バターコーヒーをつくろう

(写真・ふかいりのコーヒーと雪印バター)

用意するもの

コーヒーはふかいりの豆を使います。バターは、お好みの銘柄を使ってください。 なぜふかいりの豆を使うかというと、バターの味や香りに負けない力が必要だからです。
バリエーションコーヒーといわれる、カフェ・オ・レやウインナーコーヒーなども 同じ理由でふかいりのコーヒーを使います。基本的に副材料がはいるコーヒーは、 副材料に負けない力のあるコーヒーを使います。

(写真・コーヒーの上にバターをのせる)

コーヒーの上にバターをのせます

コーヒー豆50gに対してバターの量は、2gから4g使います。 極端に多くのせて作るとコーヒーがべとべとになってしまいます。 その場合は、コーヒー豆を余分にいれてべとべと感を調整します。

(写真・電子レンジで加熱)

(写真・ちょっと溶けたバターをかきまぜる)

電子レンジで加熱したあとかきまわす

電子レンジで加熱した後、かきまわしてコーヒー豆とバターをなじませます。 コーヒー豆は、活性炭と同じ多孔質なのでバターがコーヒーの内部まではいりこんでくれます。
もしも、コーヒー豆がバターでぎとぎとになってしまったら、コーヒー豆を 少し加えてかき混ぜます。
ちょうど、イタリアンローストの時にコーヒーの豆の表面に 油がでてきたような状態にします。ちなみに、イタリアンローストとは、2はぜが終わって そのまま焙煎を続行すると、めちゃくちゃ煙をだしながら豆の表面に油が浮いてきて その油が豆にまわったぐらいの状態を言います。
(うちの店では、ここまで焙煎することはありませんが・・・)
普通のふかいりのコーヒーでも日にちがたつと豆の表面に油がまわった状態になります。 そんな状態にバターをこねてするわけです。(けっこうつやがでておいしそうになる

(写真・バターコーヒーにする前と後)

(写真・バターコーヒーを抽出・油は浮いていない)

バターコーヒーを抽出

左の写真の左側がバターコーヒーでとなりがバターをしみこませる前の コーヒーです。(豆の照かり具合に差が出ます。)
ちなみに、コーヒー屋の裏技をひとつ。
油のまわったコーヒーをごまかす方法ですが、 古くて油のまわったふかいりのコーヒーとあさいりのコーヒーをブレンドするんです。 そうすると、ふかいりのコーヒーの油があさいりのコーヒーに吸われて古いふかいり豆の ぎとぎと感はなくなり、あさいりのコーヒーは、表面につやがでて古い豆にはとても見えません。
もっと裏技になると、焙煎が終わってまだ余熱がある焙煎機の中にぎとぎとになったふかいりの コーヒーを入れちゃうんです。そのまま、軽く数分まわしてやると油が飛んでくれます。
(注・・・うちの店ではやってませんから)

抽出結果
ペーパードリップでいれたのですが、バターの油は抽出液の方には溶け出しませんでした。 (抽出液表面に油膜が張らない)
これは、コーヒー豆がバターをしっかり吸着しているためだと思いました。
バターの香りもほのかにしてバターのくどさもでてなくて、けっこうおいしかったです。
香りのついたコーヒー(フレーバーコーヒー・うちの店の屋号)などは、 焙煎した直後に香りのオイルなどを吹き付けたりして香りを豆にしみこませたりします。
そのオイルなどもコーヒー豆が しっかりと吸着して抽出時には溶けださなくてすんでいるんではないかと思いました。 ちなみに、うちの店では香りのついたコーヒー(フレーバーコーヒー)は扱っていません。 悪しからず。

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

コーヒー豆の保存法・プロ用

コーヒー豆の保存で大切なことは、
 空気を遮断できること。
 湿気を防ぐことができること。
 香りが逃げないこと。

(写真手前・ガラスの密封ビン)
(写真奥・ペットボトル)
(写真右・袋)

