こんばんは。。
フレーバーコーヒーの年末特別企画「御年賀Classic」をネットで先行販売開始致しました!
明日12/17(水)焙煎し、12/18(木)から出荷予定です。
店頭は、12/18(木)より販売開始致します。
600g(各200g×3個)のセットが、ちょっとお得です!どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
なお、各珈琲の単品販売はございません。予め、ご了承くださいませ。
-
【フレーバー年末特別企画】御年賀Classic
価格帯: ¥2,160 – ¥4,000 (税込)
こんばんは。。
フレーバーコーヒーの年末特別企画「御年賀Classic」をネットで先行販売開始致しました!
明日12/17(水)焙煎し、12/18(木)から出荷予定です。
店頭は、12/18(木)より販売開始致します。
600g(各200g×3個)のセットが、ちょっとお得です!どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
なお、各珈琲の単品販売はございません。予め、ご了承くださいませ。
こんばんは。。
珈琲遊戯より毎年恒例となりました干支にちなんだ珈琲「午年の新春を祝う珈琲」が登場致しました。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。 ※商品は、12/18(木)より出荷致します。

午年の新春を祝う新作珈琲 登場
※ご注文は Coffee Pro でどうぞ
※発送は18日(木)以降になります
コーヒーはうまいだけがすべててじゃないんです・・・
パーコレーター嫌いのぼくが
アウトドアショップ FUTO さんで聞いて感動した
パーコレーターの話をします。
(今ではパーコレーターも好きです)

水筒、カレーヌードル、携帯ガスコンロ、パーコレーター

パーコレーターからバスケットを出して荒びきの粉を入れます。
(写真はカップラーメンの蓋をあけてパーコレーター本体でお湯を沸かしている図)

ラーメンに
お湯を入れている図
(キャンプにはやっぱカレーヌードルです)

分間まっている間にパーコレーターに水をいれ、バスケットをセットしコンロに火をつけます。
(カレーヌードルができあがって食べている最中にコーヒーの香りが漂ってきます。 ちょうど食べ終わった頃にコーヒーができあがります)

食後のコーヒータイム
この間に次のコーヒーをセットします。
釣りの計画やなんかかんかを話している間にコーヒーができあがります。

できたコーヒーを水筒に入れます。 ドリップで作ったコーヒーだと冷めてしまいますが、 パーコレーターのコーヒーは沸騰していますから、水筒を温める様な面倒は必要ありません。
特に寒い冬の釣りなど体を暖める時にポットからのあったかいコーヒーは最高のごちそうとなります。
コーヒーは味がすべてじゃあないんです。
コーヒーを研究してみますと、パーコレーターの欠点がいっぱい見えてきます。 たとえばコーヒーを沸騰させ、その力を利用してコーヒーの粉の中を通したり、 抽出されたコーヒー液をまたコーヒーの粉にかけるという事をするんです。 ドリップコーヒーが一番と思っているぼくにはとても納得できません。
実際に飲んでみるとひどい味です。 入れてすぐでもコーヒーはにごっているし味もひどい。 薄くしなければとても飲めたしろものではないのです。
そんなわけで「パーコレーターのコーヒーはコーヒーにあらず」などと思っていたのです。
ところがある日、FUTOのオーナーの斎藤太さんとコーヒーの話になったんです。
その中で、コーヒーはペーパーフィルターが一番いい事やサイフォン、 パーコレーターがなぜいけないかなどを自慢気に説明しました。 アウトドアの雑誌などにたき火で焙煎しているシーンがでていても、 ネルやペーパーフィルターでコーヒーをいれています。 どう考えてもアウトドアでもパーコレーターの出るまくはないとまで言っていました。
その時、斎藤さんが教えてくれたのが、パーコレーターのよさです。
斎藤
「寒い日に、渓流釣りにいくでしょ。 釣りにきたんだから、めしは簡単にすませたいんですよ。 そんな時、重宝するのがカップラーメンなんですね。
5人用パーコレーターって大きいサイズのカップラーメン2ヶ分の お湯が沸かせるんですよ。 それを食べている間にコーヒーを作るわけです。 そうすると食べている途中でコーヒーのいい香りがしてくるんですよ。 カップラーメンだけだとさみしい食事もコーヒーがあるだけでなんだかリッチな感じになるんです。 それにパーコレーターは熱いコーヒーが飲めて、体があったまっていいんです。
それとパーコレーターでいれたコーヒーを小さなポットに入れて釣りにいくでしょ。 寒くなったらポケットからポットを出してこれを飲むんです。 これが結構うまいんです」
どんなにコーヒーを研究してもやっぱアウトドアでコーヒーを飲み続けている人 にはかなわないなあと思いました。
それ以来、キャンプに行く人には「パーコレーターはキャンプでないと楽しめないんだから パーコレーターを使いなよ」とすすめています。
ちなみに、カレーヌードルになっている理由は、カレーヌードルを食った後は コーヒーの味なんかちったあまずくても関係ないからです。(^o^)
最終更新日:2016年 9月 28日 (水)
フレーバーコーヒーの年末特別企画として、「御年賀Classic」を以下の予定で発売することとなりました。
[ネット通販]12/17(水)から先行発売(12/19(木)以降、出荷予定)
[店頭]12/18(木)から発売
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

