて済みます
安全なコーヒーをだすことができます
それを決めることのできる最後の砦が末端のコーヒー屋なのです
ぼくは・・お客さんにいいものを売りたい
だから・・やっぱりハンドピックした豆を売ると思います
もし・・ハンドヒックで味のバランスが崩れるのであれば焙煎で工夫する道を選びたい
ブレンドで味を調える道を選びたい

ぼくは腐った・・カビた豆・・死豆など飲みたくない
ぼくが飲みたくない豆を売りたくない
だから・・・ぼくはだれがなんといおうとハンドピックをするつもりです

そして・・・どんな豆にも対処できるように焙煎に力を入れるつもりです

もっというと・・・焙煎を判断できるように抽出には一番力を入れるつもりです
そのコーヒーの最高の味を人に飲ませられなかったら・・
焙煎をしている意味がないですから・・・

ぼくがハンドピックに関してだした結論です

煙突効果を考える
煙突はどれぐらい排気する力があるのだろう
煙突効果を実感する方法・・・・
焙煎機の排気を全開にしてサイクロンの下にあるチャフのたまる引き出しを少し開けます
当然ファンの力で空気を押し出しているわけですからサイクロン内は正圧です
サイクロン内の圧力が高いわけですから引き出しを開けると空気が出てきます
(けっこう・・・・当たり前の話です)
その状態でバーナーを点火します
排気温が上昇すると引き出しから空気がふきださなくなります
ふきださなくなった温度が煙突効率の目安になります
煙突が高ければ早い時期にふきださなくなるし・・・
低ければある程度温度が上がらねばなりません
それをチェックしやすくしたのかマノスターゲージによる測定です

ハンドピックは必要か否か
ハンドピックをまじめに考える・・・
ハンドピックとは・・・悪い豆を取ってよい豆だけにする作業です。
めちゃめちゃ当たり前です。
悪い豆には二通りあります。
最初から悪い豆と後から悪い豆・・・・
最初から悪い豆は、「腐った豆」や「かびた豆」などなど・・・素直に悪い豆です。
これは・・・ないほうがよさそうです(・・・びみょうに、あたりまえ)
問題となるのは・・・あとから悪い豆というやつです。
これは・・・煎りむらです。
実は・・・これが曲者なんです。
生豆でどれだけ選別しても焙煎するとある程度の確率で「煎りむら」ができます。
問題は・・・それがなぜ起こるかということです。
じつは・・・生豆の表面の薄皮が外れるタイミングが豆によって違うことが原因なんです。
つまり・・・薄皮というのは断熱材の働きをもっていて豆に直接熱が伝わるのを防いでしまうのです。
・・・となると、外れるのが早ければ煎りあがるのが早くなり・・・
遅ければ煎りあがるのが遅くなるということになります。
この・・・薄皮の外れるのが遅かった豆が「煎りむら」の原因なのです。
では・・・排気を強くして薄皮を強力にはがせばいいのかというと・・そういうわけではないのです。
そのように強い排気は、コーヒーの味を弱くしてしまうのです。
(いわゆる・・・スカスカな味になってしまう・・・)
結局・・・
商売として考えてハンドピックをしなくてすむように排気を強めにして焙煎を捨てるか・・・
仕事として考えてある程度の「煎りむら」をハンドピックで排除して焙煎をとるか・・・
これは・・・コーヒー屋さんが自分で決めることになると思います。
煎りむらのプロセスがわかった以上・・・ぼくは、焙煎にこだわりたい。
誰がなんといおうが・・・・ハンドピックは必要です。
どれだけいい豆を使おうが・・・ハンドピックは必要です。
(ちなみに・・・味を無視すれば煎りむらぐらい消せる技術は持っていますが・・・ぼくだって・・)
とりあえず・・・ぼくなりのハンドピックについての考え方でした・・・