コーヒーを買ってきた時の注意点

コーヒーを買ってきた場合の袋には2種類の袋があります。 家庭の保存容器に入るまでの運搬のためだけの袋か、もしくはコーヒーの保存まで考えた袋かです。 運搬までの袋の場合は、基本的にチャックなどの密閉する機能はありません。 安い袋の場合は、香りも抜けてしまうような袋となります。これは、口をシール機などで 閉じておいても袋の表面から香りが抜けてしまうのですぐわかります。これは、コーヒーを買ってすぐに ビンなどに移してもらうのが前提となります。ですから、この袋のまま冷蔵庫に入れると 最悪のパターンになります。冷蔵庫のにおいをコーヒーが活性炭のように吸いとって封をあけたときには、 とんでもない香りがすることになってしまうのです。この場合に怒ってはいけません。 なぜならば、ビンに移すべき袋なのに移さなかったのはあなたのミスだからです。
もうちょっと、親切な場合は、まったく、香りを通さない袋に入れてもらえることが あります。そして、当然袋の口は、シール機がかかっています。この場合は、コーヒーの香りが外に もれないのでいい袋であるとわかります。こんな、いい袋の場合は、封をあけるまで 冷凍庫に入れておきます。なんといっても、冷蔵庫のにおいは、絶対に吸わないわけですから、 コーヒーが化学変化を起こしにくいように温度を下げておくのがベストとなります。

(写真・冷凍庫に袋のままで入っている)

ぼくがすすめる保存法

買ってきた袋が香りを通さない袋であったら、とりあえず袋をあけるまでは、 冷凍庫に入れておきます。単純に化学変化のスピードは温度を下げるしか 方法がありませんから。それと、コーヒー豆は紫外線に弱いので紫外線を防ぐこともできるわけです。 この場合できれば、ワンウェイバルブがないほうがぼくは、 好きです。ワンウェイバルブとは、コーヒーからでた炭酸ガスを抜くためのバルブの ことで、ぼくらはへそと呼んでいます。バルブにコーヒーの微粉が入り込むと バルブは単なる穴になってしまうからです。ていねいに扱えば、大丈夫ですが・・・? (ギフトなど焙煎してすぐの豆を袋に入れるときには、 袋がはぜたり箱が壊れたりを防げるのでうちの店でも使っています。ギフトのときだけ)

(写真・空気をぬいて袋をとじる)

封をあけたら冷蔵庫

袋の封を空けたら冷蔵庫に入れます。口はチャックがあるのでそれを使います。 なぜ、冷凍庫から冷蔵庫に変えるかというと冷凍庫の場合、使うとき常温に戻りにくいからです。 袋のよさは冷蔵庫から出すとすぐに袋が常温になってくれることです。ビンなどは、 常温になるのに時間がかかってしまい、下手に早くあけるとビンの内側に水滴が ついてしまいます。これが、密封ビンで湿気をいれてしまう原因なんです。 その点、袋の場合は、ビンよりも、常温になるのが早いので けっこう早くあけることができます。冷凍庫の場合、庫内の温度と室温の温度差がありすぎるので、 水滴がつきやすくあまりお勧めしません。(袋は室温になってもコーヒー豆自体が室温になるのに 時間がかかりすぎる) 袋のよさは、なんと言ってもコーヒーを使ったとき空気を抜いた状態で閉じることができることです。 ビンのように空気が入った状態だと、コーヒーが酸化されるばかりではなく せっかくの香りが抜けてしまうのです。

(写真・コーヒーが減ってきたときのビンと袋)

密封ビンと袋の比較

密封ビンは、コーヒーが取り出しやすく使い勝手は最高です。 ただし、密封ビンを使う場合は、冷蔵庫などにいれずに食器棚かなんかに入れておいてください。 (光だけは、避けてください)
基本的に、長期保存は考えないで下さい。ビンの場合、コーヒーが少なくなればなるほど、 劣化のスピードが早くなります。(ビンの中で空気のしめる割合が大きくなる)
袋の場合、シール機がかかっている間は、冷凍庫に入れておき開封後は、冷蔵庫が 原則となります。袋自体は酸素も香りも通しません。(チャックから、多少はぬける)
ですから、コーヒー豆が香りを吸うことを心配することはありません。特に、空気をぬいて 袋を丸めておくと密封力が増します。丸めてビンのポケットに入れておきましょう。 袋の場合、コーヒーが少なくなったとき劣化のスピードが遅いのが特長です。 (ただ単に空気を抜いて保存できるだけなんですけどね)

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

コーヒー豆の保存法・初心者用

コーヒー豆の保存で大切なことは、
 空気を遮断できること。
 湿気を防ぐことができること。
 香りが逃げないこと。

(写真手前・ガラスの密封ビン)
(写真奥・ペットボトル)
(写真右・袋)

コーヒーを買ってきた時の注意点

コーヒーを買ってきた場合の袋には2種類の袋があります。
家庭の保存容器に入るまでの運搬のためだけの袋か、もしくはコーヒーの保存まで考えた袋かです。 前者の場合、コーヒーを買ってすぐにビンなどに移してもらうのが前提となります。 後者の場合は、封をあけるまで冷凍庫に入れておきます。