(写真・道具一式)
フレーバーコーヒーをつくろう
フレーバーコーヒーという飲み物があります。(うちの店の屋号と同じですが、全然関係ありません)
これの作り方としては、焙煎した直後の熱いコーヒーに香りのオイルを吹き付けてコーヒー豆に 香りを吸着させたり、豆を販売するときに香りのパウダーなどを振りかけてミキシングしたりの 方法をとります。
この場合コーヒーの香りが強いと邪魔になるので香りの弱いコーヒーを使います。 ちなみに、ここでのフレーバーコーヒーは、もっといいかげんです。

(写真・カップを入れて真空にしている)
フレーバー流フレーバーコーヒーの作り方・その1
はっきりいってめちゃくちゃいいかげんなフレーバーコーヒーのいれ方です。 たぶん、まじめにフレーバーコーヒーを愛する人からクレームがきそうないれ方なんです。 (コーヒー好きからすれば、フレーバーコーヒー自体にクレームがつきそうなものなんでどっちもどっち のような気がしますが・・・・・)
香りのオイルを真空器の中に入れ陶器のカップをいれて真空にします。 そうすると、カップの底の部分は上薬が塗られていないため、陶器の内部の空気がでてきます。 (香りのオイルが、下にあるので泡として空気がでてきます。)
今度は、大気圧に戻すとそのとき、香りのオイルがコーヒーカップの底から内部に染み込んでいきます。

(写真・フレーバーつきカップにコーヒーを注ぐ)
できあがり
カップを適当に洗っておきます。 暖かいコーヒーをそのカップに注ぐと熱で香りのオイルが底の方から蒸発 してきます。コーヒーカップを口に近づけたときにほのかに香りがただよって けっこうおもしろいフレーバーコーヒーとなります。 (味は、全く普通のコーヒーです。あたりまえですけど・・・)

(写真・フェルトをカップの底にはる)
フレーバー流フレーバーコーヒーの作り方・その2
普通の家庭で真空器なんかはないと思います。(あったら、けっこうすごい)
そこで真空器がない方のための方法を紹介します。(はっきりいって、ばかはがしい方法です) カップの底にフェルトをはってそのフェルトに香りのオイルをしみこませます。 そうすると、カップに注いだコーヒーの熱で香りがほのかにでてくれます。
この方法の良いところは、コーヒーカップをソーサーにセットしてお客さんのところに持っていき お客さんの目の前でコーヒーを注いであげるんです。 そうすると、お客さんは、コーヒーカップを持つまではコーヒーの香りしかしなくてコーヒーを 口に運んだとき他の香りがしてびっくりするといういたずらが簡単にできることです。
このふたつの方法は、通常のフレーバーコーヒーのようにコーヒーにオイルを吸着させたりして 香りをつけるよりもコーヒーの味を損なわずにつくれて いいような気がします。


