コーヒー屋雑記帳 part 2

エッセイみたいなもんをだらだらと書いていたらあまりにもながくなりすぎたので
「part 2」 をつくり始めました。
珈琲屋をやって10年になりますが、珈琲が
本当にちょこっとだけ判りかけてきたかなぁと思う今日この頃です。
(これは、謙遜ではなく本当にそう思っています)
いゃあ、珈琲は本当にむずかしい。だけど、おもしろい。

焙煎はバックが出来ない
当たり前ですが焙煎は時間を戻すことがてきません。
あの時もう少し火力を落としておけばよかったとか・・・
排気を開けておけばとか・・・・
残念ながらそんな都合いいことはできません。
うまくやろうとか、失敗できないとか思うとなおさらです。
もう少し煎らなきゃとか思って迷うと必ず一瞬落とすタイミングが遅れます。
煎りすぎてはいけないと思っていると豆のチェックが一回分早く落とすことになります。
失敗しないようと思って焙煎すれば勢いのないつまらない豆が出来上がります。

焙煎なんて最後はえい・いゃあ落とすしかないんです。
その一瞬でコーヒーの味は変わるけど飲めないわけではない。
打球を真芯でとらえるプロ野球の選手だって4割が打てないんですから・・・

とにかくコーヒー屋は、びびって見逃し三振だけは避けなければならない。
まぁ・・・おんなじ球種ばっかりだったらヒットも出やすいけど・・・
違う球種を焼くことが多くて・・・

結論・・・焙煎の極意は開き直りなり・・・

・・・・怒られそう・・・・

変化に無理は必要です
ホームページを進化させよう・・・
動画とホームページの迎合を目指そう
通販にも力を入れよう
頭の中では人は色々考えます
じっくりと取り組まねばとか・・・
あれもやらねば・・とか
だけど日常の仕事をやっているといつの間にか時間が過ぎてしまって・・・
何もできなくなってしまうもんです。
普通にやっていてできないのなら・・・無理をすればいいんです。
こんな当たり前のことを忘れていました。
ものづくりや自分の興味のあることでは無理していたのに
ホームページでは無理できていない・・
昔はホームページで無理ができていた。
初心に帰って無理を楽しもうと思います。

ちなみに現在通販にてシールラリーなるものを計画しています。
通販でコーヒーを買ってくれた人に、台紙とシールが一緒に届くのです。
その台紙にシールを貼って送り返してもらうとブルーマウンテンやドリップセットがもらえるというものです。
ずーーーっと放置していたホームページを復活させるというアピールをするのが狙いなのです。
いまから・・・真面目なことびみょーなことなどなどいろいろと更新していくつもりです。
ちなみに・・・シールラリーは2016/12/31までの企画です。

ドラマを飲む
このごろ・・・・
他のコーヒー屋さんのコーヒーを買って飲もうと思うようになってきました。
別に・・・
うちのコーヒーよりもおいしいとかおいしくないとかを調べたいわけではありません。
そのコーヒー屋さんがどのようなことを考えてコーヒーに取り組んできたかがコーヒーに映し出されるような気がするんです。
それを、感じてみたいと思うのです。
いろいろなコーヒー屋さんの日記やエッセイをインターネットで探して・・・
おもしろいと思ったところでコーヒーを買ってみたいと思っています。
・・・といってもちょびっとの量ですが・・・
ぼくと違う考え方でコーヒーに取り組んでいる人のコーヒーを飲む・・・
そこから・・・・
なんかヒントがみつかるかもしれませんから・・・
コーヒーというのは、すべてがシンプルなんです。
コーヒー豆を煎って水で成分をだしただけのものなんです。
どこのコーヒー屋さんも、家庭でも同じなんです。
しかし、味は千差万別です。
人間も・・・生まれて・・そして、死ぬ。
たった、それだけ・・・
しかし、生き方は千差万別です。
なんか・・・
人生とコーヒーって似ていると思いませんか・・
とくに・・
シンプルなところが・・・
コーヒーという飲み物の中に、その人の人生が溶け込んでいるとしたら・・・
うまいとかまずいとそんな単純なくくり方をしちゃっては失礼ですよ
ただし・・・
飲んで、捨てちゃうコーヒーもありますが・・・・

ハンドピックを考える
珈琲のハンドピックは必要か否か・・・・非常にムズカシイ問題です。
商売として考えるとハンドピックは時間がかかるし、人件費もばかになりません。
だいたいハンドピックをすることによって200gあたり300円もはねあがります。
つまり、安く売るためにはハンドピックをなくす方向に向かわなければならないと思います。
(品質の高い生豆を仕入れることによりハンドピックを不要と宣言するなど・・・・)
この方向でがんばって商売するのを悪いとはとてもいえないのです。
ただし、ぼくはハンドピックを続けていくつもりです。
なぜか・・・・・
どれだけ高級な生豆でも農産物なんです。
生産国で悪い豆を排除したといっても、生産国は大量の豆を処理していますから 絶対にカンペキとはならないのです。
(ある程度欠点豆がはいるのはしょうがない)
だから、自分の使う生豆ぐらいは自分の責任で使いたいのです。
例えばジュースをつくるとして、どれだけおいしいという評判のみかんがあってもその中に 腐ったりかびたりしたみかんがはいっていたとしたら味が台無しになるのと同じなんです。
それと、もう1つの理由は、日本という国の特殊性にあります。
日本は、四季というものがあります。
そして、じめじめした梅雨があり暑い夏があります。
(この環境によって日本は発酵技術では世界有数になるわけですが・・・・・)
たとえば、どんなに欠点のない豆として日本にはいってきた珈琲であっても 生豆の表面にはカビなどの胞子はついています。
(これは、あたりまえなんです・・・無菌なんてありえないですから)
問題となるのは、その豆が梅雨や暑い夏を過ごしたときに カビなどが発生する可能性を否定はできないことです。
そして、そのカビたちは運が悪いと OTA(オクラトキシンA・・カビ毒の一種)という毒素をだします。
(まぁいわゆる発ガン性物質でして・・・・)
とりあえず、焙煎などにより50%以上は 破壊されるらしいのですがあとは商品の中にはいっていくのです。
ぼくは、自分の扱っている商品を自分の責任で売りたいのです。
お客さんに対して自分が安全と認めた状態で売りたいのです。
ハンドピックをしなければ見過ごすような変化をハンドピックをすることにより 確認したいのです。
それと、豆の品質が落ちてきたときに急にハンドピックはできません。
それ用のスペースとそれ用のシステムが必要となるし、楽を覚えたら とても苦労はできないものなのです。
自分の納得したものを売っていく・・・・職人にあこがれたぼくの珈琲屋としての姿なのです。
(だから、だめなんでしょうかねぇ・・・・・)

ポジティブという考え方
ポール・J・マイヤーのプログラムにこったことがあります。
これは、カセットテープで何回も聞いて簡単にいうと「プラス思考」にさせるというものです。
(ナポレオン・ヒルも同じようなもの)
けっこう高いものですが、続けれはそれなりに効果はあります。
ただし、「プラス思考」の本質はこのテープでは語られていませんでした。
なせが・・・・
これの本質は、ひじょーにいんちきくさくなるからなんです。
(ぼくの仮説ですが・・・)
よくいんちきくさいといわれる「気功・ヨガ・禅・波動・超能力」なんかとご近所なんです。
では、その本質は、
・・・意志や意識は、エネルギーである・・・
たったこれだけです。
気功もできるとおもった瞬間からできます。
それだけ、人間の思いというのは、強いエネルギーを発します。
だから、できないんじゃあ・・・・と思うことは御法度なんです。
ついでにいうと、ドリップというコーヒーにぼくがこだわるのは、 この意識というエネルギーを一番コーヒーに伝えられる抽出法だからです。
プロとしてお金をとれるコーヒーをつくることができると思っています。
・・・・・いんちきくさいでしょ。
中村天風さんの本を読むとそういうのもありかなと感じます。
(けっこう大ファンだったりする)

抽出の謎
現在エスプレッソがはやっています。
スターバックスの影響だとはおもいますが・・・
どーーも、アメリカのほうではドリップというものがすたっちゃっているみたいなんです。
問題は、なぜすたっちゃったかということなんです。
時代おくれなんでしょうか・・・
それとも、ドリップを教える技術者がいないからなんでしょうか。
もしかしたら、ドリップはめんどくさいから豆を多く使ってくれなくて敬遠しているのでしょうか。
(カフェプレスやコーヒーメーカーはあるようですが・・・・)
ぼくは、ドリップという技術がどーーーしても時代おくれだとは思えないのです。
アメリカ人たちがドリップを非常に一生懸命研究したとも思えないのです。
日本人のがドリップの名人といわれる人は多いと思います。
なのに、一般の人々がアメリカでドリップがはやっていないので ドリップが時代おくれと単純に思ってしまうことがちょっと不安なんです。
それを助長してしまう無知なマスコミが雑誌や本なんかで紹介なんかしちゃって 一般の方がそれを信じちゃうのがちょっと心配なんです。
ちなみに、ぼくの見解ではアメリカでは ドリップという技術を教えることのできる人がいないからだと思います。
日本では、コーヒー屋は個人商店の延長であり、 アメリカはしっかりとシステム化された企業だとおもいます。
だから、マニュアルにしやすいものを採用するというのが理由じゃあないでしょうか・・・・たぶん
(だってドリップのマニュアルって大変そうですから・・・・)

