焙煎機の排気 2

「M工業」から借りた風速計

新しく買った風速計

新しく買った風速計を取り付ける

排気量を調べる
今回・・オークションで風速計を買いました
前回「M工業」に借りて実験したんですが同じ部分に風速計を取り付けて実験をすることにしました
前回の測定では補助ダンパーを使っていましたが今回は、ない状態で測定しました
ちなみに、風速計がついている赤いパイプはウーロン茶が入っていた紙缶を切って使いました

実際の測定・ファン式風速計 (3kg釜・補助ダンパーなし 風速 m/s)

排気ダンパー
風速(m/s)2.02.83.64.55.56.37.07.47.5
風量(l/s)10.314.318.022.827.731.835.337.238.0
減少率(%)27%38%48%60%73%84%93%98%100%

実際の測定・熱線式風速計 (3kg釜・補助ダンパーあり 風速 m/s)

排気ダンパー
風速(m/s)2.13.24.25.26.26.87.57.87.8
風量(l/s)10.516.021.026.031.034.537.539.539.5
減少率(%)27%41%53%66%78%87%95%100%100%

実際の測定・熱線式風速計 (5kg釜・風速 m/s)

排気ダンパー
風速(m/s)5.15.66.57.28.810.010.210.510.5
風量(l/s)25.731.332.836.344.450.451.452.952.9
減少率(%)49%53%61%69%84%95%97%100%100%

赤が5kg釜
青が3kg釜

X軸・・・ダンパー開度
Y軸・・・風量(l/s)

表の解説
今回新しく買った風速計を前回、熱線式風速計で測定した位置と同じところではかってみました
前回と数値的には同じような感じででたんで信憑性は高いと考えていいと思います。
そのなかで、ぼくがもっとも問題と考えるのは5kg釜の排気の減少率です
3kg釜の場合ダンパーを全閉にしたときの減少率が27%なのに対して5kg釜は49%もあります。
これは、排気の幅が5kg釜の方が極端に狭いということです
排気の幅が狭いということは少量焙煎が極端に難しくなることになります

煙突に風速計を取り付ける

ダンパー手前に取り付ける

赤がダンパー手前
青が煙突(3kg釜使用)

X軸・・・ダンパー開度
Y軸・・・風量(l/s)

煙突内の風速について
煙突内の風速は、ダンパー手前の部分のような極端な変化が起きませんでした
減少率にして65%ほどしかありませんでした
これは、排気ダンパーを閉じても焙煎-冷却切り替えダンパーのすきまなどから
空気が流れてくることが原因だと思います
排気ダンパーは、隙間の大きさを調整しています
つまり、ダンパーを絞って隙間を小さくした場合は
切り替えダンパーにある隙間から入り込む空気の比率が大きくなってしまうのです
ちなみに切り替えダンパーを冷却にすると
68(l/s)もの空気が煙突に流れることになります(3kg釜のデーター)

焙煎機のダンパー部分
ダンパーを全閉にした状態

焙煎機のスリット部分
穴の面積は楕円となる

風量とスリット面積 (3kg釜・風量 l/s 面積 cm2)

排気ダンパー
スリット面積(cm2)4.47.011.016.422.429.036.043.050.7
3キロ釜・風量(l/s)10.314.318.022.827.731.835.337.238.0
5キロ釜・風量(l/s)25.731.332.836.344.450.451.452.952.9

青・・・スリットの面積(cmm2)
赤・・・3キロの風量(l/s)
黄・・・5キロの風量(l/s)

ダンパーの隙間を計算するダンパーはパイプに7㎝の穴と2センチ小さな穴を結んだような格好の
穴が開いておりそれを回転させて隙間を調整しています
(珈琲屋でないとわかんないかもしれませんが・・・)
流体力学ではこの穴の面積はこの楕円の面積で計算すればいいらしいのです
(大学生に教わりました)
そして、実際に計算してみると・・・・
ほとんどきれいな直線になるのです
つまり、ダンパー1目盛りで10度づつ角度が変わって隙間の面積が表のように変化します
グラフではきれいな直線になるのでマノスターゲージの値や風速計の値が直線になるのもうなづけます
ただし・・排気のバランスが取れた部分が「5」になるか「6」になるかは大きな違いがでます
ファンの能力は「7」から「9」ぐらいでは変化がめちゃめちゃ弱くなるのです
それと5キロ釜の全閉時の吸い込み量の多さはダンパー操作の幅を 狭めているように思います

