かなわくちゃんタワーについて

かなわくちゃんがガチャガチャに入って飾られているんですが・・・
代表がライトアップに燃えています。
これがどんどんかっこよくなっていく

今度は下からライトをあてて目立たせようとしています。
ただ・・・基本買ってくれるのはネットの人が大半なのです。
つまり・・・かっこいいシーンを見ることなくの購入なのです。

ぼくも代表もそこらへんがちとさみしい・・・
できればお店に来てかなわくちゃんタワーから一個取り出して
かなわくちゃんが上から補充されるのを体験してほしいです。

だから・・・
ネットで買わずにお店まで来てかなわくちゃんを取り出す感動を味わいに来てください

代表もぼくもかなわくちゃんのお客様をお待ちしております。

一番下のかなわくちゃんを抜くと上から落ちてくる。
やってみるとけっこう楽しい

焙煎について-焙煎の概念

さるでもわかる焙煎学・・・・
珈琲豆の内部に熱を加える方法は、たった一つの方法しかありません。
豆の表面の温度を上げて表面から徐々に内部に熱伝導で加熱するしかありません。
あたりまえのことを整理すると・・・・
排気温と豆の表面温度との差が大きければ大きいほど豆は熱を吸収するスピードがはやくなります。
(本体温度の上昇スピードがはやい・・・傾きが急になる)
豆の表面温度と豆内部の温度差が大きければ大きいほど豆内部に熱が加わりやすくなります。
(ひじょうに、あたりまえ)
この中で、問題となるのが豆の表面と豆内部の温度差なんです。
焙煎が、温度に依存する以上も豆の表面と豆内部の温度差があれば 化学変化の進行状態に内部と表面に差がでます。
この差を少なくすれば、コーヒーの味が濃くなる事になります。
(非常にあたりまえのことですいません)

めちゃくちゃ基礎を語っているなぁと思いました。焙煎の基礎中の基礎で今でもこの考えは賛成です。
熱風式であろうが直火式であろうが輻射熱が強かろうがヒーターで焙煎しようがすべてに当てはまるめちゃめちゃ基礎です。今更こんな基礎を読むとはぼくも思いませんでしたが基本に立ち返る大切さを感じました。

はぜをひろうマイク・珈琲は、温度計がなくても微圧計がなくてもはぜるのです。
別に数字で豆がばせているのではないのです。数字は人間のためだけにあるのです。

抽出について-特性を知る

Drip$を舐めてはいけない
その器具の特性を知るためにはいろいろと試す必要がある。
たぶんこうであろうなどと勝手に思ってはいけない。
勝手に思った瞬間から考えなくなるからである。
遊びのつもりでいろいろやってあれって思って考えて・・・
そこから初めてその全容がはっきりしてくるのである。
その装置を一番知っているのは装置を作った人ではなく使っている人なのである。
Drip$は、今までの経験を一回取っ払って 初心に帰って試す必要がある。
今までの経験を信じると大きく間違える。
知識や経験がある人は、とにかく素人になることから始めねば 進歩はない。

すごく同意です。こんなことをホームページで書いていたのかと驚きました。
お湯のコントロールが確実だといろいろと検証できます。
お湯のコントロールが確実だと抽出精度が上がります
お湯のコントロールが確実だと珈琲の味がわかりやすくなります。
Drip$を使えば確実に珈琲のレベルが上がります。

抽出について-珈琲と小鳥

松屋式コーヒーの抽出法・・・・松屋式ドリップはあさいりのコーヒーでもけっこううまくいきます。 卵もふんも持っている小鳥の卵だけをとりたかったら、小鳥をお風呂にいれるように そっと刺激を与えないようにお湯をさすんです。 そうすると、小鳥は気持ち良くなって卵を落としてしまうのです。 しかし、ゆったりと気持ちよくなっただけなんでふんは落とさずに済んでしまうのです。 ふかいりのコーヒーの場合は最初からふんを持っていない小鳥のわけですから 簡単にうまくいってしまうのです。

