その前に、3月30日の実演と4月12日のエスプレッソ教室の件、どうかよろしくお願いいたします。
ではでは引き続き、僕が松屋式ドリップを好きな理由を伝えさせていただきます。
前回からの続きとなります。

ここでコーヒーの濾過槽を、ものすごく強引に5層に分けて考えてみます。
第1層を通ったお湯は浸透圧によって少しコーヒーが解けた液体となり、第2層に流れていきます。
同様に第2層・第3層と通っていく間にお湯はどんどん濃いコーヒーとなっていきます。
※ちなみにこれは専門的知識を全く持たない僕があれこれ考えて出した答えであり、科学的根拠があるものではございません。
お気をつけ下さいませ。
ここで浸透圧を僕なりに説明させていただきます。
浸透圧とは誤解を恐れず簡潔に言うと、中和する作用。
浸透圧によりコーヒー成分が溶け出た液体は、注がれるお湯よりも濃いとは言えるものの、濾過層を通過しながら徐々にコーヒー液として出来上がって行くと言えます。
濾過層が薄い場合は薄いコーヒーになりやすく、濾過層が厚い場合は濃いコーヒーになりやすいと覚えておくと、抽出の仕組みや注湯のポイントが理解しやすくなると思います。
ここでさらに僕の考え方を知ってもらうために、僕が以前描いたコーヒー抽出に関するイラストを載せておきます。
少し読みにくい部分もありますが、良かったら読んでみて下さい。









いかがでしょうか?
こんな感じですが、間違っていたらごめんなさい。
とは言え、僕はこのように、いわゆる「普通のドリップ」の抽出を理解し、今までやって来ました。
さて、今回はここまでにしておきます。
僕がコーヒーを学びながら、色々と悩み考えた結果がこのような理解となりました。
コーヒーを学び始めた方の一助にはなれるかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございます。