フレーバーの焙煎機 1

当店の焙煎機・・めちゃめちやごちゃごちゃしている

この焙煎機は、うちの店で使っているものです
もとは・・フジローヤルの直火式3kg釜です
その焙煎機を自分でできるだけ使い勝手いいように改造しました
それだけでなく実験をするときにデーターがとれるようにいろいろな計器をくっつけています
この焙煎機を使って過熱水蒸気の実験もしたし・・
直火式の優位性や焙煎理論というものを作り上げてきました
このページでは、いろいろな改造した部分をすべて公開します
少しでもほかのコーヒー屋さんの参考になればいいと思います

(写真・焙煎機の制御盤)

この制御盤は15年以上前に開発したものです
・ 切り替えダンパーの操作を間違えたりするとブザーがなります
・ 焙煎が終了して一定の温度まで下がるとすべての電源が落ちるようになっています
・ 操作ミスでは赤いランプとブサーがなります
・ 投入温度になると青いランプとブザーがなります
・ 勝手に当日の焙煎数を数えます
・ 決まった温度になると操作を知らせるブサーがなります
・ 温度は「本体」「排気」「排気・右」「排気・左」「バーナー」です
・ 湿度と気温それとタイマーがトータルタイマーと焙煎タイマーのふたつをつかっています

(写真・サンプル収納ひきだし)

制御盤の上の部分です
・ サンプルの焼き豆が引き出しに収まっています
・ サイクロンの温度をっています
・ 焙煎数を「当日」「週間」「月間」「クリーニングカウント」の4つ表示しています
・ 投入温度になると青いランプとブザーがなります
・ 外気温もわかるようになっています
・ 1カウント増えるときにチャイムで知らせます
・ 過熱水蒸気の外付け回路です
・ 写真は大好きな土光敏夫さんの写真です

(写真・焙煎機内圧力をはかる)

(写真・マノスターゲージ)

(写真・サイクロンの測定場所

サイクロン内をの圧力をはかるマノスターゲージ
この圧力を測定することにより煙突効果があまり期待できないと感じました
そのかわり・・・風が強いことによる負圧のほうが大きな影響があることがわかりました
それと湿度が高いときなどは空気が重いと感じる感覚は正しいとわかりました
結構、人間の感覚というのは実際に調べてみるといいセンついていると思います

(写真・排気監視窓)

排気監視窓
この窓は、どれだけ排気されているか、どれだけチャフがたまっているかを監視する窓です
毎日焙煎をやる前にガラスをアルコールでふいてきれいにしています
(内側がけっこうよごれる)
掃除がしやすいように簡単にガラスがはずせるようにもなっています
そして、反対側にも同じ窓がありそこからライトで光を送っています
(ひとつの窓だと焙煎機の中が暗くてよく見えない)
この窓からみているとチャフの飛んでいく様子がよくわかります
そして、焙煎機の形状の欠点も・・・・・
この焙煎機では、ダンパーが焙煎機の上部にありチャフはドラムからU字を描いて飛んでいくことに なります
フロントパネルの下(スプーン上部の斜めの部分)は、空気の流れが遅いのでチャフが フロントパネル下にたまってしまうのです
ですからたまに、フロントパネル正面の窓から吹いて チャフを飛ばしてやらないといけないのです
一度焙煎したら必ずブロアーなどで焙煎機内のチャフを飛ばしておかないと次の焙煎でたまったチャフに 火がついてコーヒーにいゃな煙臭ついてしまいます

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)