プロという職業
ぼくは、コーヒー屋です。
しかし、どーーーもコーヒーのプロとはいえないような気がします。
自分でいいきる自信がありません。
それは、焙煎も抽出も・・・
むかし、焙煎機にコンピューターをつけてデーターがすべて画面で計算されて でてくる制御装置を開発したときははっきりいって焙煎にめちゃめちゃ自信がありました。
それは、焙煎を知らないことによっておこる自信なんです。
抽出もそうなんです。
松屋式の原理がわかったときなんて抽出のすべてがわかったつもりになっていました。
だけと、もっといろいろな抽出原理なんかを知れば知るほど自分が抽出というものを 知らないんだなぁと思いました。
コーヒーに関して研究すればするほど知らないことがよくわかります。
だって、自分が今の焙煎でコーヒー豆の持っている最高を引きだしている保証はないのですから・・・
(それがわかったときには、びっくりしましたが・・・・)
とりあえず、現在どんなに正しいと思っていることでもまちがっているかも知れない以上 謙虚に意見をいうことにしましょう。
もしかしたら、その謙虚さがプロかも・・・・

焙煎ってなに?
簡単に言うとコーヒー豆に熱を加える、ただそれだけの作業なんです。
焙煎機なんて、火力と排気たった2つの操作しかないんです。
(投入温度というものもありますが・・・・・)
いじるものがたったふたつしかないくせに答えが簡単にでないのです。
どのように操作すればいいのかがよくわからないのです。
俳句が17文字しか使わずに無限の作品を産むのとよく似ています。

常識ってこわい
常識ってやつは化け物です。
ぼくは、焙煎機の改造を得意としています。
これは、常識というものを打ち破る作業だと思います。
ところが、いざ焙煎の作業の中でまんまと常識という化け物の わなにはまってしまったりするのです。
今回たまたま、知り合いの珈琲屋「Y」さんが常識のわなを打ち破ってくれました。
結局、常識という化け物を打ち破るには多くの人といろいろな話をするにかぎると思いました。
「Y」さんに感謝!感謝!アイデアは、どこにでも平等にころがっている。
それを、捕まえるかどうかはその人の勝手です。

焙煎とF-1
コーヒーなんて、フライパンでもオーブントースターでも何でも焙煎することができます。
つまり、焙煎なんて誰でもできる作業なんです。
もっというと、全自動の電気式の焙煎機なんかも売られています。
じゃあ、焙煎屋なんか要らないんじゃあないかと思うかもしれません。
そこが全く違うのです。
焙煎ができるのと、おいしく焙煎ができるのは意味が違います。
つまり、ただ自動車が運転できるだけのフツーのドライバーと F-1ドライバーは根本的に違うのです。
(走るだけを考えたらいっしょなんですけどね・・・)
F-1は、エンジンメーカー・シャーシメーカー・そして、ドライバーの三者で成り立ちます。
珈琲屋は、生豆(エンジン)・焙煎機(シャーシ)・コーヒー屋(ドライバー)の 三者が集まって高品質のコーヒーがつくられるのです。
だから、テキトーに焙煎されたコーヒーと真面目に焙煎したコーヒーとの味の違いがでるのです。
それが、お金を取れる珈琲なのです。プロの珈琲なのです。
ちなみに、ぼくは焙煎を全くやったことのない素人の方にはテキトーにしか焙煎は教えません。
なぜかというと、車を運転した事のない人に運転テクニックを教えても全く理解できないからです。
やっぱり、焙煎をやるようになってからの方が焙煎を説明するのには、楽ですから・・・
珈琲屋のみなさん。プロとして最高の珈琲をつくるためにがんばりましょう。
(そのころぼくは、シャーシをつくってたりして・・・・)

自己満足というこわさ
コーヒーを焙煎していて「このコーヒーは、この味までだろう」と勝手に 思ってしまうことがあります。
(他のコーヒー屋さんはそんなことはないかもしれませんが・・・・)
たまたまいろいろな人と話していてちょっとヒントをもらったときに それを焙煎に応用してみるといままでのコーヒーとはぜんぜん違う味に なってしまうことがあるのです。
それと同じ事をホームページで感じています。
ぼくがホームページをつくっている場所は、いつも人がいっぱいいます。
(はっきりいって、ゆっくり考え事をするのには適していません)
ただし、いろいろな人が勝手に言いたいだけ意見をいってくれます
コーヒーに関する技術的なものはともかく みせ方や楽しさの演出なんかは、みんなの意見を参考に つくっています。
このごろ、みんなの意見を取り入れるようになってから、 ホームページがちょっと成長したかなと思っています。
(ホームページが成長したと思っていること自体が自己満足だったりして・・・・)

おいしいコーヒーって??
コーヒーの焙煎というのは、けっこうおもしろいものです。
ちょっとしたアイデアが浮かんで焙煎機を改造したり焙煎のやり方を変えただけで 劇的に味が変わる事があります。
劇的に味が変わる前のコーヒーもぼくはおいしいと思っていた。
しかし、劇的に味が変わってみると前のコーヒーがやっぱり貧弱に感じたりします。
(それを、いままで売っていたわけですが・・・・)
結局ぼくは、そのコーヒーの本当の力を引き出していなかったんじゃあないだろうか と、考えさせられてしまいます。
(たぶん、そのとーーりだと思う)
実際に麻袋を開けたときに、「見た目でこりゃあ、すごくいい豆だ」と思って 焙煎してみたらあまり香りがでなかったり、逆にめちゃくちゃひどい豆だとみたものが 焙煎したらすごくおいしかったりした経験が何度もありました。
(もしかしたら、豆をみる目がないのかも・・・・)
コーヒーの本当の力を引き出すノウハウをみつけたら 正真正銘の最高のコーヒーがさがせるような気がします。
そのとき、最高のコーヒーが自分が最悪と思っていたコーヒーだったら どうしょう。なんか、めちゃくちゃかっこわるいなぁ
(とりあえず、そのときはだまってよーーーと)

コーヒーまくらがテレビにでておもったこと
うちの店が、プレゼントでたしている「コーヒーまくら」
日本テレビの「e-get」という番組にでました。
(はっきりいって宣伝として考えると非常にラッキーでした)
そのテレビをみて思ったのは、このホームページがみせることに
こだわっていないなと感じました。
(まくらのみせかたがめちゃくちゃうまかった)
はっきりいって、テレビの紹介のしかたの方がだんぜんうまいのです。
つまり、ちょっとしたものをめちゃめちゃおーーげさにみせる技術がすばらしいのです。
(これをいんちきくさいともいいますが・・・・・)
ぼくは、文章でいんちきくさくかくのは得意ですから
画像を使っていんちきくささを増幅させることができればもう鬼に金棒です。
(めざせ、テレビショッピングもどき???)
とりあえず、ムズカシイことをかいて自分が喜んでいるのではなく
誰がみても楽しめていつのまにか知識がつくようなそんなページに
少しずつ作り変えていこうと思います。
なんか、ホームページの方向性が少しずつ見えてきたような気がします。

(たかが通販ページであってもおもしろくをモットーに!)

コーヒー屋、新時代
コーヒー屋というのは、焙煎機というハードウェアーに焙煎技術という ソフトウェアーを使ってコーヒーを作ります。
つまり、ぼろいハードでも上手なソフトがあれば何とかなっちゃうんです。
(有名なコーヒー屋さんはたぶんソフトがすばらしかったんだと思います。)
しかし、よいハードで上手なソフトだったらもっといいはずです。
そのため改造してよいハードにしようと頑張っているコーヒー屋さんもたくさんおられますが 業者に改造を依頼する以上無理だと思います。
なぜならば、焙煎機のメーカーは無難な改造しかしないからです。
(ぼくも、よその機械を改造するときは安全確実な部分しか改造しない)
本来、改造というのはコーヒー屋が改造を依頼して改造したら二週間ぐらい焙煎機を 動かして問題点をまた改造するという繰り返しになるから業者はやりたがりません。
一ヶ所を改造すると必ず色々なところに不備か生じます。それを一つづつつぶしていくことにより よいハードか生まれるのです。
昔はコーヒー屋も少なかったから焙煎機も売れなくて 進歩しないハードだったんです。
(基本構造がむかしからまったく変わっていない)
しかし、これからは、コーヒー屋も多くなってきて焙煎機も多く売れるので よいハードができる可能性ができてきたような気がします。
(新しい型を作ったり試験に時間やお金を使えるようになる)
そのために、ぼくたちコーヒー屋が焙煎機のメーカーにいろいろなデーターをフィードバック してよいハードウェアーづくりに協力していくことが必要だと思います。
そうすれば、誰でもおいしいコーヒーが飲めてコーヒー好きの人口がどんどんふえる コーヒー屋にとっていい時代になるような気がします。
(営業の苦手なぼくのところなんかには困った時代かも・・・・・・・)

ものづくりのおもしろさ(煎っ太郎を改造してみて)
富士ローヤルという会社がだしている煎っ太郎という焙煎機があります。
前にもこの焙煎機を改造した事があるんですが、またまた頼まれまして改造する事になったんです
(すべて、こっちの自由に改造して欲しいとの依頼)
作りはじめて思ったのは二回目にやると実に簡単なんです。
すぐにできちゃう。
そうなると、おもしろくないので新しい装置をつけたくなるのが人情です。
それで今回もしんへーーきを取り付けることにしました。
(このへんは、またホームページで紹介します。)
そうすると、一気にトラブルがわいてきます。
新しい装置をつけようとするとかならずです。
その問題点を一つずつ片付けていくと完成となります。 たぶん、次回改造をたのまれたとしたら、今回のところまでは簡単に作れてしまうでしょう。
これが、たぶんノウハウの蓄積だと思います。お金をもらって勉強までできて ノウハウの蓄積までやれてしまう。
こんなラッキーな仕事をしているコーヒー屋さんはあまりないと思います。
それと、ものづくりのおもしろさは自分がいいかげんにやると必ず出来上がってくる機械も いいかげんになってくる。
逆に、ていねいに作り上げていくときれいに出来上がるばかりではなく 必ずいくつかのノウハウを気づかせてくれる事です。
ものを見れば本物かどうかわかるといいますが ぼくも、焙煎機についてはそんな気がします。
焙煎機なんかで、見た目はきれいなんだけど掃除がしにくかったり部品の交換がしずらかったり するものがあります。
どーーーみても欠陥品とおもう焙煎機が堂々と売られていたりします
コーヒー屋が、機械や電気に関してしろーとだとおもってなめた機械を売るなー
ものづくりのおもしろさがいつのまにか焙煎機メーカーの悪口になってしまった。
ただ完全な焙煎機だったらぼくがいじって遊ぶことができないから
これはこれでいいのかもしれないなぁとちょっと感じたりもして・・・・・・。

