焙煎時のモニターを大幅に変更

焙煎中はデータロガーのデーターでグラフを出しているのですが今までと大幅に表示を変更しました。
通常・・・メインのモニターを2画面で使っていたのですがこれを1画面に変更しサブ画面の方にはグラフの重ね合わせの画面を常時出すようにしたのです。

今までグラフの重ね合わせは焙煎が終わってから使うようにしていたのですが・・・
今回の変更で焙煎途中にグラフの重ね合わせができるようになったわけです。
その時にカーソル情報と現在のデーターと焙煎プロファイルの3個を右端に置いておくと欲しい情報がすべて消えることなくいつでも存在していてくれて途中までのグラフの重ね合わせもスムーズにできて結構気に入っています。

代表のいう0.5度の壁だとか焙煎中に調べられるのは凄く役立つ感じです。
排気ダンパーの1度の差とか中点の0.5度の差の意味がちょっと理解できた気がします。

折角開発したグラフの重ね合わせのシステム・・・
もっともっと活用していきたいと思います。

ハッピーマザーズセットはなぜ安いのか

現在ネットと店頭で販売されているハッピーマザーズセットという商品があるのですが・・・
なぜか・・・安いのです。
環と珈琲遊戯の豆がはいっているセットなのに安いのです。

当然・・・ここには訳があるのです。

安いには安いなりの訳があるのです。
コーヒープロではこのようなセットを作って安く出すのですが・・・
実は・・・単純にオトクなのです。

環や珈琲遊戯のようないい豆は生豆が高いので安く出すことが出来ません。
しかし・・いい豆の良さは体験しないと分かってもらえません。

そこでフレーバーの豆とセットにすることによってぎりぎりまで安く出すのです。
いい豆を体験してもらう機会を作るのです。

それによって誕生日や結婚記念日などハレの日に折角だからといい豆を思い出してもらうように仕組んでいるのです。

つまり・・・・セットを購入するのが一番賢い買い方なのです。

まぁ・・・こっちとしてはハレの日には思い出していい豆を買ってもらいたいと思っていますが・・・

データーが吹っ飛んだ

環の焙煎をやってまして・・・
焙煎が終わったらデータロガーが出してきたグラフに色々と書き込んでグラフを印刷する
まぁ一連の流れなんですが・・・・
日常というのは落とし穴があるもんです。
豆が冷えたら袋詰めしておもむろにグラフの方に取り掛かろうとした瞬間・・・
パソコンのモニター2個が一瞬で消えた・・・

自動バックアップかなぁと思ったのだが・・・帰ってこない

仕方ないのでパソコンの電源を入れなおそうとして動かない・・・

・・・・となると原因はコンセント・・・・

掃除機やらなんやらでちょっとひっかけたりしてほとんど抜けた状態で頑張っていたのだが力尽きて止まってしまったらしい・・・

データーが吹っ飛んだのは残念だが本来は焙煎が終了したらすぐにデーターをsaveするのを習慣づけていたはず・・・・

たまたまそれを忘れただけ・・・・

データーロガーの自動バックアップならばのこっているかも・・・・
クラウドのデーターをチェックしたら前回膨大なデーターがたまっていてそれをゴミ箱に入れた時に自動バックアップが外れていたらしく・・・

結局完全にアウトでした。

無駄な抵抗もいらない清々しいまでのアウトでした。

エスプレッソ・寸切りの勘所

寸切りのタイミングを調べる一番いい方法は、ロングブラックを使うのがいいと思います。エスプレッソ単体では濃すぎて判定が難しいのに対してロングブラックならばカップにお湯を100cc入れておいてはかりを使って何グラムのエスプレッソを入れた時が一番おいしいか試していけばいいのです。何グラムで雑味が出るかがロングブラックではわかりやすいのでオススメです。

ちなみにぼく的には100g のお湯に対して30~35gのエスプレッソが雑味を感じなくでいいと思いました。ここに関しては人それぞれの好みと豆の違いはあると思いますが‥‥

10kg釜の現在・ウォーターサイクロン

生豆のほこり飛ばしは完全に10kg釜を使ってやっています。
ウォーターサイクロン結構気に入っています。
本来はステンレスのかごを使うのですがぼくは排水口ののネットを使っています。
これならばある程度の細かいチャフなども止めることが出来ますから・・・

ウォーターサイクロンに入る部分に水量計が付いていたのですが、水量を最大にしたら水漏れを起こし始めたので諦めて直結にしました。

ほこり飛ばしでも結構ゴミがたまって面白かったです

エスプレッソの寸切りという技術

エスプレッソのげっぷがあまり知名度がなかったことと言葉のイメージが微妙であったので他の言葉探していました。そして考えた名前が・・・寸切り

エスプレッソの抽出が終了の手前でポンプの圧力が抜けたタイミングでカップをはずす・・・
それを今まではげっぷを入れないという表現をしてきたわけですがこれでは結構ネガティブな感じになってしまうのでちょっとポジティブな感じにするためにギリギリ雑味の成分が入りそうなタイミングになったら切ってしまう・・・
カップを外して切ってしまう・・・なんかちょっとポジティブでかっこいいかなぁと自画自賛