ドリップに使う水を考える
ドリップに使うお湯は、新鮮な水を沸かしたものがいいか・・・
紅茶をいれるときは・・・必ず新鮮な水を沸かさねばなりません。
これは、紅茶には水に溶けている空気が影響するからです。
(茶葉に空気がくっついて茶葉を浮かせる働きがある)
ただ・・・松屋式ドリップではこの空気がくせものなんです。
松屋式ドリップは、ドリップポットから糸のように細く湯を注ぐのが基本となります。
そして、お湯を自由にコントロールしなければなりません。 ところが、新鮮な水を沸かすと・・・
ドリップポットの注ぎ口の内側に泡がついてお湯のでるのを邪魔します。
つまり、細い注ぎ口の内側に泡がつくと、お湯が通りにくくなるのです。
また、その状態でお湯の量を多くしようと大きく傾けると泡が外れて急に多くお湯がでることになります。
ですからうちの店ではくみおきの沸騰ポットにはいっているお湯を使います。
その方が、お湯の中の空気が抜けていてドリップポットの注ぎ口に泡がつきにくくお湯のコントロールが楽なんです。

えんとつの先端の形状について
煙突の形状と鳥の特性について・・・
煙突の先端は、屋根がついているタイプと「T」型のタイプと「H」型のタイプとかいろいろあります。
どの形状がいいか・・・・
まず・・・問題となるのが排気の抵抗が強いのはダメです。
つまり・・網などが煙突の先端に取付けられていると焙煎を数こなしていったときに クリンカーが網に引っかかって・・・だんだん排気効率が下がっていきます。
・・・となると、網がついていて鳥が入らないタイプでは・・・ダメです。
次に・・鳥が煙突に入るような形状ではダメです。
鳥は、垂直には飛べません。
つまり・・煙突に鳥が落っこちちゃうとサイクロンまではいりこんじゃって大騒ぎになっちゃうんです。
では・・・どの形状が鳥が入り込みやすいか・・・・・
屋根がついているタイプでは屋根の下の煙突の先端に止まろうとします。
しかし・・どんくっさい鳥なんかがバランスを崩して煙突の中に落っこちちゃう可能性が高くなります。
ですから、屋根つきの煙突はペケです。
「T」型の煙突の欠点は、水平に穴があることです。
実は、鳥というのは水平な穴に巣をつくりやすいのです。
つまり・・・水平な部分に巣をつくられると煙突としての排気効率が下がります。
そして・・・ついてにいうと、何かの拍子に鳥自体が煙突内に落っこちてくる可能性も持っています。
ですから、「T」型の煙突はペケです。
「H」型の煙突は、鳥が煙突のふちに止まってバランスを崩しても煙突内に落っこちることもなく 「H」型の水平部分に、鳥が巣をつくることもありません。
つまり、排気効率が下がることもなく、煙突内で鳥に暴れられることもないのです。
てなわけで、ぼくの考えでは焙煎機の煙突は「H」型が一番いいと思います。
(ちなみに、うちの店は「H」型)


焙煎機の冷却機について
冷却機のかくはんを動かすべきかについて
富士ローヤルの焙煎機には冷却機がついています。
そして、かくはん用の羽根がついています。
コーヒー豆の冷却というのは、できるだけ短時間に冷やさねばなりません。
ところが・・・少量の焙煎では豆が冷えないのです。
なぜか・・・それは、冷却機にある羽根が問題なのです。
冷却機にある羽根は、豆をかくはんするためともうひとつ豆を集める働きがあります。
大量の豆を冷却する場合は、冷却機の底にある空気の吸われる穴がコーヒー豆で見えない状態になっています。
その状態であれば、必ず空気は豆の隙間を通って冷やしながら抜けていきます。
ところが、豆が少量の場合は問題がおきます。
冷却機の底の穴が見えるようになってしまうのです。
その状態では、空気の流れの性質として「流れやすいところを空気はとおる」のです。
つまり、豆の隙間はまったく通らずに、直接底の穴から空気が抜けてしまいます。
だから、少量の豆を焙煎すると冷却に時間がかかってしまうのです。
それを防ぐ方法は、たったひとつしかありません。
冷却機のかくはん機を動かさずに手で豆を平らにならすのです。
そうすれば、冷却用の空気は必ず豆の隙間を通って効率よく冷やしてくれることになります。