風速とマノスターゲージ

風速とマノスターゲージの関係を調べる
マノスターゲージは差圧を測定します
圧力差があればそこには風が起こります
圧力差があればあるほど強い風が起こります
(すごく当たり前・・・・)
そこで実際に風速とマノスターゲージの数値で
どれだけ関連性ができるかを調べてみました

風速計とマノスターゲージ (3kg釜・風速 m/s 差圧 mmH2O)

排気ダンパー
ノーマル風速(m/s)2.02.63.64.45.35.96.36.76.8
ノーマル微差圧(mmH2O)0.50.71.11.62.43.03.74.24.4
「10」・風速(m/s)1.42.12.73.64.55.46.16.46.4
「10」・微差圧(mmH2O)0.40.50.61.01.72.43.13.43.6

風速とマノスターゲージのグラフ
青・・・風速(ノーマル)
赤・・・差圧(ノーマル)
黄・・・風速(「10」に固定)
水色・・差圧(「10」に固定)

グラフの解説
マノスターゲージと風速計の関係をグラフにしたものです
ノーマルは普通の状態で測定したものです
「10」のほうは排気ファンの部分をを10mmH2Oに固定するようにしたものです
つまり・・・焙煎-冷却切り替えダンパーを操作して10mmH2Oになるようにした状態で
排気ダンパーの部分で風速と微圧を測定したものです

このグラフの一番の特徴は、排気ダンパーを絞った状態から徐々にあけるときに
マノスターゲージの数値の上がりが非常に弱いことです
これはダンパーの構造上最初の数段は穴の大きさがあまり変化していかないからです
それに対してノーマルのほうは、排気を絞ったときには穴の大きさは小さいかわりに
排気ファンの部分が大きな負圧をもっており吸い込もうとする力が大きいからです

まぁ・・わかっちゃえば当たり前のことですけどね

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

焙煎機の排気

写真・風速計

排気量を調べる「M工業」の「M」さんがハンディータイプの風速計を貸してくれました。 それを利用して焙煎機の排気量を正確にはかってみました。 実際に豆をいれた状態でも実験をしたいのですが、今回の風速計は センサー部分が熱に弱くて火をいれた状態でははかることができませんでした。 (ちょっと残念)

実際の測定(補助ダンパー連動)

排気ダンパー
風速(cm/s)210320420520620690750790790
風量(l/s)10.516.021.026.031.034.537.539.539.5

連排気をはずすと排気1では14(l/s) 排気2では18.5(l/s)でした

表の解説焙煎機の排気能力を正確にはかるために風速計で測定してみました。
一番正確にとれるであろうと考えてダンパーの手前のまっすぐの部分で はかることにしました。
そこでわかったことは、おもったよりも排気は強いということです。
ぼくの頭の中では、蒸らしダンパーといわれている排気を絞った時には めちゃめちゃ空気が流れていないとおもったのに実際にはかってみると 一番排気を絞った状態で一秒間に14リットルもの空気が排気されていたのです。
(これで、「蒸らし」といってもいいのかなぁ・・・・)
たぶん、火がはいっていればこれに煙突効果が追加されてもっと排気されることとおもいます。

実際の測定(補助ダンパー連動 風速 cm/s)

排気ダンパー
ノーマル210320420520620690750790790
切り替え 2190320420500600680720750750
切り替え 3160280350430520580620680680
切り替え 4120190280340410460480530530
切り替え 585145210280330380410440440

表の解説実際に豆をいれた状態でも風速をはかってみましたが、あまり変わりませんでした。
(生豆を 1kg・2kg・3kg・4kg いれて実験)
そのかわり、切り替えダンパーによってどれぐらい排気を抑えることができるかを 正確に実験することができました。

その結果下の表のようになりました。
つまり、焙煎量を変化させた時に切り替えダンパーを大きく変化させて焙煎すると 通常の排気ダンパーのほうはあまり変えずに少量の焙煎が可能となります。

