このシリーズ、もう少し続きます。お付き合いくださいませ。
と、その前に3月30日の「Smooth Espresso実演販売」にご来店いただいた皆様ありがとうございました。
また、ネットでお買い上げいただいている皆様にも同様に感謝いたします。
久しぶり(約5年ぶり)にお客様の目の前でコーヒーを淹れて提供させていただきました。
実際にお店に立ち、コーヒーを淹れている最中は無我夢中と言いますか、夢見心地と言いますか、非常にハイな状態でして、とても楽しくやらせていただけました。
デザインカプチーノもほぼ練習しないで描かせていただきましたが、腕は錆びていなかったです。(自己評価高めですw)
中川さん、長屋さん、このような貴重な機会を作っていただき、本当にありがとうございます。
本当に楽しく作業させていただいて、疲れなど全く感じていなかったのですが、次の日の朝起きてみると、体がだるくて頭も少し痛い、食欲もないし、コーヒーも飲みたくない…。
カラ元気を出して散歩に出かけるも、途中で息苦しくなり膝をついて休憩をするという体たらく。
しょうがないのでのんびりと休んだ後、午後からエスプレッソマシンを車から降ろし、いつもの物置部屋にセットしました。
え~、ちなみに僕は今「おうちバリスタ」などという良いものではなく、「物置バリスタ」ですw
何とか元気になってブログを書いていますが、報告が遅くなってしまい申し訳ございません。
まだまだくたばりませんので、よろしくお願いいたします。


ではでは、実演販売の報告のみで終わってしまいそうなので、僕が松屋式を好きな理由④も少し書いておきます。
ドリップの手順のようなものを書かせていただいたので、ここで簡単にエスプレッソの手順についても触れておきますね。
ものすごく簡単に描きますので、細かく知りたくなった方は、ネットの世界や文献をいろいろと調べてみてくださいませ。





簡単に説明すると、ポルタフィルターと呼ばれるものに、バスケットをはめて使います。
そのバスケットにコーヒーの粉を入れて抽出するのですが、なんかよくわからない作業をしてますよね?
なので、4月1日のエイプリルフールに甘えて、大胆な解説をしてしまいます。
題して「僕が考えるエスプレッソとドリップの共通点」です。
①の粉を入れるはそのままです。ドリップでもペーパーフィルターに粉を淹れますよね。
②のレベリングですが、これは普通のドリップをするとき、粉を平らにすると思いますが、それと一緒だと思ってください。
③のタンピングですが、この作業で蒸らしの調節をしていると考えてください。タンピングの力が弱いといわゆるドリップでの蒸らし時間が短くなり、タンピングの力が強いと蒸らし時間が長くなる、そのようなイメージでとらえていただければ理解しやすいと思います。
適正なタンピングは約20kgの力で水平に押すことと言われていますが、これはドリップでの蒸らしが約30秒ほどと言われているのと同じようなものだと思ってください。(偉大なる先人たちの膨大なトライ&エラーの中で導き出された、素晴らしい数字です。安易に否定して悦に入るのは野暮と言うものですw)
通常エスプレッソマシンでは9気圧(私たちが生活の中で感じているのは1気圧)の力でお湯が出てくるので、そのお湯の勢いに合わせた適正な粉の細かさ、粉量と抽出量を導き出さなければいけないので難しいのですが、それは言ってしまえばドリップでも同じことですよね。
そんな感じでエスプレッソもドリップも実は考え方は一緒です。
凄く大胆なことを言っている自覚はありますが、エイプリルフールなので許してください。
そんなこんなで今回はここまでです。
まだまだこのシリーズは続けますのでお付き合いくださいませ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。