(写真・冷凍庫に袋のままで入っている)

ぼくがすすめる保存法

買ってきた袋が香りを通さない袋であったら、とりあえず袋をあけるまでは、 冷凍庫に入れておきます。単純に化学変化のスピードは温度を下げるしか方法がありませんから。 それと、コーヒー豆は紫外線に弱いので紫外線を防ぐこともできるわけです。

(写真・空気をぬいて袋をとじる)

封をあけたら冷蔵庫

袋の封を空けたら冷蔵庫に入れます。口はチャックがあるのでそれを使います。 なぜ、冷凍庫から冷蔵庫に変えるかというと冷凍庫の場合、使うとき常温に戻りにくいからです。 袋のよさは、なんと言ってもコーヒーを使ったとき空気を抜いた状態で閉じることができることです。

(写真・コーヒーが減ってきたときのビンと袋)

密封ビンと袋の比較

密封ビンは、コーヒーが取り出しやすく使い勝手は最高です。 ただし、密封ビンを使う場合は、冷蔵庫などにいれずに食器棚かなんかに入れておいてください。 (光だけは、避けてください)
基本的に、長期保存は考えないで下さい。ビンの場合、コーヒーが少なくなればなるほど、 劣化のスピードが早くなります。

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

手まわしコーヒーミル

(写真左・昔のミル 右・今のミル)

手まわしコーヒーミル、いまむかし

昔のミルと今のミル、形はほとんど変わりません。(よこまわしのミルの場合) ただし歯の形状なんかはけっこう変わってきました。 ぼくは、昔のミルがけっこう好きなんです。(別にアンティーク趣味ではなく)
昔といってもほんの十年ほどまえですが・・・。 今出回っているミルは、十年前のミルよりけっこう安いのです。
なぜやすくなったかというと、歯の構造が単純になったからなんです。
安いから売りやすい。形が同じならば安いほうがいい。 そして、いつのまにか、昔のタイプのミルは消えていってしまったのです。 メーカーが悪いのではなく、いいものを自信をもってお客さんにすすめることが できなかったコーヒー屋の責任は重大だ。(ぼくもふくめて)

歯の構造(むかしのミル)

ハンドルのした部分にペアリングがあり、歯のした部分にもベアリングがあります。 つまり、回転する歯の軸が、ぶれたりしないようになっているのです。 この構造ならは、焙煎の度合いがばらばらのブレンドをひいても歯の隙間が変化することもありません。 そして、最後までスムーズに豆を同じスピードで豆をひくことができます。 ハンドルを手で回すということは軸がずれようとします。これを2個のベアリングが しっかりと支えてくれるのです。

歯の問題点(今のミル)

今のミルの場合、ハンドルの下にはベアリングがありますが、残念ながら 歯のした部分にはベアリングもなにもありません。つまり、コーヒー豆を いれることにより歯の隙間が均一になってくれるという考え方なのです。 軸がブレないような構造にはなっていません。 コーヒーミルのように大きなハンドルをまわすのに軸をブレないようにまわすのは はっきりいって無理だと思います。均一な大きさで均一な硬さのものをひくなら ともかくコーヒーのようにサイズもばらばら硬さもばらばらな物をひくには 不適当な気がします。こしょうのようにひいて料理にかけるだけならはこのような 歯の構造でもいいような気がしますが、コーヒーの場合、ひいたコーヒーの状態で 抽出に大きく影響するにもかかわらず、この安直な歯の構造は嫌いです。
一応、現在のミルのよいところも少し書きますと、昔のミルは下のペアリングの支えに ひいたコーヒーがのってしまうのに対して今のミルはそんなことがありません。
だけど、ぼくはやっぱり昔のミルのが好きです。

(写真・椅子に座って豆をひいている)

ミルの持ち方

ミルをひくとき一番楽な姿勢は、ひざでミルをはさんで左手をミルの上部分にそえるようにして 右手でハンドルを回します。ひざでミルをおさえるとけっこう楽にミルを固定できます。
これならば、正座していてもいすに座っていてもどちらでも手軽にコーヒーを ひくことができます。
しっかりと固定した状態でハンドルを回せるのでスムーズに 同じスピードでひくことができるのです。
ひきだしは、自分の方へ向いた状態でひざにはさみます。 こうすると、ひきだしの側が高くなりどんなにゆるいひきだしでもはずれて コーヒーがこぼれることはありません。 (実際には、簡単にひきだしがはずれないような工夫がこらしてありますが・・・)
もし、よこまわしのミルを持っていたら試してみてください。

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

2026年1月・2月の土曜の珈琲教室、申込開始!

