フレンチプレスの改造

現在売られているフレンチプレスは・・・
アミの部分が細かいことと・・・
アミが平らであること・・・
この2点が気になります
これは・・・
プレスが単なるロカキとしてしか考えていないからいです
(別にそれでよければいいんですけどね)

それで・・・ぼくなりに改造してみました
ちなみに・・抽出の基本はフレンチプレスのいれ方 を参考にしてください

左・通常 右・つくったアミ

アミのアップ

フレンチプレスのアミをかえる

プレスの抽出で微粒子感はコーヒーの微粒子が原因ではなく
コーヒーのかくはんが原因であると考えています
つまり・・コーヒーの微粒子などはカップの中に入っても何も問題はないのです
それと・・・コーヒーの微粒子はロウ質の部分ではなく
コーヒーの豆の内部の部分であることが多く豆の内部は水を吸いやすく
カップのそこにすばやくとごってくれて飲みにくさには関係がないと考えました
そう考えれば・・・ガスが抜けやすい程度の荒いアミのほうが有利です
そこで茶漉しをばらしてつくってみました

ガスもスムーズに抜けて非常に調子いいです

アミのバルーン

ガスを外に逃がすためのもの

アミのバルーン
コーヒーの粉を水面よりも下に押し下げる部分のアミです
これは下に凸の状態にアミをしてあります
これは・・・コーヒーからでたガスを抜くときに 容器との接触部分が一番抜きやすいからです
そのためにガスが外へ逃げやすいようにつくりました
ガスができるだけ短時間で抜ければ抜けるほどお湯とコーヒーが接触しやすくなります
いかにスムーズにガスを抜くか・・・
この工夫がプレスを発展させるかどうかの鍵となります

ちなみに・・・このアミのバルーン構造は・・・
ぼくが20年前に発明したサンドイッチ抽出法で使った技術です

最終更新日:2016年 9月 29日 (木)