立場の違い
よそのコーヒー屋さんのコーヒーを飲んでコメントを書こうとしていました。
いわゆるコーヒーに関しての意見を頼まれたんです。
このとき、迷いました。ぼくは、どんな立場でコメントを書けばいいんだろうと。
つまり、生豆を扱っている問屋さんならばコーヒーを飲んでもその生豆が問題ないかどうかが 絶対に気にかかってしまうと思うんです。
だから、すべて生豆の品質にむすびつけようと思ってしまうと思うんです。
焙煎だとか抽出なんかどーーでもいい事となってしまうと思うんです。
(極端に言えば、インスタントでもコーヒーメーカーのコーヒーでも 生豆の品質が良いコーヒーならばなんでもいい)
たとえば、素人の方で焙煎を練習している人にコメントを求められたら その人は間違いなく焙煎のよしわるしを聞きたがっているしすべての責任を 焙煎にむすびつけようとすると思うんです。
喫茶店を開こうとする人がコメントを求めた場合は、間違いなく抽出技術の 事を聞きたがっているわけです。
さてそうなるとコーヒー屋さんにコメントを求められた場合何を書けばいいんでしょう。
生豆は専門外だし抽出はぼくの責任だし、そうなるとおのずとブレンドと焙煎ということになります。
だけどねぇ、失敗した焙煎ならばいざ知らずそれなりのレベルの焙煎をやられるコーヒー屋さんの コーヒーを一回の抽出で判断できると思いますか。
焙煎をみていればそれなりの意見もだせるんですが 実際にみていない状態であてずっぽうで意見をいって、もし違っていたら申し訳ないですからねぇ。
だから、絶対に自信あるときでなければ意見っていえないものなんです。
そんなことがわかった一日でした。

今から、もっともっと珈琲はうまくなる!
恥ずかしながら、珈琲屋をはじめて10年ぐらいになります。
たぶん、珈琲を知らずに 8年ぐらい過ごしたような気がします。
8年間は珈琲をなめていたような気がします。
焙煎機にコンピューターを取り付けて焙煎のデーターの収集や分析をやって珈琲を 理解した気になっていました。
ついでにいえば、焙煎機用に独自の制御盤なんかも使って いました。
(自分で開発しちゃいました)
そんなこんなで、珈琲のことは何でも判っていると 勘違いしていたんです。
特に、コンピューターで焙煎を管理すると珈琲の味は安定するんですけど 絶対にそれ以上にならないのです。
そのコンピューターがぶっ壊れてから始めて焙煎機自体の改造に 取り組む事ができるようになりました。

そして、わかったことは焙煎機は、完璧なものではないという 事実です。
つまり、焙煎機のメーカーは珈琲を知って焙煎機をつくっているわけではないという 事実です。
なのに、珈琲屋は焙煎機は絶対でその焙煎機でいかにおいしい珈琲を焙煎するかを一生懸命 考えてがんばっていたんです。
だから、がんばったわりに思うようにならなかったんです。
そのため、とりあえずいい生豆を使う事でおいしい珈琲をつくる他なかったような気がします。

そこに気が付いたので、ぼくは焙煎機を徹底的に改造する気になりました。
(現在では、珈琲の味が変わる事を恐れなくなりました。研究のためには多少の犠牲はつきものなのです。
てなわけで、うちのお客さんにはごめんなさいです。いつか、最高の珈琲をつくりまから・・・・)
ぼくが改造してうまくいかなかったり調子が良かったりをこのホームページでどんどん 紹介していこうと思います。
そうすれば、自家焙煎の珈琲屋のレベルはおのずとあがってくるような気がするのです。

本はすごい!(永六輔 職人を読んで)
職人というと大工さんや庭師さんなんかを想像します。
永六輔さんの職人という本でもやっぱり昔ながらの職人さんの言葉がかかれていたりします。
職人さんの言葉って、技術に裏打ちされているみたいて同じ言葉でも重いんです。
ひじょーーーーにおもいんです。(これにすごくあこがれる)
実は、NHKの番組で現代の職人さんを特集していました。
深しぼりの職人さんやいろいろな職人さんが紹介されていました。
それをみてて、昔ながらの技術をやっているから職人ではなくて 生き方が職人なんだなぁと思いました。
職人は、自分の仕事にプライドを持ち、新しいことに挑戦をし、新しい道具も 自分でつくっていたんです。
それをみて、ぼくは職人に対する漠然とした 劣等感がなくなりました。
これならば、ぼくも目指すことができると思いました。
どんな仕事であっても職人になれると思いました。
(永さんの失敗は、現代の中小企業でひたむきにがんばっている職人の声を聞いていないことだと 思いました)
ぼくはこれから、珈琲職人を目指します。 (ちょっとだけ、コーヒー商人にもなりますが・・・・・たぶん)

最終更新日:2016年 10月 13日 (木)

コーヒー屋雑記帳

写真解説
A… 三日前に抽出。松屋式の入れたもの
B… 三日前に抽出。コーヒーメーカーで入れたもの
C… 二時間前に抽出。松屋式の入れたもの
D… 二時間前に抽出。コーヒーメーカーで入れたもの
備考:コーヒー豆はキリマンジャロを使用

コーヒーを研究し始めて18年。
コーヒー屋になって10年。商売は、下手だけど楽しくやってこれました。
いろいろな人との雑談の中でいろいろなアイデアをもらいました。
いろいろなことを考える機会を与えてもらいました。
そんなこんなをてきとーに書こうと思います。いわゆる日記のようなネタ帳のようなもの。
もっというと内輪ネタみたいなものだったりして。

排気検査機能付きスプーンはすごい!
うちの店では、外気温が室内で判るようになっています。 これは、煙突の性能が外気温に依存するからです。 (排気温と外気温の温度差が煙突の性能を決める)
これは、昔から知っていた知識なんですけど実際に目の当たりにしたことはなかったんです。 ところが今日焙煎をしていてそれをしっかりと理解できることがありました。
焙煎終了間際では排気検査機能付きスプーンの先端からほんの少し煙がでてくる状態で 焙煎していたんですが、気温が5度をきってくると今まででていた煙が完全にとまったのです。 このごろの気温が10度ぐらいでしたから、この5度の外気温低下で煙がとまったのです。
たったそれだけのことですが、いい勉強になった一日でした。ちなみに、風が強くても煙突の 効率はあがります。

まだまだひょっこ!
久しぶりに焙煎機の改造をおこないました。 このごろ焙煎に対してマンネリ化していたのを実感しました。 自分の使っている焙煎機のことは何でも熟知していると思っていましたが、 今回改造して、実際に焙煎してみたらぜんぜん違うんです。 じぶんでは、いろいろ実験してきたつもりでしたが、まだまだコーヒーのことを なーーんも判っていなかったようです。
珈琲屋とはコーヒーを知っている人ではなくてコーヒーを知りたがっている 人でなければならないと感じました。

もう、この仕事で十年やってきましたが、 まだまだひよっこです。
ちなみに、今回の改造は、焙煎機の排気についてのページに書いた 排気検査機能付きスプーンです。よければ、みてください。

大人のコーヒーをつくろう
健康のためにカフェインレスのコーヒーがあるのならば、眠気覚ましのために カフェインアップのコーヒーがあってもいいんではないかと思って試しにつくることにしました。
つくり方はめちゃくちゃ簡単です。カフェイン1gを50ccの水でといてスプレー 容器に入れます。(ちなみに、お湯にすると10倍以上溶けるようになります)
焙煎が終了して冷却器にコーヒーがはいっている(コーヒー豆はまだ熱い)状態でカフェインの水溶液をコーヒー豆にスプレーします。コーヒー豆は、カフェインの溶けた水溶液を吸着しながら 冷やされていきます。(コーヒー豆が熱を持っている状態ならば、水分は飛んでしまう。)
この方法ならば、どれだけでもカフェインアップのコーヒーが出来上がるはずです。(たぶん)

・・・・実際にやってみました。(大人のコーヒー計画)
あまりカフェインの水溶液をかけすぎるとコーヒーにかかってすぐに水分が蒸発してしまいコーヒー豆の 表面に白い斑点のようにカフェインの結晶が出来てしまう。(これでは、細工したことがばれてしまう)
ちなみに、カフェインをかけすぎたコーヒーを抽出してあそびにきているみんなにそれとなく飲ませてみました。 しかし、ちょっとケミカルな味がしたようでばれてしまいました。(ちなみに、うちの店にあそびにきていると このような、しょーもないことは日常的で誰もこの程度のことでは驚かない)
こんなことならば、抽出したコーヒー自体にカフェイン液を混ぜた方が良かった。

