このミルは、静電気除去装置付きのコーヒーミルでシルバースキンを取り除くように改造してあります。豆をひいた粉が滑り台を滑っていき掃除機が吸い上げる風で軽いシルバースキンや微粉などを分離しています。
吸い込む量は掃除機の回転数を下げることと正面の空気穴の開閉で調整しています。
豆をいれるとホッパーにあるリミットスイッチが入りスタートボタンを押すと掃除機が動き
掃除機の回転数が安定したころにコーヒーミルの電源が入って豆を挽きます。
豆がなくなってリミットスイッチが切れてから10秒後に電源が落ちるようになっています。
連続で豆を入れた場合は再度ミルが動くようになっています。
大量の豆をひいたときに刃の温度をチェックするための温度計
5キロとか10キロの豆を連続で挽いたりするとけっこう刃が熱くなります。そんな時は掃除機を使って歯の隙間に空気を流して強制的に冷却させます。この機能は大量に珈琲豆をひかねばならないときには役立ちます。
コーヒーミルを制御している回路
この回路でコーヒーミルと掃除機を制御しています。
掃除機が入るタイミングやミルが動くタイミンクなどなど細かな部分この回路がすべて受け持っています。
掃除機のすごさ
珈琲を2キロぐらいひくとけっこう静電気でミルの出口が詰まってきます。中煎りならば結構スムーズに流れる流れるんですがアイスコーヒーのように軽い豆だと詰まって大変な目にあいます。
詰まった状態で無理してひくと粉が出ないわけですからモーターに負荷がかかって止まってしまったりします。その前に基本掃除するべきなんですがどのぐらいに粉が詰まるかを写真に撮ってみました。
橙色のスイッチの価値
橙色のスイッチはきれいに微粉などを取り除くのには非常に価値があります。
それよりも大量に豆をひいたため歯が熱を持った時にこの強い吸引力で歯の部分風を送ってやり、すぐに冷やすことができます。