切り替えダンパー

風量の減少率

ノーマル
100%95%85%65%55%

実際の測定(補助ダンパー連動・風量 l/s)

排気ダンパー
ノーマル10.516.021.026.031.034.537.539.539.5
切り替え 29.516.021.025.030.034.036.037.537.5
切り替え 38.014.017.521.526.029.031.034.034.0
切り替え 46.09.514.017.020.523.024.026.526.5
切り替え 54.07.010.514.016.519.020.522.022.0

1分間の風量(補助ダンパー連動)

排気ダンパー
風量(m3/min)0.690.991.351.712.042.312.552.67

連排気をはずすと 排気1では0.84(m3/min) 排気2では1.11(m3/min)でした

5kgの焙煎機の測定(風速 cm/s)

排気ダンパー
ノーマル5105806507208801000102010501050
切り替え 3410450500580680780800820820
切り替え 5310350400450520600650670670

風速の減少率

ノーマル
100%78%60

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

2周年記念感謝セール、誠に有難うございました!

11/22(土)~3日間行った「2周年記念感謝セール」に沢山の方にご注文、ご来店頂き、誠に有難うございました。

わざわざ遠くからお越しくださったお客様もいらっしゃり、心より感謝申し上げます。

3周年に向けて、スタッフ一同、精進してまいります。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

また、時折、イベントを企画してまいりますので、お楽しみに!

2周年記念感謝セール、ご注文、ご来店、誠に有難うございました!

本日11/24(月)も「着香よかった!」と。。。

こんばんは。。

DFR環2周年記念特別ブレンド「着香」をご購入頂いたお客様が来店され、「着香、香が強過ぎず良かった!」と感想を頂きました。

「お砂糖を入れると更にGood!」だそうです。

是非、お試しくださいませ。

残り僅かとなってきました。オンラインショップならば、本日11/24(月)中であれば、特別価格(43%Off)でお求め頂けます。


珈琲屋の本気ゼリー、完売御礼!

こんばんは。。

お陰様で、珈琲屋の本気ゼリーが完売となりました。誠に有難うございます!

相当数作ったのですが、閉店時間迄、持ちませんでした。

楽しみにされていた方がいらっしゃいましたら、心よりお詫び申し上げます。

季節は冬ですが、珈琲屋の本気ゼリーは、年中、3個から予約販売致しております。

【福袋】水出し珈琲、最後の1個!

こんにちは。。

本日11/24(月)、2周年記念感謝セール最終日でございます!

お陰様で、【福袋】水出し珈琲がラスト1個となりました。誠に有難うございます!

水出し珈琲をレンジで温めて、温・冷でお楽しみくださいませ。


2周年3日の戦略

昨日・・・ドリップバックの福袋を売っていてドリップ$を一緒に買っていった人がいたのですが・・・
これだ・・・・・と思いました。

ドリップバックの福袋は1700円でじゃんけんドリップバックが2個入っているのです。
つまり・・・本来3400円が1700円なのです。

・・・・ということは値引いた1700円でドリップ$が買えるということです。

ドリップバックとドリップ$めちゃめちゃ相性がいいのです。
せっかくの2周年なんだからここをプッシュして今日はこのセットを強力にアピールしていこうと思います。

たぶん・・・ドリップバックのいれ方を今日はお客さんに実演していると思います。
よければ・・・見学に来てください。

ついでに・・・・ドリップバックの福袋(1700円)とドリップ$1600円を買っていってください。


「着香、良かった!」

昨日、二周年記念特別珈琲「着香」をお買い求め頂いたお客様が、本日、エスプレッソを飲みに来て下さり、貰った感想です。

その言葉が聞きたくて、珈琲屋をしている訳で。。。嬉しい限りです。誠に有難うございます!

着香珈琲を10%ブレンドしているんですが・・・10%で充分なのです。
珈琲として飲む時の美味しさを求めるなら、これ以上では、珈琲の香味より香が強過ぎてしまい、バランスが悪くなります。

シロップ等に使う場合は、10%では足りないんですが・・・


長野さんのテイクアウト、始まりました!

こんにちは。。

準備も終わりまして、長野さんのテイクアウトが始まりました。

本格エスプレッソをご体験くださいませ。