のんびりブレンド作り日記②

昨日の続き…
「深煎りの珈琲豆で作ったブレンド」を飲んでみて感じた違和感の正体とは。

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皆さんはスコッチウイスキーはお好きですか?
僕は好きでした。
スモーキーなピート香が特徴的で、その中でもラフロイグを好んで飲んでいたと記憶しています。
しかしそれも、僕がまだ健康だったころのお話。
お酒を飲まなくなってもう何年経つのだろうか…。
しかもコーヒー業界から退いた後はカフェインを制御していたため、普段の飲み物はルイボスティー。
実は、お酒もコーヒーも僕の生活の中には皆無でした。

そんな中で久しぶりに飲んだ深煎り豆で淹れたエスプレッソは、とてもスモーキーに感じられます。
苦いのではなく、飲んだ後に鼻に抜けるスモーキーな余韻…。
それが、苦手になっている。

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はい、その違和感の正体とはものすごく個人的な理由でした。
スモーキーな『余韻』がどうしても苦手。
これはもう個人的に苦手なのだからしょうがない。
そのあとも何個かブレンドを作って飲んでみましたが、「これは!」と思えるものは少ししかありませんでした。
まぁ、少しですが美味しいと思えるブレンドを見つけたので無駄ではなかったのですが、この作業に数週間使ってしまいます。
その結果、僕の出した答えは、「中煎り豆だけでブレンドを作ろう。」と言うもの。

ここで、「なんで中煎り豆と深煎り豆をブレンドしようと思わないの?」と疑問に感じられた方はいらっしゃいますでしょうか。
これもまた個人的な理由なのですが、僕がまだ現役でバリスタをしていたころ、
エスプレッソ用のコーヒーグラインダーには、ホッパーというコーヒー豆を入れておく場所がありました。(今ももちろんあります。)
そこに深煎りのコーヒー豆を入れておくと油(コーヒーオイル)でギトギトになりホッパーが油で汚れてきます。
豆も固まりやすくなり、挽いた粉もサラサラ感がありません。
なんとなく嫌なのですw

「なんだそれ!」と思ったでしょ?
僕もそう思いますが、味作りの面でどうしても譲れない限りは、中煎り豆や浅煎り豆だけでブレンドを作りたいという思いは以前からあったのです。
とは言え、もし第2・第3のブレンドを作らせていただけるのなら、深煎り豆を使った物も考えたいですね。

と、長々と書いてしまいましたが、ブレンドの方向性は決まったので、次回からは【中煎り豆を試す】です。
ここまで読んでいただきありがとうございます!

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