カフェインアップコーヒーをつくるのは簡単ですが、コーヒーがケミカルでまずいのはどーーしょうもなく 、大人のコーヒー計画は挫折したのでした。

本はすごい!
久しぶりに本を読みました。
「中村天風と植芝盛平」(藤平光一著)という本です。
内容ははしょりますが、ひとりの人がひとつの技を完成させて、次のひとに伝える 難しさを改めて感じました。 特に職人気質の人は、自分がやるとなんとなくできてしまう 領域まで達してしまって人に説明が出来なくなってしまう傾向があるように思います。
(たぶん、ぼくは職人ではないので大丈夫?)
コーヒーの抽出であっても焙煎であってもすべてに当てはまることだと思いました。 自分のイメージしたことをどれだけ翻訳して次の人に伝えることが出来るか これが、技の伝達に必要なことだと思いました。 そんなこんなを考えさせられた一日でした。

昔は、週三冊ぐらいは本を読んでいたんですが、このごろはぜんぜん読んでいなかったんです。 (仕事が忙しかったり、インターネットにはまっていたりで・・・・・)
この正月は、本の大切さを改めて感じることができたいいお休みでした。

コーヒー屋の選び方
コーヒー屋はすべて同じではありません。 考え方も違えば商売に取り組む姿勢も違います。 大半のコーヒー屋ははっきりいって、一般消費者をなめています。 つまり、コーヒーを知らないと思っています。
だから、どうどうといいかげんなコーヒーをあたりまえに売りつけているのです。
もし、一般消費者のレベルが上がってくればおのずとコーヒー屋もまじめに コーヒーに取り組むことでしょう。 そして、コーヒーのレベルも上がるでしょう。 一般消費者のレベルを上げるためにどんなコーヒー屋に行けばいいかを書いてみました。
ポイントはコーヒーに対する愛情と誇りです
やっぱり、職人がやっているコーヒー屋にいってほしいですね。

職人がやっているコーヒー屋・・・・まずへんくつです。そして、商売は下手です。 なんといっても、お客さんを選んでしまうようなごーまんな所があります。 だけど、コーヒーに対する愛情があります。そして、自分の作っているコーヒーに誇りがあります。
(けっこう、ぼくがあこがれるタイプです)

経営者がやっているコーヒー屋・・・・まず、愛想がいいです。商品の演出もばっちりです。 しかし、内容は薄っぺらなことが多いものです。コーヒーのことを質問すると本に載っている 程度の答えしか返ってきません。(つまり、コーヒーが自分のものになっていない) ただし、商売はうまくマスコミの利用も上手だったりします。
(ぼくがひじょーーーーにうらやましく思うタイプです)

技術者がやっているコーヒー屋・・・・まず、商売が下手です。めっぽう技術に偏る傾向があり 販売の方がおろそかになってしまうことが多かったりします。技術論が好きでコーヒーに関することを 誰にでもぜーーーんぶ教えちゃう傾向があります。はっきりいえば単なるばか。
(これってもしかしてうちの店?・・・・やっぱり!・・・反省・・まっいいか!)

てなわけでフレーバーコーヒーは、大きくなれないのでした。チャンチャン

蘆花さん、がんばる!
大阪の「S」さんから電話がありました。 有名な自家焙煎のコーヒー屋”**”からコーヒー豆をとっている喫茶店にコーヒー豆を 送って欲しいとのこと。 「ぼくの店は、あまりふかいりではないので蘆花さんの豆の方がいいんじゃあないですか。」 と、電話で答えました。 ”**”さんは、ふかいりが中心で蘆花さんのコーヒーのほうが 極端に味が変わらなくていいと思ったんです。 それと、喫茶店に卸す場合コーヒーの単価をぐーーーーーんと下げなければならないし けっこうめんどくさいんです。 てなわけで、めんどくさがりのぼくは、蘆花さんのほうへ話をふったんです。
そして、蘆花さんはその喫茶店にコーヒー豆を見本で送ったんです。
ぼくはずーーーっとそんなことを忘れていました。 たまたま、うちの店に蘆花さんが来たときに喫茶店に送ったコーヒーのことを思いだして聞きました。 そのときFAXで送ってきた手紙をみせてもらいました。 詩的な文章で蘆花さんのコーヒーをベタほめしてあり、めちゃくちゃ気に入って 感動している様子が文章からひしひしと伝わってきました。 そして、その喫茶店に蘆花さんは卸すようになったんです。

ぼく 「ところで、その喫茶店にコーヒー豆をいくらで卸すことになったんですか」
蘆花 「定価ですけど・・・・・」
ぼく 「えーーーーーっ」(めんどくさがったことを後悔している)

てなわけで、喫茶店は蘆花さんのいい豆と出会い、蘆花さんはいいお客さんと出会い、 ついでにぼくは、蘆花さんにお客さんをまわしてあげるいい人となっちゃいました。
(ぼくは、そんなつもりじゃあなかったんですけどねぇ・・・・・・・)

・蘆花さんの紹介(究極のお人よし夫婦がやっているコーヒー屋)

コーヒー屋・ぼくの夢
コーヒーという業界は、すごくいい業界です。工業製品だったら性能が良くて安い 商品が絶対いいに決まっています。コーヒーは自分の研究と努力で自分の店の味を つくることができるばかりではなく、ハンドピックというコーヒー豆の質をあげる 作業をおこなうことにより大手企業には真似のできない商品をぼくたち、ちっちゃな コーヒー屋が作り出すことができるのです。ですから、一般消費者の方に コーヒーのいれかたや、いい豆と悪い豆の違いをしっかりと知ってもらうことによって 少し高くてもぼくたち町のコーヒー屋さんが、商売をやっていけるのです。

そんなコーヒー屋という仕事が好きです。 ちなみに、ぼくの夢は、車椅子の人や健常者がなかよく働けるコーヒー屋や喫茶店をつくることです。 コーヒー屋や喫茶店は、コーヒーがおいしければ誰がつくろうが関係ありません。 もっというならば、質が高ければ少しならば値段がたかくても納得してくれます。 (質が高ければですけど・・・・・)
それにひきかえ、今の店はせますぎて車椅子の方に働いてもらうスペースがありません。 もっというと、たくさんの車椅子の方にきてもらってハンドピックをやってもらうほど コーヒー豆を販売していません。(自慢することではありませんが・・・・・・)
だから、インターネットを利用してコーヒーをできるだけ多く販売していこうと思っているのです。
乞う、ご期待!?かな

コーヒー屋と臨界
焙煎という作業は、そんなに危ない作業ではありません。 ちょっとしたミスで放射能もれ事故を起こすこともありません。 そのせいか、焙煎機に慣れがでてきたりします。 焙煎機の掃除や点検をしなければいけないのは、誰でもわかっています。 しかし、実際に焙煎機の掃除をやると、4時間ぐらいかかります。はっきりいって、やりたくないです。 となると、昨日焙煎機が普通に動いていたから今日も大丈夫だろうという気持ちになってしまいます。 実際”99%”はなにも起こりません。ところがうちの店で後の”1%”が起こったんです。 朝、焙煎機のスイッチをいれて豆をセットしてバーナーに点火しました。 火がついたことを確認して他の仕事をしていました。投入温度にたっしたことを知らせるブザーが 鳴ってコーヒーを投入しました。ところが、いつもと違うのです。音がしないのです。 ドラムが回転して豆がかくはんされる音がしないのです。とーぜん、回転しないドラムの中に 豆をいれてバーナーで熱を加えれば豆は燃えます。あわてて、バーナーを切って豆の排出口を あけました。ところが、コーヒー豆はドラムの回転によって排出されるので 豆も思うようにでてくれないのです。とりあえず、フロントパネルとドラムの隙間にはさがっている コーヒー豆を取り除いてドラムを回転できるようにして何とか無事終わりました。 焙煎機の点検をおこなっていればこんなことは起こらなかったでしょう。すなおに反省しました。 それと慣れというのは、やっぱり怖いなぁと思いました。焙煎機のチェックリストなんかを つくらなくちゃまずいかなぁ。

コーヒーの味は生豆で決まる?
コーヒーは、生豆で決まるという人がいたり、コーヒーは焙煎で味を作るんだと いう人がいたり、ついでにいうと抽出が大切だといいきる人までいます。 たぶん素人の方が聞いたらどれが正しいんだろうと考えちゃうと思います。
ぼくも、抽出のことをホームページで徹底的に説明しているせいか抽出を重視しているんだろうと 勘違いをされることが多いんです。実際のところぼくとしては、どれも正しいと思っています。 てなわけで、ぼくの個人的な解釈を書いてみたいと思います
良いコーヒーとは、ポテンシャルの高いコーヒーのことです。 もっと、つきつめればコーヒーを飲む瞬間のポテンシャルが 高いこと、これが良いコーヒーの条件だと思います。
生豆は、はっきりいって良い豆、悪い豆いろいろあります。 (かならずしも、高い豆イコール良い豆ではないですが・・・・・)
良い豆というのは、豆のポテンシャルが高いんです。
(おいしくなる可能性が高いということ)
たとえば、豆のポテンシャルが”100”のコーヒーがあるとします。 これを一生懸命に焙煎してポテンシャルを”60”に抑えたとします。 (ポテンシャルは、下がることはあってもあがることはない。)
その焙煎した豆を一生懸命抽出してポテンシャルを”40”にしたコーヒーがあるとします。 このポテンシャル”40”のカップコーヒーが、おいしいコーヒーだとすると この”40”以下のコーヒーなんかは、どこで失敗して簡単にできてしまうんです。
つまり、”100”のコーヒーを焙煎で失敗すれば”20”ぐらいにまで ポテンシャルが落ちてしまいます。つまり、そこまで落ちたコーヒーを どんなに名人が抽出したとしても、そのコーヒーは”20”以下の ポテンシャルしかなくなってしまうのです。
逆に”60”のポテンシャルをもった煎り豆があったとしても抽出で失敗すれば、 ”10”ぐらいのポテンシャルに落ちてしまうのです。
つまり、どの立場であってもできるかぎり、コーヒーのポテンシャルを落とさない作業を しなければならないと思うのです。
ぼくたち自家焙煎のお店は、できるかぎりコーヒーのポテンシャルを落とさないように がんばって焙煎をするように努力しているんです。ですから、一般の素人の方も 抽出を勉強してポテンシャルを少しでも落とさないように努力してほしいのです。 だから、コーヒーのいれかたにぼくはこだわるんです。
(ちなみに、自家焙煎の店で、ポテンシャルを”20”以下にする店なんか、 いーーーーっぱいあります。実際にコーヒーをいれる側でもポテンシャルを落とすから たいした問題でもありませんが・・・・ついでに言えば、コーヒーメーカーなんかを 使えば一気にポテンシャルが落っこちちゃいます。そこまでいいながら、うちの店もコーヒーメーカーを 売っているんですけど・・・・・)

