松竹コンボドリップ

(松屋・竹田コンビネーションドリップ法)

竹田さん(ネルドリップの名人)をうちの店に招いてネルドリップを教えていただきました。
いゃあ・・・いろいろな人のいれ方をみると勉強になるもんですねぇ・・・・
その中で・・・ひとつの傾向に気づきました。
なぜ、松屋式ドリップではコーヒーが長持ちするのに竹田式では長持ちしないか・・・
なぜ、竹田式ではコーヒーがにごるか・・・
しかし・・・竹田式にはすばらしい特長があるんです。
それは・・・力強さです。
プロと素人を分けるような力強さです。
松屋式は、コーヒーが長持ちしたり濁らないなどの長所がありますが 竹田式のような力強さがない・・・・
その差はなんだろうと考えたときに・・・・
いゃあ・・・判っちゃいました。
てなわけで、松屋式と竹田式のいいとこ取りのドリップ法
名付けて・・・
松竹コンボドリップ
(松屋・竹田コンビネーションドリップ法)

ちなみに・・名付け親は、うちのかくしだま「S」くんです

松竹コンボドリップのやりかた・・・

基本は、松屋式ドリップです。
人数分の半分まで抽出するのはまったく松屋式ドリップです。
問題はそのあとで、通常の松屋式ではお湯で薄めちゃうんですが、 松竹コンボドリップでは薄めません。
そこからは、竹田式ドリップのようにやわらかく粉をかくはんするような抽出法で 残りの半分を抽出します。
(花びらを描くような感じてお湯をさします)
たった、これだけ・・・・

この抽出法の理論的裏付け・・・

松屋式ドリップは、粉をまったく動かさずに溶け出しやすい成分だけを抽出するやり方です。
これは、うまみは溶けやすくはやく溶けるという原理を使っています。
そして、途中でやめるのはその後に不純物が溶けてくるからです。
しかし、この方法にはひとつの欠点がありました。
コーヒーのオイル分はかくはんでしか溶けないということです。
そして、不純物を溶かさずにコーヒーのオイルを溶かすには竹田式のドリップを応用するに限るのです。
つまり、竹田式注湯法を利用するとコーヒーに余り刺激を与えずにコーヒーの粉を均等にかくはんすることができるのです。
(松屋式で前半の抽出をやるとペーパーの目詰まりがなく、竹田式注湯法を使ったときに湯のとおりがいい)
実際に松屋式で半分抽出した後、他のサーバーに移してそのまま松屋式のお湯のさし方を続けると いやみがでてきますが、サーバーのコーヒーは透明なんです。
ところが、竹田式で後半を抽出してみると明らかに松屋式の後半と違い濁るのです。
そして、飲んでみると、オイル分を感じるのです。
つまり、このオイル分こそ松屋式でどうしてもだせなかった成分んなのです。
その成分を意図的にだすことが可能になった・・・・
いゃあ・・・・竹田さんをわざわざ呼んだ甲斐がありました。

ちなみに・・・和食を食べた後のコーヒーは今までとおりの松屋式の方があうようです。
(「S」くんと、「G作」でご飯を食べた後、店に戻ってきてコーヒーを飲もうと思ったときにそうおもいました)

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)