説明
【動画:本焙煎】
【動画:試飲】
「ポイントは高温の湯!モカ風味のGeisha」
新作珈琲を作る際、必ず、エチオピア産珈琲をご提供してきたことにお気づきでしょうか?
今回の新作エチオピア産珈琲は、「ゲイシャ」です。
エチオピア・ゲイシャは第2弾となりますが、今回は「ベンチマジ・カルマチェ・ゲイシャ」です。
ベンチマジ地区は「Gesha Village」による「ゲイシャ発祥の地」として宣伝され、有名となった地域です。
カルマチェ農園は、2017年にゲイシャ栽培を目的に作られた農園です。
ゲイシャ栽培が目的とあって、前回「It’s Mocha」として販売した「ゲレザ農園のゲイシャ」より
分かりやすくゲイシャのフレーバーを感じることができます。
ただ、様々な生産国でゲイシャが栽培されるようになりましたが、パナマ産ゲイシャとは違い、
生産国の風味がゲイシャ・フレーバに混在します。
エチオピア産ゲイシャはモカ風味、ブラジル産ゲイシャはブラジル風味のように、
どうしても生産国ならではの風味が混在するゲイシャとなりますから、
ゲイシャも生産国によって、風味が変わることを前提にお楽しみ頂きたい珈琲です。
ゲイシャ・フレーバーを極力、引き出し、モカの香味が綺麗に立つよう、浅めの中煎りに焙煎しました。
抽出のポイントは、「高温の湯を使う」ことです。
柑橘系の甘酸っぱいゲイシャ特有の香りがより一層引き出せます。
高温の湯を注すと、柑橘系の甘酸っぱいゲイシャの香りが立ち昇ります。
明るく華やかな酸味と果実が完熟を迎えたような芳醇な甘味が、香りと味で押し寄せてきます。
パナマ産ゲイシャがレモンティーなら、ベンチマジ・ゲイシャは、「ゆず」です。
完全に冷め切ると缶詰パイナップルのような香味を感じられます。
甘酸っぱいフルーティ珈琲の代名詞「エチオピア産ゲイシャ」です。
酸味好きな方に、是非、飲んで頂きたい逸品。
ご賞翫くださいませ。
===生豆輸入業者の説明===
【エチオピア・カルマチェ農園】
ゲイシャの故郷と言われるBench Majiに位置するカルマチェ農園の歴史は新しく、2017年に始まりました。
緑豊かで、同地区の中でも標高が約2000mとかなり高く、降雨量もゲイシャ種栽培に適している事から、
それまで更地だった土地にゲイシャ種を植えたのが始まりです。
同農園オーナーであるトラVン社はこの環境がコーヒーにとってベリーやグァバのような果実感を増幅させるのに最適と信じ、
事実生産されるコーヒーはフルーツ感に溢れ良質で複雑なフレーバーを有します。
カルマチェ農園は、Bench Majiに高い魅力を感じているトラコン社の同地区2つ目の所有農園です。
農園経営のみならず、品質に欠かせないドライミル(選別工場)も自社で所有し、チェリーから生豆迄のプロセスを一気通貫で行うなど
品質を最大限に高めることに強いこだわりがあります。