説明
喫茶店などでよくみられた手付きのネルフィルターです。
これは、取っ手が外せないタイプです。
ネルは、使えば使うほど布の繊維に珈琲のオイルがなじんで珈琲の持っているオイルが通るようになります。
いわゆる水と油の反発力の弱いフィルターと育っていくわけです。
ですから、使えば使うほどにオイル感のある珈琲に育っていくわけです。
では、どのぐらいネルは使えるかというと
ネルがへたって珈琲の表面に油が浮いてきたときには限界と考えていいと思います。
逆にいえば、そうなるまでは丁寧に扱えば何年も使えるフィルターであるといえます。
手入れとしては、お湯を通しながら歯ブラシなどで起毛に沿って優しくブラッシングして
あとは繊維に付いた珈琲の油が酸化しないように水の中に入れて冷蔵庫で寝かせておくことです。