これからはポンプが止まって圧が下がった状態の雑味の成分をカットすることをエスプレッソの寸切りということにします。

とりあえずエスプレッソが薄くなってきたときに取り外すものも寸切りでいきます。
美味しいエスプレッソをつくるために旨味が溶けた時点でカップを外す・・・

これがエスプレッソの寸切りという技術です

カップの取っ手が手前にセットしてあることがポイント・・単に外しやすいだけ

エスプレッソのげっぷ

なんでも勉強になるもんです。
エスプレッソのげっぷなんて言葉があるなんで思いもしませんでした。
どんな現象かを説明しますと・・・・

エスプレッソのポンプが止まって圧が緩やかに下がりながらぽたぽたと珈琲が落ちてくるところ・・
これをエスプレッソのげっぷというらしいのです。

実際に実験してみるとこの部分の成分はエスプレッソが9気圧で動いている部分と明らかに味が違うのです。雑味というがだしがら感というかそんなネガティブな味が存在するのです。

抽出を早めに切り上げればげっぷの部分が入っても大丈夫かと実験してみると残念ながらダメなのです。本来ならば抽出オーバーにならないタイミングで止めてもげっぷ部分は同じ傾向の味がするのです。

げっぷを外す抽出法
一番簡単な方法は、ストップボタンを押したらすぐにカップを外す方法です。
もしくは・・・ストップボタンを押したらすぐに皿かなんかでげっぷの部分を受けるようにすれば大丈夫です。このやり方の良さはげっぷ部分の味を確かめることが出来ることにあります。これが結構勉強になると思います。

実際に早いタイミングで止めてげっぷ部分を皿にうけたものも遅いタイミングで止めて皿に受けたものもげっぷ部分の味に関しては同じ傾向になります。


エスプレッソを学ぼう

現在・・・家庭用のエスプレッソであるデロンギのマシンを色々試しています。
ぼくてきには松屋式の様にエスプレッソも旨味と雑味の分離が可能だと思っています。
そのタイミングをしっかりと把握すれは誰もが美味しいエスプレッソを楽しむことができるはずです。

コーヒーの性質上旨味の方が早く溶けるという大原則はエスプレッソで通じると思います。
そうなればどのタイミングまて旨味が抽出されているかをしっかりと試せばいいこととなります。
松屋式の様にビーカーで100ccづつ分けるなんて残念ながら出来ません。
なぜならば、2杯と言ってもせいぜい60ccぐらいにしかならずもっと細かく分けねば難しいのです。

そこで問題となるのがエスプレッソは2か所に分かれて抽出液が出て来るのです。
これを1か所しないと抽出液の分離は出来ないこととなります
(業務用では一杯用のものもある)

とりあえず・・・・1か所からエスプレッソが流れ出るようにじょうごの様なものを取り付けました。
あとは・・・絵を描く時のパレットを注文してあるのでそれが来れば一応実験は出来ると思います。

じょうごをエスプレッソの出口の所に取り付ける装置

取り付けた状態

後はこの状態でパレットに細かく珈琲を分けて味をみればどこまで旨味が溶け込んでいるのかがある程度判断が付くと思います。

今日まで・・・・送料無料キャンペーンやってます

送料無料キャンペーンやっています。
フレーバーの珈琲を1キロ以上お買いあげで・・・・銀行振り込みか代引だと送料が無料になるキャンペーンが3月31日までなのです。つまり・・・今日までなのです。

15%増量もそのままです。

環の豆など高級豆を買った場合・・・2000円につきスーパーリッチブレンド100gオマケが付くキャンペーンもやっています。

・・・好評だったんなら4月も継続すればと思うかもしれませんがそれは無理なのです。
なぜならば佐川の運賃が値上げされるのです。(コーヒープロの送料はまだあがりませんが・・・)

ちなみに・・・高級豆2000円で1袋オマケで付くスーパーリッチブレンド

エスプレッソを止めるタイミング

全自動のエスプレッソマシンだから全自動に頼る必要はないのです。
手動のエスプレッソのように使っても全く問題ないのです。
・・・・というよりも受動のように全自動のエスプレッソを使った方が珈琲としては美味しくなるのです。エスプレッソも松屋式と同じようにうまみと雑味の分離が可能なのです。旨味が溶け終わったタイミングで止めれば旨味だけの珈琲を作る事が可能なのです。

そのタイミングの特性はエスプレッソの抽出を何度も見ていると結構簡単に見つけることが出来るのです。

エスプレッソと松屋式は結構似ていて濃厚な状態からだんだん濃度が下がってきます。
濃度が下がってくるにつれて雑味の比率が大きくなってきます。
松屋式の方が抽出量が多いので止めるタイミングが結構分かりやすいのに対してエスプレッソでは一瞬で変化するのでそのタイミングの見極めが難しいだけなのです。

ちなみに止めるタイミングとして27秒から30秒ぐらいがいいと思います。
濃度が変化して27秒で内側に珈琲が曲がるタイミングと30秒で珈琲液が薄くなって白に近づくタイミングが外し時だと思います。

濃厚な泡の時は茶色の泡ですが、濃度が下がると白い泡に変化するのでその辺で止めるのが一番簡単な気がします。後は、エスプレッソでは一瞬で変化するので迷わずに外すことが大切になると思います。