【DFR環】インドネシア クリンチマウンテン コピ ジェルク Natural[Dark]


【インドネシア クリンチマウンテン コピ ジェルク Natural[Dark]】
生産国 :インドネシア
エリア :スマトラ島 クリンチマウンテン周辺
生産者 :ALKO生産者組合と関係する生産者グループの農家さんたち
標高  :1,300~1,650m
品種  :シガラルタン、アンドゥンサリー 他
精製  :ナチュラル(天日乾燥及びグリーンハウスでの乾燥)

¥2,200¥3,800 (税込)

商品コード: DFR-KERUNCI-N カテゴリー:

説明


【動画:新作珈琲の試飲】

「甘い香り!ミード(蜂蜜酒)」
「Kopi:珈琲」「Jeruk:みかん」という名を持つクリンチマウンテンのNaturalです。

昨今、クリンチマウンテンはインドネシアの中でもブランドが確立したように感じています。
過去に当店でもクリンチマウンテンを扱いましたが、
豆は硬めで、スマトラ式精製特有の「アーシーさ」が少ない、綺麗でクリア珈琲です。
インドネシアのアーシーさが好みの方には物足りなさを感じるかもしれません。

商品名にある「Jeruk:みかん」のような酸味より、この珈琲は、Natural精製特有の「香を楽しむ珈琲」です。

これからの季節、アイス珈琲を飲まれる方が増えますので、アイスでもホットでも楽しめるよう、深煎りにすることにしました。

生豆の時点でNatural精製の甘い果実香を放っていました。
深煎りにして燻り香はありますが、Natural精製特有の芳醇な甘い香りが一際、強く漂います。
深煎りにしても苦味を抑えるよう工夫していますから、苦くはありません。

甘い香りが魅力的な深煎り珈琲が完成しました。

焙煎後、試飲していると、Coffee Pro TVで蜂蜜を入れて珈琲を飲んだ後の中川さんが
「この珈琲は、はちみつレモン」だと珍しく珈琲を表現してきました。

はちみつのような甘味は納得できるのですが、
・レモンの酸味はちょっと違うのではないか?
・どちらかというと香はお酒っぽいのではないか?
と意見を伝えましたが、中川さんは直前に蜂蜜を入れて珈琲を飲んでいて
「蜂蜜」の印象が鮮明だからと、これまた珍しく評価を譲らないのです。。

相互の評価を合わせて考えると「蜂蜜のお酒」がこの珈琲の香味にピッタリなのですが、
「蜂蜜のお酒」はそもそも世の中に存在するのか?となりまして・・・

調べてみると、あるではないですか!「蜂蜜酒(ミード)」。
ミードは最古のお酒と知られ、クレオパトラも愛飲していたそう。。

ということで、取り寄せて、香味を調べてみました。

ミードから立ち昇る香は、正にこの珈琲の甘い香り。。
Natural精製の芳醇な香りをいくつか表現してきましたが、
これまでで最も香の質が似ており、ピッタリな香りでした。

ミードそのものは、珈琲の甘味と比べて、かなり甘めでしたが、
さらりとしたのど越し、甘味の質もかなり似ており、最適なフレーバーだと実感しました。

そんな極上の甘い香がアイスでもホットでもお楽しみ頂けます。

お試しくださいませ。

このミードはアルコール感が少なく、さらりとしているので、ジュースのようにガブガブ飲めてしまうのですが、
そんなところも似ておりまして、美味しくてガブガブ飲めてしまいます!!

===生豆商社の説明===
クリンチの女性たちがつくるナチュラルのコーヒー

【香味コメント】
フレーバーノート:citric (日本のみかん), grape, good-acidity, well-fermenty, round-mouthfeel

みかんのような甘さのある柑橘系のフレーバーが印象的です。
アフターにはインドネシアの人たちがよく食べている「テンペ」という発酵食品のような、発酵感も感じられます。
インドネシアで食べた何かの味がする……と、訪問した時のことが思わずよみがえってきました。
グレープっぽさも感じるナチュラルらしい味わいです。
クリンチで課題だったのが見た目の問題。
比重選別とハンドピックをより念入りにしてもらったことで改善しています。

スマトラ島の富士山、クリンチマウンテン
インドネシアのスマトラ島にあるクリンチマウンテン。
標高3,000メートルを超え、現地で「神の永住地」とも呼ばれる美しい山で、
国立公園にも指定されています。
山の高さも、形もまるで富士山のよう。
そのクリンチマウンテンのふもと、標高1,500メートルほどのところで
コーヒーが栽培されています。
カユアロ地域、カユアロバラット地域、グニュントュジュ地域の3つに
またがる地域一帯がコーヒーの生産地です。
霧がかかっているかと思うと青空が顔をのぞかせ、
晴れたかと思うと雨が降る、天候の変わりやすい地域です。

年中が収穫期 
人々は、山から流れてくる水を農業や生活用水に使い、
山の自然の恵みとともに生活を営んでいます。
広大なクリンチマウンテンを望むその裾野には、
じゃがいもにキャベツ、唐辛子などの農作物と一緒にコーヒーの木が
植えられている畑が広がっています。
見渡す限り一面に広がるお茶畑も印象的な光景です。
この地域では年間を通してコーヒーの収穫が行われます。
「これはあと2か月後に収穫するもの、これは4か月後、これは9か月後かな……」
同じ1本の木に小さな蕾も、花も、みどりの実も、黄色い実も、
もうすぐ収穫を迎える赤い実もなる様子はこの土地ならではの様子です。


コーヒー生産で活躍する女性たち
今回のロットから麻袋のバッグマークをリニューアル。
このコーヒーをとりまとめ、届けてくれたアルコ生産者組合で
働く女性スタッフや、提携する女性グループの生産者さんに
フォーカスしたデザインにしたいというアルコ生産者組合側の
アイデアを受け、新しいデザインに一新しました。
左から順に、アルコで農家さんやコレクターさんとのやり取りや
輸出のための書類作成などを行っている働き者のププさん、
アルコの環境保全部門のリーダーを務め、コーヒー農園と
ゲストハウスを運営しているしっかり者のエルナさん、
アルコの経理のお仕事を担当しているお洒落でお茶目なセルヴィさん、
地域の女性生産者グループのリーダーをつとめる優しいお母さんのスマルニさん。
それぞれ0.5ヘクタールから2ヘクタールほどのコーヒー農園を所有し、
地域の生産者グループに所属するコーヒー農家さんです。
今回は、彼女たちの所属するグループで生産したコーヒーを
まとめたロットをつくりました。
タバコをぷかぷかと蒸かしながらおしゃべりに花を咲かせる男性陣の後ろで、
せっせと手を動かす女性たちの姿が印象的。
きっと、これからもおいしいコーヒーを届けてくれるはずです。

追加情報

内容量

200g, 100g

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