コーヒーは体に良い?
よく大学の先生が、コーヒーは体に良いとかいろいろな論文を発表されています。
そんな新聞記事を読むといつも思うんです。 「どんなコーヒーで実験したんだろう」「焙煎は、適切だったろうか」 「抽出は問題なかっただろうか」と。
つまり、焙煎の良し、悪しでコーヒーの劣化のスピードが違うだろうし、 抽出も正しくいれたものと、いいかげんにいれたもので味も違うわけだから 当然、抽出されている成分も違うわけです。 大学の先生の本や論文ではコーヒーはやっぱりコーヒーなんです。 うまく焙煎してあるコーヒーを実験に使っているのか、抽出が適切に おこなわれているコーヒーを使っているのか、新鮮なコーヒーを使っているのか、 そこらへんがしっかりわからないのです。分析のデーターがどれだけ信憑性があったとしても その元のコーヒーの信憑性がないのです。そこのところが、どーーーしても 信用できないのです。数字がでてきたり、コンピューターが使われていたり 高そうなセンサーがデーターを送ってきたりするとどうも正しいような気がしてしまいますが、 数字を使う人間としてはどうしても信用できません。(別に、意図的にだまそうとしているとは 思いませんが・・・・)

煎っ太郎、その後
ひかりのさとファームの中島さんから「コーヒーの指導にきてほしい」とたのまれて 久しぶりに煎っ太郎に会いに行ってきました。(ちなみに、コーヒー、紅茶のいれかたの指導)
3時間ほどコーヒーのいれ方を指導したあと久しぶりに煎っ太郎を訪ねました。 ひじょーーーにいい具合に汚れていて煎っ太郎がよく働いていると感じました。 その中で中島さんから煎っ太郎での焙煎で排気のことをいろいろたずねられました。 そんな中で、煎っ太郎の改造のアイデアが沸いてきました。
結局、アイデアというものは人と話していたりその機械を触っていたり その機械に心が動いたときに浮かぶものだなぁと思いました。
煎っ太郎は、これだけすばらしい人たちと一緒に楽しく仕事ができれば、本望だろうと思いました。 たぶんぼくは、もっとすばらしいコーヒーを作れるように煎っ太郎に力をつけてやるつもりです。 おいしいコーヒーを感謝されるように。ちなみに改造費は、ひかりのさとファームで作っている 自然製法のパンでやるつもりです。 (こんなことだから、お金と縁がないんだよなぁ。ちょっと、反省)
そんなこんなを考えながら、ひかりのさとファームをあとに家路につきました。
それから、ひかりのさとファームを取材して紹介したい店に載せるつもりです。

しょうゆコーヒーをつくろう
誰でもできるコーヒーのお遊びです。(いわゆる、いたずら)
アイスコーヒーの色は、砂糖を焼いたときの色なんです。(いわゆるカラメル色)
しょうゆなんかもけっこうカラメルなんかで色をつけていることがあります。
ということは、しょうゆを水で薄めていくとアイスコーヒーのいろになるわけです。 (ものは試しに実験してみてください)
ホットコーヒーでは、しょうゆの香りがでてしまって飲む前にばれてしまいますが、 アイスコーヒーでは、氷で冷やしておくためしょうゆの 香りが飲むまでわからないのです。
ちなみに、ぼくはこのいたずらを2回やりましたが2回とも成功しています。 (くだらなくてすいません)

探偵物語(松田優作)のコーヒーについて
A.M.I の榎本さんから探偵物語の松田優作が飲んでいたコーヒーをつくってほしいという、 依頼がありました。イベントでお客さんにその”工藤ちゃんブレンド”をプレゼントするという 企画だったんです。そこでぼくは、探偵物語のビデオを借りてきてくまなくみました。松田優作は、コーヒー通か否かビデオにでてきたコーヒーシーンをすべてチェックしました。
・柄本明の喫茶店で独自のブレンドを注文している(喫茶店では単品は回転が悪いので、 豆が古そう)
・注文したコーヒーは、手挽きのミルで柄本明が挽いている(たぶん、単品だけ豆で仕入れている ちなみに、暇そうな店でした)
・豆の購入は100gである(5分ほどの会話で柄本明に豆が挽けたかを聞いている。 ちょっとこだわっているかな?)
・コーヒーが濁っていた(できたてにもかかわらず。これは最悪)
・サイフォンでろうとにお湯が上がっている時、コーヒーの泡の量が少なすぎる (この現象が起こる原因は、ふたつ考えられる。ひとつは、豆が古くてガスが抜けている もうひとつは、ろうとに長時間コーヒーを上げすぎ、つまり、抽出オーバーなのである)結論 探偵物語の松田優作はまずいコーヒーを飲んでいた

だからなんだとといわれてもただそれだけのことなんです。ちょっと、面白がって書いてみました。 ちなみにA.M.Iさん用に作ったコーヒーはおいしかったです。
A.M.Iさんのホームページ

フレーバーコーヒー感想の怪?
プレゼント募集の感想で、うちのホームページの感想を書いてもらうところがあるんです。 ところが、フレーバーコーヒー(香りのついたコーヒー)のことを感想でみなさん書いてくるんです。 プレゼント目当ての人は、どうしてもいいかげんに内容を見ずに感想をかいてくるんだなと思いました。 つまり、フレーバーコーヒーという名前でフレーバーコーヒーを売っている店と勘違いしてしまうわけです。 だけと、あまりにも間違える人が多いのでプレゼント募集のページをじっくりとのぞいてみたんです。”ご意見、ご感想(フレーバーコーヒー全体について)”こりゃあ、まちがえたっておかしくないなぁと、思いました。てなわけで、”ホームページ全体に対してのご意見ご感想”と変えてみました。そうしたら、ぱったりと間違いは収まりました。 結局、ぼくの説明不足が間違いの原因だったようです。 やっぱり、人を疑うよりも自分を疑わなくっちゃいけないと思いました。 うーーーん、勉強になったなぁ。

ーヒーはまじめすぎるとまずくなる?
はっきりいってこの文章は、松屋式のドリップをある程度知らないと何がなんだか判らないと思います。
松屋式のドリップでは、抽出のとき”粉がひたひたになるようにお湯をさす”と説明します。 実際、最初は粉を動かさなければコーヒーはおいしくはいると思っていました。
ある日**くん(コーヒーをいれるのは喫茶店以上)が、”おいしいモカをいれてあげる”といって モカを徹底的にハンドピックして、めちゃくちゃていねいに抽出までおこなったんです。 (ぼくがみていて何も問題がなかった)
ぼくは、たぶんめちゃくちゃおいしいだろうと思って 飲んでみました。
”まずい!!” ”めちゃくちゃまずい” ”とにかくまずい”はっきりいってそれぐらい まずかったのです。ハンドピックも問題ないし、粉も動いていない。なぜだろうと、思いました。 ここで始めてコーヒーの粉をひたひたにしていなければ、不純物は溶けだすということに気がついたんです。 結局、このような失敗の答えをみつけだして松屋式ドリップはできあがってきたのです。
(けっこうくろーしたんですよ、いちおう。 中川談)

フレーバーコーヒーとフレーバーコーヒーの関係
うちの店の屋号は、フレーバーコーヒーといいます。コーヒーに香りを付けたフレーバーコーヒーを 専門に売っているようにかんちがいされます。たまにメールで名前がまぎらわしいと、おしかりを受けます。 実際ぼくもまぎらわしいと思います。
(このごろでは、トップページにいいわけを書いている)
では、なぜまぎらわしいフレーバーコーヒーと社名をつけたかというと ひじょーーーーーに簡単な理由なんです。
はっきりいって、知らんかったんです。
フレーバーコーヒーという香りの付けたコーヒーがあることを。
(10年以上前、フレーバーコーヒーなんてポピュラーではなかった)
ついでに言うとフレーバーコーヒーは、印鑑を作るとき画数よかったんです。

生意気なコーヒー通 vs 松屋コーヒー
昔あるところに生意気なコーヒー通がおりました。その男は、自分でコーヒー豆を煎ってコーヒーを 楽しんでいました。コーヒーに関する本もたくさん読破しており、”煎りたてのコーヒーならば どんないれ方をしてもおいしいのだ”と豪語していました。
あるコーヒー屋にいっても ”煎りたてのコーヒーならばどんないれ方をしてもおいしいのだ”としゃべってしまいました。 すると、”おまえは、一生うまいコーヒーは飲めない”とコーヒー屋に言いきられてしまいました。 カチンときた生意気なコーヒー通は、いかに自分にはコーヒーの知識があるかをべらべらとしゃべりました。 ”ちょっとこい”といわれて男は、試飲室というところに連れて行かれコーヒーのいれかたを みせられました。
そうすると、生意気なコーヒー通はどっかに消えてのーてんきなコーヒー屋に変わってしまいました。