焙煎機のグリスについて
たかが、グリス・・されど、グリス・・
富士ローヤルの焙煎機には、軸受けとしてボールベアリングが使ってあります。
はっきりいって・・・コーヒー豆はあまり重くないし回転スピードも遅いのでベアリングに対する負荷は弱いです。
しかし、弱いといってもグリスが切れれば当然ベアリングが壊れちゃいます。
問題は、そのグリスの塗り方なんです。
グリスは、油を含んでいます。
しかし、焙煎機は熱をだすのでグリスの油分が少しづつ抜けていきます。
(固くなって、ぼろぼろと落ちだす)
その段階になったら、グリスを塗りなおす必要があります。
そのときに古いグリスを落とすのに使うといいのが「ブレーキクリーナー」です。
これを少量グリスにかけて、綿棒で取り除く
それの繰り返しでグリスをきれいに取り除きます。
そのとき気をつけなければならないのは、古いグリスを押し込まないことと 「ブレーキクリーナー」を多くかけないことです。
綿棒でグリスを取り除くことて焙煎機の内部にグリスがはいることはあまりありません。
しかし、グリスを溶かしたときに多くかけすぎると浸透性がいいので焙煎機の内部に入り込んでしまいやすいのです。
それだけは、気をつけねばなりません。
(グリスくさいコーヒーができてしまう)
あとは、焙煎機を回転させておいて「プリントごっこ」のインク用のへらでグリスをベアリングにたっぷりと塗ります。
(ごみやほこりなんかもグリスが止めてくれて一石二鳥なんです)

古くて新しいネルドリップ
なぜ、抽出の王道なのか・・・
コーヒーのうまみを形成している成分には二種類の傾向があります。
ひとつは、松屋式が得意としているお湯に非常に溶けやすい成分・・・
これは、お湯の中に粉を入れておけば溶けるわけではなく、しっかりこの成分を溶かしたら サーバーに排出してやらなければならないものです。
(ボナポットなどでだしにくいのはそのためです)
もうひとつは、物理的な刺激を与えないと溶けにくい成分・・・
コーヒーのオイル分などがこれにあたります。
(これは、ボナポットでもとけます)
ところが・・・この物理的な刺激が強いと不純物も多く溶け込むことになりまずいコーヒーになる可能性が大きいのです。
そして、いれたてなのに濁っているコーヒーはこの部分の抽出の失敗にあたります。
これからわかるのは・・・抽出したらすぐにその成分を排出する機能とコーヒーの粉にやわらかく物理的な刺激を与えて コーヒーのオイル分を溶かしだす機能の二つが必要となるわけです。
その二つの機能を兼ね備えている器具というのがネルドリップなのです。
ペーパードリップでも、ひとつめの成分を溶かすのはネルとは変わりません。
(粉の目詰まりの関係からネルほど細かくはひけない欠点はありますが・・・)
もうひとつの成分であるコーヒーのオイル分を溶かすときに必要な物理的な刺激を与えたときの ネルの特性・・・
・お湯をさしたときにお湯の勢いをやわらかくする柔軟性
・どれだけ細かい粉を使ってもこすことのできるろ過力
このふたつが、手軽な器具がいっぱいでてきても抽出の王道と言わしめている原因だと思います。

抽出の選択性について
たかが、抽出・・されど抽出
フレーバー式カップテストを研究していてわかったことは抽出の選択性というものです。
このフレーバー式カップテストではコーヒーがしっかりとにごります。
それも・・・見事なまでに・・
・ では・・この濁りはなにから生ずるのでしょうか・・・
まだ・・正確にわかっていませんが、どうもコーヒーの油が関係しているんではないかと考えています。
松屋式など透明なコーヒーは、ミキサーにかけるときれいにあわ立ちます。
しかし・・・松屋式で抽出したあとのコーヒーかすとお湯を適当にミキサーに入れて動かしてみると泡が立たないのです。
しかし、そのコーヒーかすを使ったコーヒーであってもカップテストのようなしっかりとしたにごりが生じます。
つまり、コーヒーかすの方に残っていた成分はにごりと関係している成分だということです。
そして、その成分は泡を生じにくい成分ということなんです。
(現段階でその成分がコーヒーの油分という保証はありません。ただなんとなく・・・)
とりあえず、松屋式抽出法というのはコーヒーの成分の一部を選択して抽出していることははっきりとしました。
参考ページ・・・泡の不思議

