説明
【動画:試飲】
手元選別したピーベリー(丸豆)ばかりで構成したコーヒーは、
フラットビーン(平豆)主体の視点からいえば、ある意味で
‘残飯’に等しいものなのかもしれません。貧相だろ?
「愛と勇気だけがトモダチ」などという実に哀れむべき漫画を
描いた者のドラマ「あんぱん」の貧相さに負けないように、
こちらは「かなり貧相な喫茶店 ざんぱん」と名付けたのです。
ネガティブ発信が嫌いな積極バカは飲まなくてよろしい。
とにかく甘苦いことが大前提、斬新な香りもあれば尚好い。
進取の気概に富んだコーヒー愛好家にこそ味わってほしい。
【生豆と焙煎の仕立て】
インドネシア共和国 スマトラ島 リントン地区
マンデリン トバコ G1
ティピカ他(?) ギリンバサ(スマトラ式精製)
ピーベリー(手元選別) 50%
ブルンジ共和国 カヤンザ地区・ムインガ地区
ホラママドライミル(ココカ生産組合連合)
ブルボン他 ウォッシュト(湿式精製)
ピーベリー(手元選別) 50%
ピーベリーばかりを手元選別した2種類を混合焙煎、
直火の手廻し釜で火力一定の「一本焼き」。
焙煎時間20分21秒で、深煎りに仕立てました。
マンデリンとホラママ、甘苦さの質が全く異なる2つの豆が
互いのカドを打ち消し合って口当たり良く調和するゾーン、
その僅かなピンポイントを狙って仕立てたブレンドです。
通常では考えられない(ってか巷のコーヒー屋はやらない)
「ざんぱん」…本当に貧相なのかどうか、ご笑味ください。