(写真・湯のみに香りをつけてみた)
日本茶でやってみる
コーヒーでうまくいくわけですから、日本茶のでもできるわけです。 そこで、日本茶でもやってみました。香りに関しては、コーヒーと同様に うまく香ります。しかし、はっきりいって日本茶にバニラの香りは似合いませんでした。 たぶん、他の日本茶にあう香りならば使えると思いました
最終更新日:2016年 9月 28日 (水)
普通コーヒー酒をつくる場合、お酒にコーヒー豆をつけてつくります。 (たぶんこれが一般的) だけど、普通にコーヒーをつくるときこの方法をとる人は、 ほとんどいないはずです。やっぱり、おいしいコーヒーを飲みたければ ドリップ式を選ぶはずです。ドリップ式の方がコーヒーのうまみだけを 溶かし込むことができてやっぱりコーヒーがうまいのです。 となれば、コーヒー酒をつくる場合でもドリップ式を採用すれば もっとおいしいコーヒー酒ができるんじゃあないかと考えました。

(写真・コーヒー酒メーカー)
用意するもの
・お酒(今回は、焼酎 720ml)
・今回特別につくった水出しコーヒーの器具
・コーヒー(小さな初恋 50g こまかびき )

(写真・コーヒー酒メーカーに酒ビンをのせる)
コーヒー酒メーカー基本構造
はっきり言って単なる水出しコーヒーの器具と何ら変わりません。
ひとつ工夫したところは、水と違ってお酒はアルコールが蒸発しては 元も子もなくなってしまうのでドリップする部分も抽出する部分も そして、サーバー部分もできるかぎりアルコールが蒸発しないように すべて囲った状態で抽出されるようになっています。

(写真・コーヒーと酒をなじませる)
コーヒーと酒をなじませる
水だしコーヒーのつくり方と同じようにコーヒーの粉とお酒を混ぜて コーヒーのガスをできるだけ抜くようにこねます。 水だしコーヒーと同様に、コーヒーのガスが残っていると 泡がコーヒーの抽出を邪魔してしまうのです。 つまり、泡がなくなればコーヒーは非常にスムーズ抽出されるわけです。 (通常のドリップの場合は蒸らしという作業をしてガスを完全に 抜いてしまって抽出がスムーズになるようにしているのです。)

ネルフィルターにいれる

セット完了

(写真左・抽出直後)

(写真右・抽出終了)
抽出
ビンをひっくり返してセットします。 そうすると水だしコーヒーと同じように一滴づつお酒が コーヒーに落ちるようになります。 (全体に落ちるようには工夫してあります) 実際にアルコールで抽出する場合は、水よりも抽出速度がはやく 嫌味が溶けやすいのです。だから、抽出をはやめに切り上げた方が すっきりとしたコーヒー酒ができます。 だいたい2時間ぐらいあれば簡単にできます。

(写真・抽出直後・左はお酒)

(写真右・抽出60分・右は水)
お酒と水の比較
アルコールは水よりもあきらかにコーヒーをよく溶かすのがわかります。 ですから、水だしコーヒーなんかよりも短時間でコーヒー酒が出来上がるわけです。
だいたい1/3ほどの量を抽出したらそこでやめます。 (それ以上抽出するとコーヒーの嫌味なんかがでてきます)
これで、高い濃度でクリアーなコーヒーリキュールのできあがりです。 これを水割りにしたりお湯わりにしたりアイスクリームにかけたりして 楽しんでください。
最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

