春日井の「I」さんから焙煎機をみてほしいと電話がありました・・・
おもしろそうだったので・・・・OKをだしました・・・
いゃあ・・・来てみるとおもしろい焙煎機でしたねぇ・・・・
モーターは・・・・電動のドリルを使っていました・・・
それも・・・めちゃめちゃショボイやつ・・・・
(ただし・・・スピードコントローラーがついていたりする・・・)
温度計の取りつけ方も斬新だし・・・おもしろかったです
ただ・・・残念なのはコーヒーの味がいまいちだった・・・・

(写真・買った当時の焙煎機)

(写真・ドラムだけを使用)
焙煎機の基本構造
この焙煎機は、家庭用のガスコンロに取り付けるような構造になっています。
つまり・・・・ドラムの部分がコンロにのって、ドリルの部分がもうひとつのコンロの上にくる・・・
かんたんにいって・・・めちゃめちゃでかいということです。
温度計部分は・・・
ちょうつがいで温度計を治める部分が下におりてきて温度計を突っ込む構造で・・・
豆をスプーンで取るときには温度計をはずして温度計のついているふたをはずして豆をみる構造です・・・
(この部分がひじょうにおもしろい斬新な構造だと思いました・・・)
ただし・・・・この構造は、けっこうめんどくさいのであまりオススメできません
ぼく的には・・・メカっぽくって好きですけどねぇ・・・・
あと・・・・えんとつの上に煙の量を調節するダンパーが取り付けてありました・・・
ただ・・・ダンパーとして考えるのならば・・えんとつの先端でなくて根元の部分で開閉した方がいいと思いました。

(写真・横から)

(写真・カバーを開いた状態)
この焙煎機の欠点・・・
この焙煎機のカバーは、けっこうでかいです。
容積もあります。
この場合、容積が大きいのは問題ないのですがドラムと横の壁の隙間の大きさは問題だとおもいます。
つまり・・・通常のコンロの炎は斜め上に向かって飛び出します。
その状態で、ドラムと壁の隙間が大きいとドラム内を熱風が流れずに壁との隙間をとおってしまうと思いました。
つまり・・・
熱風はドラム内を通過しなければ意味がないのです。
そういう意味では、たこ焼き焼き機のバーナーは、いいと思います。
なぜならば、ドラムに向けて直接炎を当てる構造だからです。
もし・・・焙煎機の改造を考えている人は、たこ焼き焼き機のバーナーを使うことを勧めます。
最終更新日:2016年 9月 29日 (木)
