珈琲を抽出していてけっこう誰もが経験していることなんですが珈琲が球状になって液面を滑っていくような現象・・・・マランゴニ効果
マランゴニ効果とは、液体の表面張力の差によって流れが生じる現象のことです。 ドリップしている最中にお湯がコーヒーの表面を滑るように球状のものは、お湯とコーヒー液の表面張力の違いによるものです。 お湯が注がれた部分では温度や濃度の違いが起こり、それによって表面張力が変化し、液体が特定の方向に流れます。
ドリップコーヒーの場合、特に粉の抽出が進むにつれてコーヒー液の濃度が変わるため、マランゴニ効果が著しく現れることがあります。
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この実験で使った装置
これをどうやったらうまく撮影できるかを色々とやってみました。ラボジャッキを使って高さを変化させて液面にぶつけてみてわかったのは液面に一滴の珈琲をのせるような感じでやるとうまくいくことがわかりました。そこで液面が固定できるように抽出液がこぼれるような装置にしました。抽出をやめるとだんだん下に落ちる珈琲液が減ってきてある程度減ると一滴づつ落ちるようになります。
この時に結構簡単にこの現象をつくりだすことが出来ます。