【珈琲遊戯】 ファンキーパンキー 100g

ニカラグアの銘園リモンシリョのスペシャルティ。
トロピカルで濃い甘酸っぱさが風味の特徴です。
その独特さから名付けて「ファンキーパンキー」

◆豆のみ(挽き売りなし)

¥1,700 (税込)

残り在庫2個

商品コード: ksj-funkypunky カテゴリー:

説明

〔精製について ファンキーナチュラルとは?〕
当ロットは、プラスチック・タープに入れた選別後チェリーを、摂氏38度以下の高い外気温のパティオで36時間発酵させ、過発酵を防ぐため常に監視・管理をしています。
発酵後、パティオからアフリカンベッドに移して計32日間をかけて水分値12%まで乾燥させます。
生豆選別の際、適量の“sour beans”をあえて残しておくことがカッププロファイルの向上に貢献していることが実験を経てわかりました。その“sour beans”の存在が加工方法「Natural Funky(変わり者)」の由来です。
(ミエリッヒ & 商社の言い分)

リモンシリョ農園の経営母体ミエリッヒによる独特の精製「ファンキーナチュラル」、その2020年以前のロットは明らかにワザと過発酵させて臭く臭く仕立てていました。
その強烈にド臭いところを‘Funky’(変わり者)としていたハズですが、今般のロットは良くも悪くも以前とは全く異なる仕立てになっています。
たぶん(クサヤとかドリアンとかみたいに)好き嫌いがハッキリ分かれてしまうほど強烈な臭いは行き過ぎたと思ったのでしょう。
‘Funky’(変わり者)の由来を《適量の“sour beans”をあえて残して》などと言い換え始めたのです(笑)。
そのせいでしょうかか、とんでもなく精製ムラがあって見面の揃いが極めて悪い…。
ま、味わいが独特であることは今も変わらないものの、より爽快に飲みやすくなったので良しとしましょう。
(珈琲遊戯の言い分)

〔品種について エチオサルとは?〕
‘Ethiosar’(エチオサル/エチオサール)は、ミエリッヒが推しているF1のハイブリッド系の品種です。
スーダンルメとサチモールを交配させてからビジャサルチと戻し交配させて作出した品種。
ミエリッヒが作付けを増やしているのは、サビ病耐性にも高温耐性にも優れていて多産で多収だから。
おまけに味も良いと言い張っています(某オークションでスコア90以上を獲ったとか)。
実際、味は素直で良いものの、まぁ他のブルボン系統とかに肩を並べるくらいと、珈琲遊戯では捉えています。

【生豆と焙煎の仕立て】

ニカラグア共和国 マタガルパ地区
 エル リモンシリョ農園(ミエリッヒ傘下)
 エチオサル ファンキーナチュラル(乾式精製)  100%

直火の手廻し釜で火力一定の「一本焼き」、19分10秒で深めの中深煎りに仕立てました。
‘ファンキー’とはいうものの精製による発酵臭はかなり抑えられています。
むしろ甘みのあるフルーツビネガーと乳酸飲料を合わせたような香味が特徴です。
トロピカルに甘酸っぱいスペシャルティ「ファンキーパンキー」、ご笑味ください。
 
※原料精製の特殊性により焙煎豆も豆揃いが悪くて色ムラがすごいです。ご承知おきください。