(写真・オイル ローストマシン)
てんぷら油でコーヒーを煎ってみる
焙煎とは、コーヒー豆に熱を加えてコーヒー豆の成分を化学変化させる作業です。 ということは、焙煎機で焙煎しなくても油で揚げてもコーヒー豆は焙煎できるんじゃあ ないかと思ったんです。 (しゃれのつもりで考えていたら、特許の公開公報にでているらしい・・・人間考えることは同じみたい)
ちなみに、“コーヒー焙煎の化学と技術”という本の128P、 ”その他の焙煎方法”の項目に載っていました。
その本によると、”コーヒー豆を180-260度に加熱した植物油脂に定時間接触させることによって焙煎し 冷却後油分を遠心分離機にて除去する技術”と書いてありました。 コーヒーを油で揚げるのが自分が最初ではない事がわかりちょっと残念。

(写真・油の中入れてすぐのコーヒー豆)
とりあえず揚げてみる
1回目は油の温度180度でコーヒー豆をいれてみました。 ひくい温度でいれるとどうもコーヒーが、カラッと揚がらないばかりか豆のはぜが 弱いようです。それと、非常に油がまわった感じてきれいに出来ませんでした。 いわゆるべたべたした感じ。 (実際、油で揚げてもコーヒー豆ははぜがおこるのには驚きました)

(写真・きれいに油で焙煎されている)
二度目のチャレンジ
二度目は、油の温度225度にしてみました。これは、はっきりいってこわいです。 油から煙が出始めて火が入りそうなぐらいの温度にしてからコーヒー豆を 投入しました。この温度で、コーヒーをいれると水分が勢いよく蒸発していき きれいにコーヒー色になってきます。そして、豆が勢いよくはぜて静かになって 泡が少なくなってきたら油からとりだしてペーパーフィルターでこして 油をとります。乾いたペーパーで出来る限り油を吸わせます。

(写真・生豆とオイルローストしたコーヒー)
できあがり
実際にコーヒーをいれてみました。 ひいて香りを調べると普通に焙煎したものと比べると香りが弱いように思います。 そして、ちょっと油の香りが残っていました。 松屋式ドリップでいれたのですが、最初の蒸らしの段階のふくらみは、 少ししかありませんでした。 ただし、コーヒー液のほうに油が浮くことはありませんでした。 これは、コーヒー豆が油を吸着していて流れ出すのを防いでいるからだと思います。
味について
コーヒーの味ですが、油の味はほとんど感じませんでした。(残念ながら、全くではない) コーヒーも、けっこう飲めました。しかし、普通の焙煎機で焙煎したものと比べると 明らかに味と香りが弱く感じました。
油で焙煎する場合高温の油で焙煎しなければならず、短時間で焙煎が終了してしまって コーヒーの成分が完全に変化していないように思いました。 しかし、実際飲めるコーヒーになってちょっと驚きました。注・・・・よい子はまねをしないでください。 はっきりいってめちゃくちゃこわいです。
最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

(写真・ふかいりのコーヒーと雪印バター)
用意するもの
コーヒーはふかいりの豆を使います。バターは、お好みの銘柄を使ってください。 なぜふかいりの豆を使うかというと、バターの味や香りに負けない力が必要だからです。
バリエーションコーヒーといわれる、カフェ・オ・レやウインナーコーヒーなども 同じ理由でふかいりのコーヒーを使います。基本的に副材料がはいるコーヒーは、 副材料に負けない力のあるコーヒーを使います。

(写真・コーヒーの上にバターをのせる)
コーヒーの上にバターをのせます
コーヒー豆50gに対してバターの量は、2gから4g使います。 極端に多くのせて作るとコーヒーがべとべとになってしまいます。 その場合は、コーヒー豆を余分にいれてべとべと感を調整します。

(写真・電子レンジで加熱)

