イエケニアについて

「イエケニア」について ChatGPT に訊いてみました。

《「イエケニア (Yirgacheffe)」は、エチオピア南部のイエケニア地域で栽培される高品質なコーヒー豆の一種です。》

ぜんぜん違う(笑)。「イエケニア」は「イルガチェフェ」ではありません。
もう一度 ChatGPT に訊いてみました。

《「イエケニア (Yekenya)」は、ケニアで開発されたコーヒーの品種で、マイルドでフルーティーな風味が特徴的です。イエケニアは、ケニア政府が開発した品種であり、同国のコーヒー生産において重要な役割を果たしています。》

またまた大間違い(笑)。「イエケニア」はケニアが開発した品種ではありません。

でも、 ChatGPT にも正しいところもありました。

《イエケニアは、フルーティーで芳醇な風味が特徴的で、軽やかで鮮やかな酸味があります。また、香りが豊かで、繊細である》ということ、
《その風味は、ブラックカラント、レモン、ブドウなどのフルーティーで酸味のあるニュアンスがあります。また、スパイシーで甘いアロマも持っています》ということ、
《特に優れた味わいを持つ》ことです。

珈琲遊戯が開発した「イエケニア」は、イエメンとケニアの2種等分配合の新ブレンドコーヒーです。
MR(中深煎り)DR(深煎り) があります。
ご笑味ください。

どことなーく ぬくい

星空の誘惑」焙煎ロット#005春味を飲んだ感想
(大坊勝次さんの場合)

「甘有り.甘多し.深い甘なり.苦有り.深い苦なり.暗い!重厚.ドーンとくるが 思ったより軽い!」
〔どっちやねん!:笑〕

「“春味” 寒いのに どことなーく ぬくいような 気になる。」
〔それは好かった:シメシメ〕

大坊さんのように《どことなーく ぬくいような気になる》コーヒー「星空の誘惑」を味わいたい方は、30グラムで100ccを目安に淹れてお楽しみください。

焙煎中の匂い

着香コーヒー「苺ジャね?」を焙煎したときの匂いについて

今まで「珈琲遊戯」では、さまざまな着香コーヒー(焙煎後ではなくて、生豆段階で含浸加工を施したもの)を生み出してきました。
これらを焙煎する過程で、事前に生豆段階で加えた香りは常に匂うのか?
答えは、NO(いいえ)です。
焙煎前段の乾燥過程ではどんどん匂いが減っていき、その後に生豆が黄色っぽくなった段階では付加したはずの匂いがほとんどしない場合もあります。
最初の頃は、「あっコレは失敗したかな?」と何度も思ったほどです。
しかし、概ね1ハゼが始まると同時に付加した香りがどんどん強くなってきます。
2ハゼが始まる頃になると、「さっき消えてしまった匂いがどうしてこんなに出るのだろう?」と安堵を通り越してビックリするくらい強烈になります。

さて、本題はここから。
今般の「苺ジャね?」の焙煎経過は、今までの着香コーヒーとは違いました。
まず、乾燥過程で匂いが減っていくどころか、いちごみるくキャンディーを舐めたときのような甘ったるい香りが漂ってきたのです。
次に、釜の中の豆が黄色っぽくなる段階では、屋台のりんご飴屋に居るのかと錯覚するほどの匂いがしました。
さらに、1ハゼのピークの頃には匂いが変わって、強烈に甘酸っぱい苺の匂いが出てきました。
焙煎する過程で、匂いが一旦消えるどころかどんどん強くなっていくこと、その匂いが「いちごみるく」→「りんご飴」→「苺」と変わっていったこと。
この「苺ジャね?」を焙煎したときの特異な匂いの変化、どうしてこうなったのかは解かりきっていません。
ハッキリしていることは、「苺ジャね?」焙煎後の部屋は(消臭機能付きの空気清浄機が作動していたにもかかわらず)丸1日も甘酸っぱい匂いがしていた、という事実です。
どうぞ、強烈な香りの「苺ジャね?」、淹れて飲んでご笑味ください。