くまの、のんたん誕生
うちの店のキャラクターは、くまです。(オリジナル キャラクター) なぜ、くまをキャラクターにしたかというと子供受けをねらったんです。 つまり、宅配でコーヒーを売っていたとき、くまが描かれていた車に乗っていたんです。 そうすると、子供が覚えてくれてコーヒーも注文してくれるだろうと考えました。
その当時使っていたキャッチコピーが”タイヤのついたコーヒーやさん”です。 けっこう、このコピーは、気に入っていました。 ちなみに、くまの名前”のんたん”は一般公募できめました。
子供でも覚えることができそうで、親しみやすそうで決めました。 その名前募集で、おもしろかった名前では、 くまのモリーさん(森のくまさんをひっくり返しただけ)とか 霧・万次郎(キリマンジャロをもじって)などけっこう秀作がありました。

うちの店のブレンド名がふざけているわけ
ホットな小休止・天使の休息・小さな初恋など、うちの店のブレンド名はふざけています。 これには、非常に深いわけがあるんです。(実は、たいしたことはないんですけどね)
まだぼくが宅配専門でコーヒー屋をやっていたころ、チラシをいれることにしました。
しかし、コーヒーなんてどんなにおいしいとチラシに書いたって飲んでみないと判らない。 そこで、とりあえず注文をしてもらえるようにブレンド名を女の人が好みそうな、そして、 印象に残りそうなかわいらしい名前にしたのです。これは、けっこう受けました。 ところが、お店を持ってからもこの名前で通したらお客さんもお店の人たちにも評判が悪い。 はっきり言って、人前でいうには、ひじょーーーーーーに恥ずかしい。
ということで今では”A ホットな小休止”というように記号でブレンドは呼び合っていてます。

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)

アポロ研究ノート

アポロという装置はまたまだわからないことだらけです
とにかくいろいろと疑問点やわかっていることを書き込んでいきたいと思っています
そのうち解明できるかも知れないし・・・
まぁ・・・ネタ帳みたいなもんです

サーバー内の圧力
アポロのポンプは一定の圧力で安定して止まります
だからといって・・抽出時には一定の圧力でとまっているわけではないのです
それはなぜか・・・
ドリップしてサーバーに熱い珈琲が落ちるとサーバー内の空気が膨張します
その膨張によって急激にバキュームの能力が落ちます
そのあとに圧力が安定してきます
実は・・この安定したあとの圧力が一番重要で
ポンプの持っているバキューム力とはちょっと違うのです
(50mmaqほど落ちる)
このときの
一番うまくいく圧力をみつけること・・・
これがアポロの完成を意味するのだと思います

自重と減圧
アポロの基本原理をみつけたのはアイスコーヒーをたてていたときでした
松屋式で5杯程度をドリップした場合は・・・
抽出液の表面に油が浮くことはありませんでした

ところが・・・
40杯だしのアイスコーヒーではたまに油が浮くことがあったのです
(単に失敗したという認識しかありませんでした)

そんな中・・・
ある一定量のコーヒーの粉を使った場合にはオイルが浮くことに気づいたのです
つまり・・・
お湯の自重で圧力が作られペーパーの隙間を
オイルが通過できるようになったということです
もともとアポロで使っている-200mmaqという吸引力は
このときのドリッパーの液面までの高さから割り出したものなんです
ただし・・・
自重でオイルを通すというのは液面からドリッパーの一番下を基準にしますが
途中の部分では圧力が一番下ほど高くありません

ということは・・
オイルを通過させる力ができないということです
その状態でオイルを実感させるにはある程度高さが必要だということです
(ペーパーの途中部分からもオイルを通過させるため)

これから考えると-200mmaqよりも相当低い吸引力で
オイルが通過する可能性があるということです

そして・・
減圧はペーパー表面全体にかかっています
ということは・・・自重でオイルを通過させるよりも
効率よく通過させることができるということです

アポロがオイルに強い理由はここにあります

抽出は連続している
アポロのポンプの圧力を測定すると抽出に関係なく安定しています
ところがアポロのサーバー部分で測定するとふらつくのです
サーバーの中の空気は蒸気に置き換えられたり温度が上がったり
といろいろと考えることができます
しかし、引っ張る力と考えれば単純に安定しているべきです
一杯だしのアポロでは70mmaq圧力が戻ってしまう
これも、ポンプのリリーフ弁の性能によっては大きく変化します
どこまで安定した圧力を持たせるか・・・
これがアポロの性能になってくると思います
安定した圧力を持たせる工夫・・・
まだまだ研究の余地がありそうです

アポロでまだ判っていないこと
松屋の先代が開発したアポロ・・・・
コーヒーのオイルがしっかりと溶け込んでいるのが特長です
0.8気圧まで下げるとなぜオイルが溶け込むか・・・
これがわからない・・・
アポロくん・ミニのようにサーバーの方から引っ張るならば判りやすい・・・
誰にでも説明しやすい
先代のつくったアポロって・・・
結局・・・まだ謎なのです
ただ・・・結果がそうなるということしかわかっていないのです
オイルにミルクに負けないコーヒーができる
実のところ先代のアポロってここしかわかっていないのです

どれだけ減圧するのが正しいか・・・
アポロくん・ミニではペーパーフィルターをオイルが 通過する程度に引っ張るようにしています
一応設定では-200mmaq程度にしています
しかし、実際にはどの程度までの減圧するのが正しいかわかっていないのが現状です
減圧し過ぎれば雑味が流れだすことでしょう
このさじ加減もみつける必要がありそうです

ペーパーによって違いがでるか
アポロは基本的にペーパードリップです
ペーパードリップは、ネルドリップよりもオイルが通りにくいのです
これはペーパーフィルターに水が最初にしみこんでしまって・・・
オイルをフィルターがはじくようになってしまうからです
それに対してネルドリップは何度も使うことによって
コーヒーのオイルでネル自体が汚れてきます
そのオイルのヨゴレによってオイルをはじく性質が弱くなってしまうのです
(ネルドリップがまろやかといわれる所以です)

問題は、ペーパーフィルターにもみさらしやコットンリンター配合とかバガス濾紙など
イロイロとでています
この素材によって油の反発力が違う可能性があると思うのです
もし反発力がちがえば本当にネルドリップに似たペーパーフィルターを
つくることができるということなんです
実際に実験してみなければと思っています

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

取扱説明書(アポロくん・ミニ用)

アポロくん・ミニとは・・・-200mmaqという低い真空を使って抽出する装置です
この微真空はコーヒーのオイルがペーパーを通過できるギリギリの圧力なのです
つまり強い真空を使えばコーヒーのオイルも通るが雑味も強くとおります
そのオイルの通るギリギリの圧力で引っ張ってやりながらドリップする装置です
この器具で松屋式ドリップを行うと・・・
ブラックで飲みやすいきれいな味でありながら・・・
ミルクに負けない強さもあわせもった味となります

アポロくん・ミニの装置

減圧装置(写真左)
簡単にいうと真空ポンプのようなものです
ポンプ性能 ・1600cc/分(弱いパワーがポイントです)
リリーフ弁 ・-200mmaq(めちゃめちゃ弱いです)
強すぎると雑味もひっぱってしまう

減圧ドリッパー(写真中)
河野の名門というドリッパーを改造しました
基本的には松屋式ドリップで抽出します

カリタの800ccサーバー(写真右)
このサーバーにセットして動かします
これは5杯用のセットです

(写真・ドリッパーをサーバーにのせた状態)

(写真・上から押さえた状態・パッキンが密着している)

アポロくん・ミニの使い方
サーバーにドリッパをのせて上から押さえます
これによりサーバーのふちとパッキンが密着して隙間がなくなります
(2杯・5杯・10杯すべて考え方は同じです)

(写真・粉をセットして穴をほった状態)

(写真・真ん中にお湯をさしている状態)

(写真・全体にお湯をさし蒸らしている状態)

通常の松屋式のようなあらびきの粉を使わずに細かびきの粉を使います
これは微真空で引っ張っるとあらびきでは落ちるスピードが速くなりすぎるからです
つまり・・ポンプを動かしたときに松屋式とまったく同じスピード落ちるのがベスト
・ペーパーをセットして粉を入れる
・穴をほる
・真ん中にゆっくりお湯をさし
落ち始めたら濡れているところと乾いているところの境界部分にお湯をさす

・全体にいきわたったら3分間蒸らす
このときに2杯用はふたをする
あれば5杯・10杯でもふたをする
*・・・この段階はポンプと接続しません

蒸らし中(2杯用)

蒸らし蓋について
アポロくん・ミニのふたは蒸らしに使われるだけでなく
もうひとつの効果があります
ペーパーを密着させるための押さえになります
つまり、蒸らしが終わったあとにポンプを動かして
ふたをしっかり押さえるとペーパーがドリッパーに密着してくれます
(ペーパーのすきまを押さえてくれるため・・・)
これによりよりスムーズにドリッパーとペーパーを密着させます
*・・ふたは2杯用のアポロしか用意されていません

(写真・蒸らし終了)

(写真・ポンプと接続)

(写真・ドリップ開始)

3分たって蒸らしが終了したらポンプと接続します
そして、ポンプのスイッチを入れます
このときにドリッパーをサーバーに押し付けてパッキンの隙間がないことを確認します
2杯用はポンプを動かしたときにふたを押さえると紙がドリッパーに密着してくれます
・湯をまんべんなく細くゆっくりとかけます
・粉を動かさないように注意してください
*・・・湯をさすポイントは粉がひたひたな状態を維持させること

(写真・抽出終了)

(写真・ドリッパーをはずす)

(写真・お湯で薄める)

