エスプレッソを止めるタイミング

全自動のエスプレッソマシンだから全自動に頼る必要はないのです。
手動のエスプレッソのように使っても全く問題ないのです。
・・・・というよりも受動のように全自動のエスプレッソを使った方が珈琲としては美味しくなるのです。エスプレッソも松屋式と同じようにうまみと雑味の分離が可能なのです。旨味が溶け終わったタイミングで止めれば旨味だけの珈琲を作る事が可能なのです。

そのタイミングの特性はエスプレッソの抽出を何度も見ていると結構簡単に見つけることが出来るのです。

エスプレッソと松屋式は結構似ていて濃厚な状態からだんだん濃度が下がってきます。
濃度が下がってくるにつれて雑味の比率が大きくなってきます。
松屋式の方が抽出量が多いので止めるタイミングが結構分かりやすいのに対してエスプレッソでは一瞬で変化するのでそのタイミングの見極めが難しいだけなのです。

ちなみに止めるタイミングとして27秒から30秒ぐらいがいいと思います。
濃度が変化して27秒で内側に珈琲が曲がるタイミングと30秒で珈琲液が薄くなって白に近づくタイミングが外し時だと思います。

濃厚な泡の時は茶色の泡ですが、濃度が下がると白い泡に変化するのでその辺で止めるのが一番簡単な気がします。後は、エスプレッソでは一瞬で変化するので迷わずに外すことが大切になると思います。