(写真・ちょっと溶けたバターをかきまぜる)
電子レンジで加熱したあとかきまわす
電子レンジで加熱した後、かきまわしてコーヒー豆とバターをなじませます。 コーヒー豆は、活性炭と同じ多孔質なのでバターがコーヒーの内部まではいりこんでくれます。
もしも、コーヒー豆がバターでぎとぎとになってしまったら、コーヒー豆を 少し加えてかき混ぜます。
ちょうど、イタリアンローストの時にコーヒーの豆の表面に 油がでてきたような状態にします。ちなみに、イタリアンローストとは、2はぜが終わって そのまま焙煎を続行すると、めちゃくちゃ煙をだしながら豆の表面に油が浮いてきて その油が豆にまわったぐらいの状態を言います。
(うちの店では、ここまで焙煎することはありませんが・・・)
普通のふかいりのコーヒーでも日にちがたつと豆の表面に油がまわった状態になります。 そんな状態にバターをこねてするわけです。(けっこうつやがでておいしそうになる

(写真・バターコーヒーにする前と後)

(写真・バターコーヒーを抽出・油は浮いていない)
バターコーヒーを抽出
左の写真の左側がバターコーヒーでとなりがバターをしみこませる前の コーヒーです。(豆の照かり具合に差が出ます。)
ちなみに、コーヒー屋の裏技をひとつ。
油のまわったコーヒーをごまかす方法ですが、 古くて油のまわったふかいりのコーヒーとあさいりのコーヒーをブレンドするんです。 そうすると、ふかいりのコーヒーの油があさいりのコーヒーに吸われて古いふかいり豆の ぎとぎと感はなくなり、あさいりのコーヒーは、表面につやがでて古い豆にはとても見えません。
もっと裏技になると、焙煎が終わってまだ余熱がある焙煎機の中にぎとぎとになったふかいりの コーヒーを入れちゃうんです。そのまま、軽く数分まわしてやると油が飛んでくれます。
(注・・・うちの店ではやってませんから)
抽出結果
ペーパードリップでいれたのですが、バターの油は抽出液の方には溶け出しませんでした。 (抽出液表面に油膜が張らない)
これは、コーヒー豆がバターをしっかり吸着しているためだと思いました。
バターの香りもほのかにしてバターのくどさもでてなくて、けっこうおいしかったです。
香りのついたコーヒー(フレーバーコーヒー・うちの店の屋号)などは、 焙煎した直後に香りのオイルなどを吹き付けたりして香りを豆にしみこませたりします。
そのオイルなどもコーヒー豆が しっかりと吸着して抽出時には溶けださなくてすんでいるんではないかと思いました。 ちなみに、うちの店では香りのついたコーヒー(フレーバーコーヒー)は扱っていません。 悪しからず。
最終更新日:2016年 9月 28日 (水)
コーヒー豆の保存で大切なことは、
空気を遮断できること。
湿気を防ぐことができること。
香りが逃げないこと。

(写真手前・ガラスの密封ビン)
(写真奥・ペットボトル)
(写真右・袋)
コーヒーを買ってきた時の注意点
コーヒーを買ってきた場合の袋には2種類の袋があります。 家庭の保存容器に入るまでの運搬のためだけの袋か、もしくはコーヒーの保存まで考えた袋かです。 運搬までの袋の場合は、基本的にチャックなどの密閉する機能はありません。 安い袋の場合は、香りも抜けてしまうような袋となります。これは、口をシール機などで 閉じておいても袋の表面から香りが抜けてしまうのですぐわかります。これは、コーヒーを買ってすぐに ビンなどに移してもらうのが前提となります。ですから、この袋のまま冷蔵庫に入れると 最悪のパターンになります。冷蔵庫のにおいをコーヒーが活性炭のように吸いとって封をあけたときには、 とんでもない香りがすることになってしまうのです。この場合に怒ってはいけません。 なぜならば、ビンに移すべき袋なのに移さなかったのはあなたのミスだからです。
もうちょっと、親切な場合は、まったく、香りを通さない袋に入れてもらえることが あります。そして、当然袋の口は、シール機がかかっています。この場合は、コーヒーの香りが外に もれないのでいい袋であるとわかります。こんな、いい袋の場合は、封をあけるまで 冷凍庫に入れておきます。なんといっても、冷蔵庫のにおいは、絶対に吸わないわけですから、 コーヒーが化学変化を起こしにくいように温度を下げておくのがベストとなります。