人数分の半分まで抽出したら終了です
ポンプを切ってドリッパーをはずします
この状態でコーヒーのうまみもコーヒーのオイルも全部溶けています
あとは人数分に薄めて出来上がりとなります
*・・・薄めたあとは必ずしっかりと混ぜてください
(混ざりが悪いと水っぽくなる)

アポロくん・ミニの基本原理
通常の松屋式ドリップではコーヒーの持っているオイルは溶かすことができません
水で濡れたペーパーは油をはじく性質があって
オイルがペーパーフィルターを通過できないのです
もし、ペーパーフィルターでオイルを通過させたかったら
コーヒーの粉を勢いよくかくはんさせることによってオイルを通過させるしかありません
(松竹コンボドリップ法参照)
ただし、この場合は松屋式のようなクリアできれいな味は不可能となります
粉を動かさない状態でオイルを通過させるためにポンプで減圧して吸引力をつくり
その吸引力によってオイルがペーパーフィルターの隙間を通過することができるわけです
松屋式のクリアさとアポロのミルクに負けない強さを兼ね備えたコーヒーを
簡単につくることが可能になりました

ちなみに・・・ネルドリップはコーヒーのオイルヨゴレによりオイルを反発する力が
ペーパーフィルターよりもずっと弱いのです
そのため、オイルをネルがブロックせずにサーバーにおとしてしまう・・・
それによって、ネルドリップではオイルが溶け込みまろやかなコーヒーが勝手にできてしまうのです
(ネルドリップの最大の特長)
ただし・・ネルのオイルヨゴレは管理を間違えると酸化や腐敗の原因となります
ネルドリップの管理が難しいといわれるのはそのためです
(ネルは油ヨゴレが絶対に必要・・ただし酸化させたらそこでダメ)

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

「アポロくん・ミニ」

アポロくん・ミニの特長

松屋の先代が開発した「アポロ」は、コーヒーのオイルも溶かすことができ
独特の味わいをつくりだしていました
そのため、ブラックでも美味しく砂糖・ミルクにも負けないコーヒーを
つくることができたのです
ただし、ハンドとリップほどお湯を自由にコントロールできない欠点も
あわせもっていました
このアポロくん・ミニは普通の松屋式では溶かせなかったオイルを
溶かすことができるようにしました
そして、松屋式の特長であるきれいな味も作り出すことができるようになりました
ちなみに・・この装置は、アイスコーヒーを40杯だしでつくったときに
コーヒー液面に油が浮いていたのをみてこの装置を考えました

アポロくん・ミニの装置

減圧装置(写真左)
簡単にいうと真空ポンプのようなものです
ポンプ性能 ・1600cc/分(弱いパワーがポイントです)
リリーフ弁 ・-200mmaq(めちゃめちゃ弱いです)
強すぎると雑味もひっぱってしまう

減圧ドリッパー(写真中)
河野の名門というドリッパーを改造しました
基本的には松屋式ドリップで抽出します

カリタの800ccサーバー(写真右)
このサーバーにセットして動かします

アポロくん・ミニの使い方
基本的に松屋式に準じた抽出法です
(松屋式ドリップを極める参照)
大きな違いは、粉のひき方が松屋式よりも細かいものを使います
これは減圧した状態でもお湯が緩やかに流れるための抵抗にするためです
(粉にお湯がある程度滞在しないと成分は溶けない)
蒸らしに関してはポンプとドリッパーのホースを接続しません
そして、蒸らしで3分間待つのも松屋式と同じです
(写真・お湯をさして蒸らしている状態)

抽出
ポンプとドリッパーのホースを接続します
そして、ポンプのスイッチを入れます
あとは通常の松屋式ドリップとまったく同じです
つまり、ひたひたの状態で人数分の半分まで抽出したらそれで終わりです
好みの濃さに薄めたらそれでOKです
(写真・抽出中)

抽出後のドリッパー部分

...

出来上がったコーヒー

アポロくん・ミニの基本原理
通常の松屋式ドリップではコーヒーの持っているオイルは溶かすことができません
水で濡れたペーパーは油をはじく性質があって
オイルがペーパーフィルターを通過できないのです
もし、ペーパーフィルターでオイルを通過させたかったら
コーヒーの粉を勢いよくかくはんさせることによってオイルを通過させるしかありません
(松竹コンボドリップ法参照)
ただし、この場合は松屋式のようなクリアできれいな味は不可能となります
粉を動かさない状態でオイルを通過させるためにポンプで減圧して力をつくり
その力によってオイルがペーパーフィルターを通過することができるわけです
松屋式のクリアさとアポロのミルクに負けない強さを兼ね備えたコーヒーを
簡単につくることが可能になりました

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

「アポロくん」の改造

基本設計は同じでも・・・・

減圧抽出法という基本設計は同じです
しかし・・こまごまとした部分の改造を施せばもっと使いやすく
もっとレベルの高いコーヒーがつくられると思います
そこで、改造部分だけのページをつくってみました

(写真・水を流すためのロート)

(写真・ロートに水を送るパイプ)

薄める実験装置
松屋式などではうまみが抽出されたあと薄めるという方法をとることがあります
そこでこのアポロくんでもその方法が有効かどうかを実験してみました
構造としては簡単でお湯の出口に一本外側に流れるパイプを用意します
そしてそのパイプを通った水はコーヒーの粉を通らずにサーバーのほうに流れる構造になっています
装置としては結構おもしろいのですが・・・・
実験してみると単に水っぽくなってしまってボツとなりました

(写真・回路全景)

(写真・圧力弁付近)

アポロくん制御回路
使い勝手を良くするために制御回路を新しくつくりました
工夫した点は、スタートボタンを押すと真空ポンプが動き減圧されたときに初めて
コーヒーメーカーが動くようになっています
そして・・終了ボタンを押さなくても勝手にタイマーで終了させるようになっています
ついでに・・・終了と同時にアポロくん本体に空気を送り込む電磁弁まで取り付けました
あたらしく精度の高い圧力弁を採用しています

(写真・ターンテーブルの内部)

原点復帰するターンテーブル

これはターンテーブルが決まった位置でとまるようにつくったものです
構造はいたって単純で100Vが流れるとターンテーブルは100Vで動きます
そして・・・100Vがとまると電池に切り替わってリミットスイッチをたたくまで動きます
つまり・・ターンテーブルが止まっているところは 必ずリミットスイッチがたたかれた場所となるわけです
この装置の利点は、サーバーの取っ手がどこで止まっても必ず元の位置に帰ってきてくれることです
それと・・もともと800gまでしか載せられないターンテーブルに
ベアリングをいれて重いものを載せても大丈夫なように改造しました

(写真・制御盤正面)

(写真・制御盤横)

(写真・制御盤後ろ)

プログラムリレー・ZENを使った回路
プログラムリレー・ZENは、使い勝手のいい回路を内部に組むことができます
その分複雑な作業をさせることが可能となります
コーヒーメーカーの場合ヒーターがあったまっているときとそうでないときでは 湯のでるタイミングが大きく違います
そこで実際に測定してヒーターが冷えているときとあったまっているときでは 蒸らしに使う時間を変えています
ついでにアイスコーヒー用の設定も組み込んであります
コーヒーができたときにブサーで知らせる機能や アポロくん内部を1気圧に戻す機能もつけました

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

「アポロくん」実験機

アポロの機械化について・・・

先代が開発したアポロは湯を沸かす機能がついていませんでした
今回ぼくがつくったアポロはコーヒーメーカーを改造して自動化に取り組んでみました
しかし・・基本的には先代が研究したアポロと原理は変わりません
ですからぼくのつくった機械は「アポロくん」と命名しました

(写真・アポロくん実験機)

アポロくんの基本構造

アクリル板でできた箱の中にコーヒーメーカーが入っており外側の回路で制御できるようになっています
アクリル板の箱の空気を真空ポンプで抜いてやり0.8気圧に固定するようにリリーフ弁が働いています
コーヒーメーカーにターンテーブルがついており均等にお湯があたるようになっています
あと・・・松屋の金枠が使えるようにハリオのドリッパーを改造してあります
そして・・サーバーはハリオのレンジサーバーを使っています
これはターンテーブルで回転したときに取っ手が引っかからないためです

(写真・制御回路)

(写真・真空ポンプと圧力弁)

制御回路と真空ポンプ付近

制御回路は最初にお湯を噴出す量と蒸らし時間を制御しています
一回目の抽出と二回目の抽出では蒸らしに使うお湯の量が変わってしまうのでタイマーを
変化させねばならないのがちょっと問題です
真空ポンプに関してはさほど大きなものは必要ありません
しかし・・機密性を作るのが難しく最初は強力なポンプを利用しました
そして一番の心臓部は、圧力を一定に保つための圧力弁です
この調整によって決まった圧力でとめることができるのです

(写真・圧力弁)

(写真・ターンテーブル)

圧力弁とターンテーブル

この圧力弁の出来で性能が決まります
もっというとばねが重要になります
真空タンクをつくったときにこの圧力弁を研究していたので今回はまったく問題なくできました
性能もまったく問題ありません
ターンテーブルは、宝石などをディスプレーするものを利用しています
コーヒーメーカーのウォーマーをはずした寸法にちょうどいい物があったのはラッキでした
それと・・このターンテーブルは電池でもアダプターを使ってもOKなところが気に入っています

(写真・ドリッパーとサーバー)

ドリッパー部分

問題となるのがドリッパーです
ハリオのドリッパーがちょうど使えるのですが、なぜか水っぽくなる欠点があるのです
たぶん・・らせんのリブが水を強く引っ張る性質を持っているんではないかと考えています
そこで松屋の金枠をハリオのドリッパーに取り付けて使うようにしました
実際に水の流れというのは不思議なものです
ついでに言うと・・サーバーはハリオのレンジサーバーです
たぶん・・ターンテーブルで回転させても取っ手が引っかからないように
取っ手が工夫されているのだと思います
この実験には非常に助かりました