カリタ式コーヒーの抽出法・・・・ふかいりのコーヒーは、ふんをだした後の小鳥のようなものなんです。 小鳥は、卵をかかえてじっとしているんです。そこに、勢いよく小鳥たちを脅すようにお湯を注ぐと 驚いた小鳥はびっくりして卵を落としてしまうんです。その、小鳥の卵がコーヒーのおいしい成分なんです。 ところが、この抽出の欠点は、ふんをだす前の小鳥では、びっくりすると卵も落とすけれどふんも同時に 落としてしまうのです。ふんを落とさせずに卵だけを落とさせるのが非常に難しいのです。 ちなみに、ふんも卵も持っている小鳥があさいりのコーヒーなのです。ですから、コーヒーの抽出は あさいりのほうが難しいのです。

この辺の考え方は、30年以上前の考え方で今ではちょっと無理があるかなぁと思っています。
特に雑味をふんにたとえる部分にはちょっと無理があるように感じます。
焙煎で雑味の成分を完全に消し去ることができればこれもいいんですが、この解釈では浅いりは雑味が多いと勘違いが起きてしまいます。浅いりでも芯や水を残さずに焙煎することができればいいわけですから・・

焙煎で水抜きを効果的に行うには湿度が必要です。その湿度を補充する装置です。過熱水蒸気発生装置

Drip$で5杯だし・これであなたも抽出の達人です

Drip$ Lが販売される予定です。これにより、Drip$での5杯だしがプロのレベルに到達することが可能になります。なぜそれが可能になるかというと、Drip$ Lでは、5杯の抽出の湯量に合わせてでるように改良が加えられたからです。今までのDrip$では、蒸らしに合わせた湯量だったので5杯の抽出には湯量不足が生じていたのです。それをDrip$ Lを使うことによって解消することができるようになったのです

用意するもの 5杯金枠・5杯ふた・5杯ペーパー・1000cc計量カップ・Drip$・Drip$ L

金枠にペーパーをセットします。

このときにミシン部分を折り曲げます
そして、珈琲の粉をいれます(50g・あらびき)

動画のようにペーパーを半分まで折ると綺麗に開いた状態になります

5杯のコーヒーをセットして穴を掘ります

一度コーヒーをを平らにならしてから穴を掘ります。
真ん中にスプーン深く差し込んで背の部分を使ってペーパーに擦り付けるようにして穴を掘ってください

丁寧に振って平らにならすと粉が締まった状態になり穴が掘りにくくなります

蒸らしはDrip$を使います

蒸らしは細いお湯を使うのでいままでのDrip$を使います。

真ん中にお湯をさして落ち始めたら濡れてるところと乾いているところの境界部分にお湯をさします。

コツとしては、ゆったりとお湯が下までしみ込んでから移動していくイメージでさしてください。

全体にお湯をさし終わったらふたをして3分間待ちます。

この3分間の蒸らしによって粉の内部の炭酸ガスが水蒸気に入れ替わりお湯が入りやすくなるわけです。

(ガスが抜けた粉は、お湯をさしても泡がでなくなります)

抽出の大半は蒸らしのお湯のかけ方に依存します。細く丁寧を心がけてください。

抽出はDrip$ Lを使います

抽出では蒸らしの時よりも多めの湯量が必要となります。

特に5杯のコーヒーを抽出する時、ひたひたをつくりだす湯量は、このDrip$ Lでなければ難しいのです。

抽出で一番問題となる最初注湯の水位を上げる段階ですが、このDrip$ Lでは、粉層を壊すだけの強い力がないので最初から渦巻の繰り返しのお湯の差し方をしても問題ありません。

本来ならば。水位を上げる段階では真ん中と端の真ん中部分お湯をさして水位を上げることが基本なのですがDrip$ Lではそれをしなくても粉層は崩れずにうまくいきます。

