説明
※湯(あぐあかりえんて) = Agua(アグア:水)+Caliente(カリエンテ:熱い)というスペイン語で、‘湯(ゆ)’や‘温泉(おんせん)’を表します。
J.J. Borja Nathan(ボラハ・ナサン)は、エルサルバドルのジャマテペック・アパネカ地区にコーヒー圃場を20箇所以上も運営して生産から輸出まで営んでいる、中米に拡がる多角企業グループの農業部門会社です。このなかで、地熱と鉱床によって温泉の湧く界隈のコーヒーを‘アグアカリエンテ’と名付けています。
【生豆と焙煎の仕立て】
エルサルバドル共和国 ジャマテペック・アパネカ地区
ボラハ・ナサン社所有 アグアカリエンテ精製所(ベネフィシオ)
SHG Q認証(スコア82.25)
ブルボン・パーカス他 ウォッシュト(湿式精製) 100%
生産現地で温泉を使って精製されたコーヒー原料なので、焙煎前に再び温泉を使って湯洗いすることにしました。
川根温泉(加水も加温も消毒もしない完全かけ流しの温泉:静岡県島田市)のスタンド温泉水を摂氏50度台に加温、これで手元で精選した生豆を洗って、軽く水切りした直後に焙煎。
直火の手廻し釜で火力一定の「一本焼き」、19分20秒で深めの中深煎りに仕立てました。
強烈にどこかが突出した風味特性はありませんが、爽やかな風味と滑らかな口当たりが特徴です。
温泉×温泉でスッキリしてサッパリするコーヒー、珈琲遊戯の‘湯(あぐあかりえんて)’をご笑味ください。