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

アポロの研究

減圧抽出を考える

アポロコーヒーを使っていて、味が一定しないし減圧して抽出した後・・・
装置が大気圧に戻ってしまっていたりとよくわからん部分が多かったのです
そこで本格的に減圧抽出を実験することにしました

今回使った実験道具

真空ポンプ・・・電動のものを使いました
真空タンク・・・一定の圧力で止まるようにしてあります(調整は可能)
ごぼごぼびん・・空気の流れが視覚的にわかるようにつけました(逆止弁付き)
注湯タンクは・・「アポロ」のものをそのまま使いました(減圧ゲージ付き)
ドリップ部分・・松屋式の5人用のペーパー使用(温度計付き)
蒸らし時間・・・3分(これは絶対に必要)
コーヒーの粉・・細かめ(NO.4)
粉の量・・・・・50g
お湯の量・・・・800cc

この装置は、一定の圧力の中でドリップしたときに粉がどんな状態になっているかを実際にみられるように考えてつくりました
たかが減圧・・・されど減圧です
実際に減圧状態で抽出すると1気圧で抽出したものと味が明らかに違うし、粉の動きやすさやガスの抜けやすさも違ってきます
実験をやればやるほど・・・コーヒーって奥が深いなぁと感じました

今回の実験でわかったこと

減圧度合いとコーヒーに味について
アポロコーヒーは減圧すればするほど味が濃くなる傾向があります
しかし、雑味もでてくるようになります
つまり、そこにころあいというものが生まれます
そのころあいが、0.8気圧かいわいではないかと考えます
(2000mぐらいの山の気圧です)
とりあえず、0.5気圧まで下げると雑味を強く感じます
これは減圧することによってモノを溶かす力が強くなりすぎたためだと思います

抽出後の粉がふかふかなときにうまく抽出されるわけ
粉がふかふかなときというのはコーヒーにお湯を落とすスピードあっていると考えていいと思う
つまり、粉にお湯を多く落とすとコーヒーの粉から泡が吹き出して粉の隙間が埋まってしまう
粉が動くときに雑味の成分が溶けだすように感じます。
同じ様に減圧して少し湯の量を多くして粉を動かすようにすると雑味感が一気にでてきます。
コーヒーのふかふか感が残っているということは泡が吹き出して粉がしまることがなかった・・・
すなわち、粉が動いたことによる雑味はでなかったということなのです

アポロで抽出したコーヒーが、ミルクと相性がいい訳
通常の松屋式というのは、粉を動かさずに抽出します
その抽出法ではきれいな味になりすぎてミルクに負けやすい欠点があります
そして、それを防ぐために少しの雑味をわざといれたり・・・
粉をわざと動かして微粒子感をだして対応していました
アポロではそんなことなしにミルクに負けないコーヒーになります
どうも、減圧した状態で抽出すると大気圧下での抽出ではとけない成分があるように感じます
そのため、アポロを減圧せずに抽出したものと減圧して抽出したものではまったくコーヒーの味が変わってしまいます
(減圧しなきゃあ普通のドリップですけどね・・・)

減圧状態でのコーヒーメーカーでの抽出について
いえることは・・・・濃くなる・酸味を感じることが特長です
ただ・・・この特長というのはコーヒーの粉が動いたときにおこる特長と感じました
通常のアポロコーヒーを湯の量を多めに出して粉を動かすと同じような味が現れるのです
コーヒーメーカーはお湯のコントロールが難しく・・・
アポロの特長である粉を動かさずに 減圧することによりお湯が粉の内部にはいりやすくなるという特長を生かしにくいのだと感じました。
(これに関してはちょっとしたお遊びですが・・・)

通常の実験装置

コーヒーメーカーを動かす

アポロという機械について

減圧抽出というのはけっこう可能性があると思いました
特に・・・喫茶店で有効だと思いました
真空ポンプと減圧タンクを使えば何台ものアポロが同時に動かせます
それと、0.8気圧程度ならば熱帯魚に使うホース程度で十分耐えることが出来ます
つくりかた次第ではコーヒーメーカーのような装置も可能だと思いました

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

減圧ドリップ装置・「アポロ」

アポロコーヒーとは・・・

松屋コーヒーの先代がキリマンジャロの山でコーヒーをたてて飲んだらうまかった・・・
そのときになぜコーヒーがうまかったかを考えた末・・・気圧が関係していると考えた
そこで先代は研究してつくったのが「アポロコーヒー」・・・
減圧した状態で抽出する装置です
ただし・・・毎回、味が違ったりといろいろと問題もありました
そこで・・・なぜ味が一定しないかを研究しました

(写真・ドリッパーに立ロシをのせる)

(写真・押さえ棒でペーパーを押し込む)

(写真・ドリッパーのふちにペーパーを押し込む)

アポロの使い方

ドリッパーに27cmの立ロシをセットします
ちなみに・・・木でつくった「ペーパー押さえ棒」を使います
そして・・きっちりとペーパーのふちをドリッパーのふちに入れ込みます

(写真・ドリッパーに粉を入れる)

(写真・シャワー板をセット)

(写真・ドリップタンクをのせる)

コーヒーの粉をいれる
ちなみに・・コーヒーのひき方は通常の松屋式よりも相当細かいです
(松屋式がNO.9でひいているのに対してNO.4)
粉の量とお湯の量について・・・・
粉を80g使った場合は、1200ccのお湯を使います
粉が50gの場合は、800ccのお湯になります
粉は、平らな状態になるようにします
(松屋式のように穴を掘らない)
シャワー板を粉の上にのせ、ドリップタンクをセットします

(写真・ポンプで減圧)

(写真・バルブを開けて抽出中)

(写真・試しにつくった実験機)

お湯をタンクに入れてふたをきせ、真空ポンプで0.8気圧に減圧します
給水バルブを開けて適当な量のお湯を落としたら1度バルブを閉じます
(コーヒーの粉が80gの場合は、100ccぐらいが適当・・・)
その状態で3分の蒸らしをおこないます
(減圧しても蒸らしは確実に必要です)
ちなみに・・・お湯をコーヒーの粉にかけるとコーヒーの粉から炭酸ガスが放出されて圧力が戻ろうとします
そこで何度かポンプで吸い上げてできるだけ圧力を一定に保つようにします
蒸らしが終わったら・・・給水バルブを開けてお湯がなくなったら出来上がり
ちなみに・・・うまくいったかどうかは終わった後の粉の状態でわかります
終わった粉を指で押さえてふかふかで3センチ以上指がはいるときはうまく抽出されています
失敗しているときは、粉がしまっていて指がはいっていきません
ちなみに・・・この減圧状態で抽出すると一気圧の状態で抽出されたコーヒーとはまったく違う性質がでます
濃厚なコーヒーで後味が非常に長く続くコーヒーになります
それと・・・味がきれいなわりにミルクに負けないコーヒーが出来上がります

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)

ポットのお湯で紅茶をいれてみよう

紅茶というのは、新鮮な水を沸騰させて使うのが基本です。
しかし実際には、90度ぐらいのお湯でも十分に紅茶の成分が溶けるのです
(90度・・・・沸騰ポットの保温状態)
ということは、温度的にいえば紅茶をたてるのに十分の温度を
沸騰ポットの保温は持っていることになるのです。
そこで、沸騰ポットを使って紅茶をたてるたてかたを実験してみました。

写真・茶葉をいれた瞬間

写真・3分後

写真・3分後の紅茶

通常のティーポットの状態
普通の陶器のティーポットの状態は、ハリオールでいうとフィルターが あがっている状態なのです。(通常は、この状態が普通)
ポットのお湯をハリオールにいれて茶葉をいれると1分もすると茶葉が 全部沈んでしまうのです。(お湯の中の空気が抜けていて茶葉に泡がつかない)
茶葉が全部沈んだ状態では、何分たっても紅茶は溶けてくれません。
つまり、ポットのお湯では温度がひくいこととお湯に空気が溶け込んでいないため
普通のティーポットではうまくはいりません。

写真・茶葉をいれた瞬間

写真・3分後

写真・3分後の紅茶

写真・茶漉しのついたきゅうす

茶漉しのついたティーポットの状態
ハリオールでいうとフィルターが半分おりている状態にあたります。 この状態で茶葉をハリオールにいれると通常のティーポットと同じように 1分ぐらいで茶葉が沈んでしまいます。 しかし、フィルターが半分のところでとまっているので それ以上は沈みません。紅茶の成分は重いので 下にどんどんとけて降りていきます。

濃さの比較
左がティーポットの状態
右が茶漉しのついたきゅうすの状態

ポットのお湯で紅茶をいれる注意点
ポットのお湯で紅茶をいれようとする場合、普通のティーポットよりも
茶漉しのついた急須の方がうまくいきます。(成分がよく溶ける)
できれば、急須をお湯で温めておいてください。
この場合、茶漉しに茶葉をいれてお湯の入った急須にゆっくりと
沈めていきます。

このやり方ならば、茶葉に無駄な刺激を与えることなくお湯と
茶葉を接触させる事ができます。
ただし、このやり方は落第点の紅茶ではないというだけて
最高点の紅茶になるわけではありません。
やっぱり、本当においしい紅茶をつくる場合は、
新鮮な水を沸騰させて紅茶をたてることを
お薦めします。

器具や湯沸かしの道具がなかったりしたときなどに紅茶をいれなければ
ならないときにこのやり方を使ってください。
簡単なわりにそれなりの味に出来上がるはずです。

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)