用意するもの
・フィスコの焙煎機(通称 トーマス)
・じょうご(高性能豆投入装置)
・生豆(できれば、コーヒー)
・うちわ(ファジー送風機)
・ざる(豆が落ちない程度の目の細かさが必要)
・チャッカマン(高性能点火装置)
(写真・用意するもの)

焙煎機に火をつける
まず、焙煎機の電源を入れます。
次に、チャッカマンに点火してバーナーのできるだけ おくに持っていきます。
そして、コックを開けて火をつけます。 (バーナーの手前の方だと火がつきにくい)
そして、けっこうとろ火にしておきます。 (はぜが、12-15分ぐらいになる火力が理想)
このときに排気は、ほとんど、閉じ気味にしておきます。 そして、スプーンを差し込んでおきます。
(写真・チャッカマンで火をつける)

コーヒー豆を投入
温度計が、140度ぐらいになったらスプーンをぬいて じょうごを投入口にセットします。
そして、豆を投入します。 できれば、ここでストップウォッチなんかをスタートさせます。 スプーンは、入れたままにしておきます。
(写真・コーヒー豆を投入)

スプーンでチェック
排気が絞り気味になっていると、とーぜん投入口が水蒸気が でてきます。この状態を蒸らしといいます。この状態をじっくりと すごさないとコーヒー豆は内部まで熱が届きません。
そして、豆を時々すくって水の抜けを具合をチェックします。 (きれいに蒸らすと全体的に白っぽくなってくる)
(写真・スプーンでチェック)

排気を調節する
投入口から出てくるのが、水蒸気やコーヒー豆の青臭さなんかから少しずつ 煎った感じの匂いがしてきたら、排気を少しあけてやります。
投入口からの煙の状態で排気を調節します。 はっきりいってこの調整だけで味が決まります。
とくに、煙っぽさがきつくならないがぎり、排気を全開にしない方が よでしょう。
(写真・排気を調節する)

スプーンとカバーをはずす
ちょうどいい煎り加減になったら、スプーンとカバーをはずします。 (とーぜん、これをはずさないと、ドラムがはずせない)
つぎに、ドラムをはずして熱いコーヒー豆をざるに移します。
(写真・スプーンとカバーをはずす)

コーヒーをざるに移す
あわてずに、確実にざるにコーヒー豆を移します。 (別にそんなにあわてなくても良い)
ドラムを焙煎機に載せてコックを閉じます。 焙煎機は、まわしっぱなしにしておいてください。
(写真・コーヒーをざるに移す)

うちわでひやす
あとは、がんばってうちわであおいでコーヒー豆をひやします。 冷えたらできあがり
ちなみに、焙煎の基本は火力でコーヒーを作り排気で味をつくるです。 これは、強い火力を使っても弱い火力を使ってもコーヒーは出来ます。 しかし、決まった化学変化のプロセスをおこなうのには、時間というものが 大切になります。このええころを見つける事がまず第一。 そして、成分を過不足なく化学変化させるの大切なのが排気なんです。 コーヒーの成分を飛ばす飛ばさない火をコーヒー豆の芯までいれる いれないを決めるのがこの排気の調節なんです。
(写真・うちわでひやす)

最終更新日:2016年 9月 28日 (水)
