説明
【動画:新作珈琲の試飲】
「原点回帰の香味」
グアテマラ・エル・カルメン農園80年ティピカがなくなってから、少しずつ生豆が変わり、リニューアルも4回目を迎えました。
今回は、環ブレンドの根本をなす、ケニア・キアンヤンギがなくなったため、変えることとなりました。
前回の環ブレンド3は、コロンビア・ビジャ・ファティマ・ティピカが非常にフルーティだったため、
これまでにない「果実感」があるブレンドにしました。
少し遊び心で環ブレンドの違う一面を味わってもらいました。
飲み続けて頂いているお客様には、「いつもと違う」と感じられた方もいらっしゃると思います。
そして、4回目の今回は、初心に帰り、最初の環ブレンドに極力近づけることに努めました。
というのも、今年、焙煎所であるフレーバーコーヒーを建て替え、大きくリニューアルする予定です。
この建物で焙煎する最後の環ブレンドとなります。
そんな節目の環ブレンドですから、完全に復元は出来なくとも、少しでも最初の環ブレンドに近づけることに致しました。
以下、最初の環ブレンドから抜粋した商品説明です。
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環ブレンドのテーマは、「誰からも愛される珈琲」。
焙煎のこだわり「香の強さ」は、珈琲を挽いた時(粉で購入したお客様には、袋を開けた時)、強く芳ばしい香りが瞬く間に拡がり満たされることで体感頂けます。
抽出した珈琲からは、ほのかにドライトマトのような香りが立ち昇り、一口含むと先ず、チョコレートの後味に感じる円やかな酸味を感じます。
一瞬、酸味の強い珈琲かと感じる頃には、黒糖のような優しい甘味と珈琲らしい良質な優しい苦味を感じます。
雑味は一切感じず、酸味、甘味、苦味のバランスが取れているため、飲みやすく、すーっと口の中に滑らかに珈琲は吸い込まれていきます。
ですが、ただ、飲みやすい軽い珈琲ではなく、豊かなコクが珈琲の厚みを作っていることに気づきます。
飲み干した後、珈琲らしい残り香が余韻として長く続き、珈琲が上質であることもご理解頂けるでしょう。
飲みやすいのに珈琲としての満足感がある珈琲に仕上がりました。
飽きがこず、「いつまでも飲んでいたい珈琲」です。
まずは、このブレンドで当店の美味しさ作りを実感くださいませ。
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ブラジルをコロンビアに変更していますから、
コロンビアの酸味が加わり、やや果実味が増したように感じる方もいらっしゃると思いますが、香味は原形に近いです。
当時より透明感が増し、クリーンになりました。
近づいているのか、それとも、より美味しくなっているのか、ご確認くださいませ。
※建替えを記念して、そして、これまでお世話になった感謝の気持ちを込めて、本バージョンのラベルに焙煎機を使用しました。
ここから、どう変わっていくのか、これからが楽しみです。