300ccまで抽出できたらそこで終了です

抽出の湯量は蒸らしの時よりも多めです。しかし、粉が動く程度はお湯が出ないので安心してください。

Drip$・Drip$ Lに残っているお湯を使って600ccまで薄めます

そして、竹べらやスプーンなどでよくかき混ぜます。

かき混ぜが弱いと水っぽい感じに珈琲がなってしまうのでここは大切です。

しっかりかき混ぜたら完成です

誰でもできるかき混ぜるという行為がけっこう重要なのです。

ドリップの難しさはいくつかありますが、一番味に影響のあるのが湯量のコントロールです。
湯量大きくなれば粉が動いたり水位が上がり過ぎで流れが速くなったりと問題が起きます。
湯量が少なすぎれは、ヒタヒタ状態をつくることができなくなり雑味が出やすくなります。
次に問題となるのがお湯のコントロールです。通常のドリップポットでは、落とす位置のコントロールと湯量のコントロールがセットになるわけですがDrip$ではこのふたつが誰がやっても失敗しないのです。湯量は決まった量でしか出ないし、お湯の落ち方も垂直落ちるので自分の思い通りの場所にかけることができるのです。蒸らしの時の最適湯量と抽出の時の最適湯量をDrip$とDrip$ Lがしっかりと決めてくれているのです。5杯だしで最高のコーヒーを抽出することができる最強のアイテムだと思います。

抽出について-スタートライン

3分間の蒸らしについて・・・・ 徒競争でスタートラインにつく前に緊張します。
そのときに心の準備がすばやくできる人もいれば、 緊張がとけるのに時間がかかる人もいます。
同じタイムの人ばかりで走ってもすごく差がついてしまいます。
そこで全員、心の準備ができるまでまってあげる必要があるわけです。
これが、コーヒーの蒸らしです。
全員の心の準備ができて心がひとつになったときにスタートラインにたって”いっせのせ”走り出せば、 ほとんど同時にゴールにはいることができるのです。
ですから、蒸らしのお湯はコーヒーを脅かさないようにそっとさします。
そしてどのコーヒーの粉も 緊張からとけるまで(3分間)ゆっくりまってあげる必要があるわけです。 そうすると、どの粉も落ち着いた状態でスタートラインにたつことができるのです。
その状態でドリップすればどの粉もベストタイムでほとんど同時ゴールにはいることができるのです。

じつは・・・3分待つことによってスタートライン立たせることができるわけですが電子レンジを使うと蒸らし時間が短縮できることを代表が発見したのです。

そこで開発したのがプラ金枠・・・

現在・・環の珈琲を3000円お買い上げの方にはプラ金枠をプレゼントします。

ちなみに・・・この治具がプラ金枠をつくるときに使うものです。1ミリ圧のPP板に穴をあけるときにPP板をがドリルに引っ張られないようにするものです

抽出について-よい生徒と悪い生徒

松屋式の抽出について・・・・ 学校では良い生徒もいれば悪い生徒もいます。いろいろいてはじめて学校です。 コーヒーの抽出とは、良い生徒だけを集める作業なのです。 学校で避難訓練をすれば、良い生徒はすばやく校舎から避難するでしょう。 しかし、悪い生徒は、かったるいなぁといいながらだらだらと避難するんです。 だから、良い生徒が避難したらすぐにドアを閉めちゃえば良い生徒だけを 集めることができるわけです。これが、コーヒーの抽出です。 コーヒーを蒸らして抽出にはいったらうまみが早くとけてきますので うまみがとけたらすぐにやめてしまえば、うまみだけのコーヒーができるわけです。

左端が良い子・右端が悪い子・真ん中が普通の子

抽出について-悪い生徒も使いよう

渋み、いやみについて・・・・ 集団行動が苦手だったりする生徒は、逆にいえば、独立心が旺盛だったりします。 ほんの一面をみてすべてをみたつもりになってはいけないんです。 つまり悪い生徒もいい面があったりするんです。 コーヒーの後半ででてくる渋みは単体では悪い生徒なんです。 しかし、うまみのだけのコーヒーにすこし渋みがはいるとミルクが入ったときに こくがうまれるんです。いやみがまったくないコーヒーもブラックで飲むにはいいですが、 渋みを少しいれたコーヒーにミルクをいれて飲むのもけっこうオツなものなのです。