説明
【動画:新作珈琲の試飲】
【動画:コロンビア・ビジャ・ファティマ・ティピカWashed サンプル焙煎】
【動画:コロンビア・ビジャ・ファティマ・ブルボンWashed サンプル焙煎】
【動画:コロンビア・ビジャ・ファティマ・ティピカWashed テスト焙煎】
申し訳ございません。撮影しわすれていました
【動画:コロンビア・ビジャ・ファティマ・ティピカWashed 本焙煎】
「大粒!コロンビア・ティピカWashed」
コロナ感染拡大、世界情勢不安、そして、天候不順等の気候変動等、様々な要因が重なり、コロナ以来、生産量は振るわず、コーヒーの生豆価格は上がり続けています。
先日、コロンビアでは過去最高値を更新したとニュースが流れたばかりです。
コロナ後、目に見える形で変わったと実感するのは、「コロンビアコーヒーの品質低下」です。
コロナ前は、香味、豆の大きさ(スクリーン)、欠点豆の混入率、価格等、生豆のグレードにより明らかに差がありました。
コロナ後は、香味、豆の大きさ(スクリーン)には生豆のグレードにより差を感じるものの、価格、欠点豆の混入率はコモディティとスペシャルティの境を
感じられないくらい差がなくなってきています。
それを実感したのが、この「ビジャ・ファティマ・ティピカWashed」です。
コーヒー生豆選定のため取り寄せたサンプルは明らかに欠点豆が多いことが気になりました。
焙煎後のハンドピックの出来で香味が変化する程で、欠点豆の混入率だけみるならば、完全にコモディティグレードです。
ビジャ・ファティマは特徴的な香味を持つコーヒーですが、欠点豆が多かったため、同じティピカ種でグレードが高い「コロンビア・エル・バルジェル・ティピカWashed(Top Specialty)」を取り寄せてみました。
コロンビア・エル・バルジェル・ティピカWashedは、欠点豆が少なく、生豆は綺麗でした。
欠点豆が少ないですから、勿論、雑味がなくクリーンです。コーヒーとしては突き抜けた香味はなく、酸味も甘味もマイルドでバランスが取れています。
香味だけみるならば、スペシャルティグレードに近いと判断しました。
生豆のグレードは香味だけでなく、欠点豆の混入率も含めて、決まります。どちらもティピカ種の大粒を用意することが出来ました。
是非、飲み比べてみてくださいませ。好みを知るキッカケになれば幸甚です。
「豊熟の甘い香り!ビジャ・ファティマ・ティピカWashed」
欠点豆の混入率は高いのですが、特質した香りがあります。
それは、「豊熟の極みまで待った果実の甘い香り」。これがなかったら、商品化はしませんでした。
この香りはどんなに丁寧にハンドピックしても消えることはありません。この珈琲の特徴です。
この甘い香りは戻り香の余韻としても感じられ、冷めるにつれ、より明確になります。
野性的な発酵系の甘い香りを嫌味に感じないよう、中深煎りまで焙煎しています。
是非、洗練された香味のエル・バルジェル・ティピカWashedと飲み比べをお楽しみくださいませ。
明確な違いがありますから、好みを知るキッカケになります。お試しくださいませ。