(写真・冷凍庫に袋のままで入っている)
ぼくがすすめる保存法
買ってきた袋が香りを通さない袋であったら、とりあえず袋をあけるまでは、 冷凍庫に入れておきます。単純に化学変化のスピードは温度を下げるしか 方法がありませんから。それと、コーヒー豆は紫外線に弱いので紫外線を防ぐこともできるわけです。 この場合できれば、ワンウェイバルブがないほうがぼくは、 好きです。ワンウェイバルブとは、コーヒーからでた炭酸ガスを抜くためのバルブの ことで、ぼくらはへそと呼んでいます。バルブにコーヒーの微粉が入り込むと バルブは単なる穴になってしまうからです。ていねいに扱えば、大丈夫ですが・・・? (ギフトなど焙煎してすぐの豆を袋に入れるときには、 袋がはぜたり箱が壊れたりを防げるのでうちの店でも使っています。ギフトのときだけ)

(写真・空気をぬいて袋をとじる)
封をあけたら冷蔵庫
袋の封を空けたら冷蔵庫に入れます。口はチャックがあるのでそれを使います。 なぜ、冷凍庫から冷蔵庫に変えるかというと冷凍庫の場合、使うとき常温に戻りにくいからです。 袋のよさは冷蔵庫から出すとすぐに袋が常温になってくれることです。ビンなどは、 常温になるのに時間がかかってしまい、下手に早くあけるとビンの内側に水滴が ついてしまいます。これが、密封ビンで湿気をいれてしまう原因なんです。 その点、袋の場合は、ビンよりも、常温になるのが早いので けっこう早くあけることができます。冷凍庫の場合、庫内の温度と室温の温度差がありすぎるので、 水滴がつきやすくあまりお勧めしません。(袋は室温になってもコーヒー豆自体が室温になるのに 時間がかかりすぎる) 袋のよさは、なんと言ってもコーヒーを使ったとき空気を抜いた状態で閉じることができることです。 ビンのように空気が入った状態だと、コーヒーが酸化されるばかりではなく せっかくの香りが抜けてしまうのです。

(写真・コーヒーが減ってきたときのビンと袋)
密封ビンと袋の比較
密封ビンは、コーヒーが取り出しやすく使い勝手は最高です。 ただし、密封ビンを使う場合は、冷蔵庫などにいれずに食器棚かなんかに入れておいてください。 (光だけは、避けてください)
基本的に、長期保存は考えないで下さい。ビンの場合、コーヒーが少なくなればなるほど、 劣化のスピードが早くなります。(ビンの中で空気のしめる割合が大きくなる)
袋の場合、シール機がかかっている間は、冷凍庫に入れておき開封後は、冷蔵庫が 原則となります。袋自体は酸素も香りも通しません。(チャックから、多少はぬける)
ですから、コーヒー豆が香りを吸うことを心配することはありません。特に、空気をぬいて 袋を丸めておくと密封力が増します。丸めてビンのポケットに入れておきましょう。 袋の場合、コーヒーが少なくなったとき劣化のスピードが遅いのが特長です。 (ただ単に空気を抜いて保存できるだけなんですけどね)
最終更新日:2016年 9月 28日 (水)
こんばんは。。 フレーバーコーヒーの年末特別企画「御年賀Classic」をネット
こんばんは。。 珈琲遊戯より毎年恒例となりました干支にちなんだ珈琲「午年の新春を
午年の新春を祝う新作珈琲 登場※ご注文は Coffee Pro でどうぞ※発送は