説明
珈琲遊戯の「ゲイシャル コーヒー」(Geishall Coffee)シリーズの第1弾です。
【生豆と焙煎の仕立て】
グアテマラ共和国 ウエウエテナンゴ地区
エル インヘルト農園 ルビー ゲイシャ
マラウィ・ゲイシャ ナチュラル(乾式精製) 100%
直火の手廻し釜で火力一定の「一本焼き」、焙煎時間は18分20秒。
グァテマラの銘園エルインヘルトがマラウィ由来のゲイシャ種を栽培して、熟したコーヒーチェリーの色が輝くルビーのような色になることから「ルビー ゲイシャ」と名付けて、バカ高く取引されている生豆が原料です。
バカ高いからかどうかはわかりませんし、意図的な着香系の発酵臭も少し付されている乾式精製なので、どこからが品種由来でどこまでが精製由来なのか、はっきりしないところもありますが、そんなことはどうでもよくなるほど今般のロットは、とにかくうまい!
浅めの中深煎りにしましたが、それでもベリー系の甘酸っぱさが出ています。
淹れたての熱いうちは、甘酸っぱくて美味しいけれども、パナマ系のゲイシャ香はほとんど感じません。
ところが冷めてくると、紅茶っぽくてジャスミンっぽいゲイシャの香味が感じられますし、甘さが増すことはあっても濁った渋味が増したりはしません。
総じていえば、「世間が抱くイメージのゲイシャの中のゲイシャ」ではありませんが、「ゲイシャという名のコーヒーとしておそろしくうまい」のです。
とにかくうまい! ご笑味ください。