こんばんは。。

来年のことを言えば、鬼が笑うと言いますが・・・

来年1月・2月の「土曜の珈琲教室」の申込を開始しました。

ご興味のある方は、ご参加くださいませ。

講師の中川さんは、「1月は参加者が集まらない方が・・・」等と、サボりたい模様。。

1月は年明け最初の3連休初日で、参加するのも難しい日かと思いますが、
逆を言えば、参加者が少なく「じっくり聞きたい人には狙い目の日」とも言えます。

ご興味のある方、是非、ご参加くださいませ。


2周年3日の戦略

昨日・・・ドリップバックの福袋を売っていてドリップ$を一緒に買っていった人がいたのですが・・・
これだ・・・・・と思いました。

ドリップバックの福袋は1700円でじゃんけんドリップバックが2個入っているのです。
つまり・・・本来3400円が1700円なのです。

・・・・ということは値引いた1700円でドリップ$が買えるということです。

ドリップバックとドリップ$めちゃめちゃ相性がいいのです。
せっかくの2周年なんだからここをプッシュして今日はこのセットを強力にアピールしていこうと思います。

たぶん・・・ドリップバックのいれ方を今日はお客さんに実演していると思います。
よければ・・・見学に来てください。

ついでに・・・・ドリップバックの福袋(1700円)とドリップ$1600円を買っていってください。


2周年の2日目・・・・

着香の試飲を朝行いました。
ぼくてきには着香シロップや大人のカプチーノで使われている着香の珈琲を使ったブレンドなので
着香を前面に出すのがいいかなぁと思ったのですが、代表的には着香を使っているのに飲みやすい部分を前面に出すべきだと意見が分かれていました。

そこで朝の動画で試飲をすることとなったのです。

結果・・・・代表の意見を採用してお酒感はあるが飲みやすい部分をPRして薦めていこうと思いました。

コーヒープロ2周年・・・頑張ってます

コーヒープロでは今日から3日間(22日・23日・24日)に二周年のイベントをやっています。
イベントらしく昨日の夜に飾り付けをやっていました。
店内には福袋の案内や20%増量の案内など飾り付けました。

そして・・・初日

ポットを2本用意して・・・
用意周到な状態で・・・オープンしました。

チラシなどは出していないのでめちゃくちゃ忙しいわけではないですが、ツイッターやなんかをみてきてくれたりとなんかいい感じでした。

ただ・・・初日にコーヒーゼリーもそこそこ出たのですが昨日めちゃくちゃ数をつくったんであすは頑張ってコーヒーゼリー売らねばならないと思います・・・

ぼくが頑張って作った珈琲屋こだわりのコーヒーゼリー・・・・・
明日・・・明後日と販売します。
予約なしで買うことが可能です。

・・・・・・つくりすぎたかなぁ・・・・・・

作業場の壁にもべたべたとポスターが貼られています。

広い通りから見えるように看板をつくりました。
焙煎室の扉にもポスターが貼られています。

テイクアウトにはノウハウが詰まっている

テイクアウトに燃えております。
誰がつくっても確実につくれること
誰がつくっても短時間で作れておいしいこと・・・
ミスしにくいこと・・・・
そのためには誰がやっても確実に失敗しないようにいろいろと道具に工夫が必要となります。
そんな道具をいろいろと・・・

スチームで牛乳を泡立てたり紅茶をはかったりと活躍するのがガラスのピッチャーです。
はかりを使って重さでやっていたものを容量に変えると一気に作業性が上がります

紅茶を温めるときに使うピッチャーはガラスでは効率が悪いのでステンレスを使うのですがとにかく温度が重要になるので温度計を取り付けておきました。これによりほかの作業をしながらでも温めることが出来るようになりました。

シロップ類をまとめるためのターンテーブル・・・
冷蔵庫の中で素早くシロップや紅茶を取り出すために活躍しているターンテーブルです
これにより探す手間が大幅に減りました

これ以外でもいろいろと工夫をして素早くテイクアウトができるように頑張っています。

ぜひとも・・・・飲みに来てください。

11月・12月「土曜の珈琲教室」、申込開始!

おはようございます。

少々、遅くなりましたが、11月、12月「土曜の珈琲教室」の申込を開始致しました。

6月以降、松屋式を使った応用的な珈琲教室を行ってきました。

今年の締めくくりとして、11月、12月は基本の松屋式講座を丁寧に教える珈琲教室に致しました。

松屋式にご興味のある方、珈琲初心者の方、是非、ご参加くださいませ。