「蒸らし」という言葉の謎
昔から使われている言葉ですが、ちょっと・・・
ぼくたちコーヒー屋が、焙煎で使うことばで「蒸らし」という言葉があります。
これは、焙煎機の排気を絞って釜の中を「蒸し焼き」状態にすることをいいます。
ぼくも、この言葉になにも違和感もなく使っていました。
当然蒸し焼き状態ですから、空気の流れはめちゃめちゃ遅いもんだと思っていました。
(たぶん、他のコーヒー屋さんも同じだと思う)
昔、自分の焙煎機に排気監視窓というものをつけたときに 排気を絞っているのにチャフ(豆表面の薄皮)が勢いよくとんでいるのにびっくりしたことがあります。
実際に風速計で測定した時にびっくりしました。
一番排気を絞った状態で一秒間に14リットルの空気が流れているのです。
(ちなみに、ぼくの焙煎機のドラムの体積は16リットル)
これだけ空気が流れているのに「蒸らし」ということばはちょっとおかしいんじゃあないでしょうか。
ただ、しっくりとくる言葉をぼくも思いつきませんが・・・・
参考ページ・・・焙煎機の排気 2

炭焼珈琲と過熱水蒸気
なぜぼくが過熱水蒸気に燃えるのか・・・・
昔、ある珈琲屋の社長さんから「炭焼きで煎った珈琲は長くもつ」といわれたことがあります。
(その当時は、あまり意味がわかりませんでした)
そして、たまたまある人から「君の煎ったコーヒーは1ヶ月、香りがもたないよ」といわれたのです。
(いやみではなく、素直な意見・・・相手は珈琲屋さんですから)
もともと、もたないのが普通かなぁと思っていたんですが、 だんだんもしかしたら・・・と思ってきたんです。
それは、過熱水蒸気の研究をはじめて松屋式ドリップをしていて後半ででる成分に 嫌味がでなくなりコーヒーの味が濃くなってきたのに気づいたんです。
もしかして、今までの焙煎方法では豆の内部の化学変化が不足して コーヒー豆がもたなかったんではないか・・・
そんなことを考えるようになったんです。
(単に焙煎技術がなかっただけだったりして・・・・・・)
そう考えると、炭焼珈琲が長くもつといわれたのにもつじつまが合います。
炭焼珈琲は、空気の流れに依存しなくて豆に熱を加えることができます。
豆の成分を抜きにくく熱を安定的に与えられる技のような気がするんです。
(炭焼の焙煎機では、普通のものよりも釜内の温度差がでにくいような気がする)
そして、豆の内部まで化学変化を起こしているので 香りや味がながくもったんじゃあないかと考えました。
もし、この仮説が正しければ過熱水蒸気の焙煎をうまくやれば炭焼の焙煎機よりも 制御が楽で炭焼の焙煎機と同じぐらい焙煎豆が長くもつ焙煎機ができるんじゃあないかと思っています。
さて、この仮説が当たってますことやら・・・・乞うご期待。

焙煎の概念
さるでもわかる焙煎学・・・・
珈琲豆の内部に熱を加える方法は、たった一つの方法しかありません。
豆の表面の温度を上げて表面から徐々に内部に熱伝導で加熱するしかありません。
あたりまえのことを整理すると・・・・
排気温と豆の表面温度との差が大きければ大きいほど豆は熱を吸収するスピードがはやくなります。
(本体温度の上昇スピードがはやい・・・傾きが急になる)
豆の表面温度と豆内部の温度差が大きければ大きいほど豆内部に熱が加わりやすくなります。
(ひじょうに、あたりまえ)
この中で、問題となるのが豆の表面と豆内部の温度差なんです。
焙煎が、温度に依存する以上も豆の表面と豆内部の温度差があれば 化学変化の進行状態に内部と表面に差がでます。
この差を少なくすれば、コーヒーの味が濃くなる事になります。
(非常にあたりまえのことですいません)

最終更新日:2016年 12月 1日 (木)