34cmの立ロシを使ってみた感想

この頃・・・朝の珈琲を立ロシでつくっているんです。
20杯用の金枠でカナワンも使わずにやっています。
一つに週刊フレーバーで単にネタで取り上げたのが発端だったんです。
たまたま会長に指摘を受けて立ロシと金枠で珈琲をたてた時にけっこういい感じだったんです。
どういい感じだったかというと・・円錐ペーパーよりも横に広がる感じあったのです。
つまり・・・粉に無理させずお湯が粉の中を通る感じがけっこうよかったのです。

まぁ・・5杯のペーパーが何度かはじける事件があったのも
問題だったんですけど・・・

最初は折り紙ドリッパーでひだを調整して金枠に取り付けるのが理想だと思っていたんですが
普通の四つ折りで対応したぐらいの方が大量だしには良いかもしれないとちょっと感じでいます。
折り紙ドリッパー方式ではひだのサイズが大きくなり過ぎて金枠に収まりきらなくなる可能性があると思うのです。それに対して四つ折り方式ではあまりひだの影響が無くなってちょっと広がる程度の影響で済むと思うのです。

ネルもそうですが布の張力で支えるのは無限に広がるゴムの様ではなくある程度広がる感じがいいのです。そのためには大きくひだを使う折り紙ドリッパー方式では都合が悪いのです。

ただし・・・一杯程度の場合はひだの高さがあまりないことと粉の拡がろうとする圧力が強くないのであまり問題がなさそうな気がします。

とりあえず今度39㎝の立ロシを取り寄せて使ってみていろいろと実験してみます

穴あけ君ペンタイプ、販売開始!!

最近の流行は、「TOTRON」ですが・・・

販売開始する迄には、もう少し時間が掛かりそうです。

それまで待てない方には、是非、「穴あけ君ペンタイプ」をお使い頂ければと思います。

TOTRONに似た香味が楽しめます!!

ご使用方法は、金枠にペーパーフィルターをセットし、「穴あけ君ペンタイプ」の針で
ペーパーに数か所、穴を開けるだけです。とっても簡単です!

是非、お試しくださいませ。

カナワンの価値

カナワンは、10杯用のペーパーで20杯を抽出できる道具です。
今まで通りに20杯のペーパーがあるのならば、それを使っておけばいいわけです。
20杯のペーパーが無くなった以上何とかしなければならないのでカナワンはできたのです。
つまり・・・大量だしをやるとなるとカナワンを使う方法以外はないわけです。
(松屋式の場合)
カナワンを使えば大量の粉を使っても粉が淵からこぼれることはありません。
ペーパーのように折れ曲がることがないのて非常に安心感があります。

その代わりにペーパーのチャック部分の弱さが問題となるのです。
大量だしの場合チャック部分高い圧力がかかりはじけちゃうわけです。

そこでそれを防ぐためにとめるくんが開発されました。

カナワンととめるくんのセットで最強となるわけです。
その場合は、3リットルの計量カップを使うとアイスコーヒーやポットサービスのようなときに大活躍です。

金枠にリングを取り付けている工程

とめる君とカナワン、販売開始!!

とめる君とカナワンを販売開始しました。

とめる君の単体販売はございません。予め、ご了承くださいませ。

また、お得なセット商品もご用意致しました。

どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

とめるくんの接続方法

だいたいとめるくんの使い方も完成に近づいた気がします。
特にとめるくんと金枠の接続はこれしかない気がします。
Sカンによる固定・・・・

その時に問題となるのがはめ込み方なんです。
Sのはめ込み方で微妙にペーパーが差し込みにくくなるのです。

今日・・・朝の珈琲で完成品でコーヒーをたてようとしてペーパーがうまくはまらなくて今までの金枠を使って珈琲をたててごまかしたんです。(スマートに販売に持っていきたかった・・残念)

こんなことで作業性が全く変わるのです。
これだからものづくりは面白いのです。
どこまで深く考えているかが問われるのです。

どれだけ実験を繰り返したかが問われるのです。

あとはこのパターンでいくつか作って個体差が出るかどうかを検証してみたいと思います。

たぶん・・・こちらのつけ方になると思う 
こちらの取りつけ肩の方がペーパーを差し込みにくいことが分かった

明日の朝は、この「とめる君」!

こんばんは。。

このところ、地味にとめる君の検証をしていますが・・・

とめる君を地味に検証vol3

どうしてもリング部分を変えたくて、リモート指示で作ってもらいました。。

最強と思っている形・・・

ということで、明日の朝は、この「とめる君」でポットの珈琲を淹れることになりました。

お楽しみに!

とめる君を地味に検証してます!

こんにちは。。

とめる君の販売に向けて、地味に検証してます。

課題は、「ペーパーフィルターの取付方法」と「とめる君の外し方」です。

外し方は、フォークを使って、「下から外す」ことになりそうなのですが・・
取付方法がまだまだ納得いかないというか、決めきれないというか・・・

決まれば、とめる君、カナワンの販売をスタート致します。

ゆる~く見守っていてください。お楽しみに!

とめる君を地味に検証vol1
とめる君を地味に検証vol2

カナワン用治具

カナワンを本格的に作るには当然治具が必要となります
単に一つだけならばそこまではいらないのですが、ある程度の量をつくるとしたら必ず治具の製作が必要となります。
治具があるかどうかは作業性が全く違うのです。

リングを固定するための治具

実はこのリングの取り付けは、このリングをしっかりと金輪に押し付けた状態をつくらないとうまくつかないのです。そのためにセラミックボードに溝をつけてリングを固定しているわけです。
これで作業効率が格段にアップすると思います・。

金輪にリングを当てた状態

カナワン製作中 

やっと・・カナワンを製作し始めました。
やる気がでて・・・
作るノウハウもじっくり考え・・・
作業台をかたずけ・・

エンジンがかかる前にガソリンが切れました・・

とりあえず材料を注文して水曜日に作ろうと思います。

一応2セットはつくりました。

  

ペーパーの内部の話

現在実験しているのはペーパー内部の状態を調べること・・・
これがけっこうおもしろい
松屋式で何分蒸らしをすると完全に粉が水より重たくなるかを可視化できる可能性があるということです。水より軽ければ粉は浮くわけだし重ければ粉が沈む
すごく当たり前で誰でも理解できること・・・・
そんな当たり前を可視化してみたい。

蒸らし3分で松屋式

松屋式で3分蒸らすとコーヒーの粉が水より重たくなって下に沈むようになります。
粉が水より重い状態では微粉も動かないので目詰まりも起こらずにスムーズにお湯が流れるようになります。粉が浮くかどうかが松屋式では問題となるのです。粉が浮かないことが大前提の抽出方法はけっこう珍しいと思います。

蒸らし30秒で松屋式

30秒蒸らして松屋式では、抽出に入ったときに全体に白っぽい泡が内部に存在することがわかります。
そして水位が上がることにより粉が浮いてきているのがわかります。
つまり、この泡が珈琲の抽出を邪魔しているということです。

3分蒸らした場合ではこの白い泡が出なくて抽出の邪魔をするものがなくスムーズな抽出ができるのです。